大学の授業にかかわる話題

授業日誌・キャリア・学びのスキルについて

26日(金)4の授業

2013年07月26日 16時33分45秒 | SUの授業
経営分析基礎
本日が学期最終授業です。
今日は、ひとりひとり名前と顔を確認し、
出席を取りました。

先週19日の授業で提出してもらった、当日の課題を返し、
これまで欠席で返せなかった分もすべて返却しました。

あとは、来週の試験のことを話し、
これを傾向と対策にしてもらいました。
ROAとROEを重点的に解説しました。

40名の出席でした。

私が大学生のときは、この時期はとっくに
下記の絵のような状態でしたが、
どこの大学も今月いっぱい、
授業やテストがあります。
本格的な夏休みは、再来週からです。

26(金)1の授業

2013年07月26日 13時05分12秒 | SIUの授業
オフィスワーク演習1

この授業も本日が15回目です。
本学では、演習科目と配置されていれば、授業内試験ができます。
それにしたがい、本日、試験を行いました。

出題は授業でやった「読んでまとめてみる」を目的に、
新聞記事から要約および設問に答えてもらいました。

読んでもらった記事は、3つの新聞コラムです。
今月21日(日)の参議院議員選挙当日のコラム
(卓上四季と春秋)を比較してもらいました。
テーマが共通でしたが、内容は当然、異なります。

もう1題は、毎日新聞の「余録」(2011年02月21日)から、 
11の設問をかんがえました。
以下、問題文を掲載します。

世の中は思いがけないことが原因で思いがけないことが起きる。
「風が吹けばおけ屋がもうかる」ということわざのいう通り。
世界を「複雑系」ととらえる学問では
「( ① )で( ② )が( ③ )するとテキサスで竜巻が起きる」
という言い方をするそうだ
▲その伝に従えば「米国で金融緩和すると( ④ )で( ⑤ )が進む」ということになろう。
(6)チュニジアに端を発した民主化を求める民衆の決起は、
エジプトに飛び火してムバラク政権を倒し、
さらにリビアやバーレーン、
イランに広がっている。
とどまるところを知らない
▲米国はそんなことをもくろんで
金融緩和をしたわけではない。
景気をよくするため、
印刷機を回して大量のドル札を刷っただけだ。
実は (7)日本や欧州の中央銀行も似たようなことをしている。
先進国のおカネが世界中に流れ出て食料や石油価格を急騰させた
▲世界銀行のゼーリック総裁は
「世界の食料価格は危険な水準に到達した」と言っている。
民衆の決起の要因のひとつが食料の値上がりなのは確かである。
マネーの力の強力なこと。
世界中をおカネが駆けめぐって波乱を起こす
▲グローバリズムとはこういうことだったらしい。
しかし因果の連鎖の行き着く先はさっぱり見えない。
パリに(8)主要20カ国・地域(⑧)の財務責任者が集まって
鳩首(⑨)協議したが、
何をしたらいいのかよい知恵も出なかったようだ
▲専門家に聞くと、イスラム諸国もさることながら
中国の(10)インフレが心配のタネらしい。
中国経済がヘンなことになると
世界経済は成長のエンジンを失ってしまう。
「(11)米国の紙幣輪転機が回ると世界が目を回す」昨今だ。


44人が整然と受験してくれました。
内容の差はあるかと思いますが、
みんな、それぞれの力を出し切ったものと思います。