ミロク文明

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国を守る

2014-02-05 20:44:29 | 危機に瀕する日本
国家の主要な活動は、国を守るための防衛や外交であり、その基盤の上に経済活動が成り立っているのです。
しかし、わが国の政治の関心は経済にのみ集中しているようです

 
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*田母神俊雄(たもがみ としお)ブログ 記事 記事一覧  
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国を守る   2010-01-11
「国を守る」とか言うと、特に若い人たちの中には抵抗を感ずる人がいるかもしれません。日本以外の国では、ごく普通に言われ、当然のことと認識されているこの言葉が、我が国においてのみ抵抗を感ずる人がいるのです。

国家の主要な活動は、国を守るための防衛や外交であり、その基盤の上に経済活動が成り立っているのです。しかし、わが国の政治の関心は経済にのみ集中しているようです。

国を守ることは、絶対に必要なことです。私たちは、外出するときや夜寝るときには家の戸締りをします。同じように国家にも戸締りが必要です。これが国を守るということです

我が国は、周囲を海に囲まれているため、我が国に侵入するには、海か空を経由することが必要です。現状では、航空自衛隊が我が国の空を監視しています。
また、海上自衛隊や海上保安庁が、わが国を取り巻く海を監視しています。従って外国の航空機や艦船が、無許可で我が国に近づくことは出来ません。

国家はその経済力に応じて国を守る努力をすることが必要です。我が国では、よく大臣などが軍事大国にはならないと言うことがありますが、経済大国は軍事大国にならざるを得ないのです
金持ちがきちんと戸締りをしなければ、犯罪を誘発することになります。経済大国が、それに見合った軍事努力をしないということは、地域の不安定要因を増すばかりです。
我が国周辺では、中国などが猛烈な軍拡をしています


我が国の合法的乗っ取りが進行中  2011-02-14

~国を守るために必要な法律は整備されない。国を壊す法としては外国人に地方の参政権を与える法案、夫婦別姓法案、人権擁護法案などがある。
外国人に地方の参政権を与えれば、日本の地方都市は次から次と、中国人をはじめとする外国人に乗っ取られる可能性が出てくる。
すでに我が国には、50万人以上の中国人が住んでおり、毎年1万人以上も増えている。こんな法案を通せば、何が起きるか少し想像力を働かせれば解りそうなものだ。

それに本国で選挙権のない中国人が、何故他人の国に来て選挙権を欲しいと言うのか。中国人は何十年その土地に住んでも、決してその地に同化しない国民性を持っている。チャイナタウンが世界中にあるのはそのせいだ
彼らは選挙権を得ても日本人にはなれない人たちである。

世界はいま軍事力を直接ぶつけ合う戦争が起きる可能性は遠のいている。
しかし、その陰で情報戦によって相手の国を戦わずしてやっつける間接侵略が毎日実行されている。
我が国政府は、国を守ることをもう一度考え直さなければならない。我が国は情報戦で破れ、我が国の権益がどんどん侵される法律を作り、我が国を守るために必要な法律が作れないという状態が続いている。
我が国が合法的に乗っ取られてしまう


核兵器について考える  2010-03-15
戦後の我が国は、アメリカの被占領国の立場からスタートした。
1952年にアメリカからの独立を果たしたが、国の守りはアメリカに頼ったままで自分の国を自分で守る体制が出来ずに現在に至っている。
政治の目標の第一は国家の独立であるが、それは自分の国を自分で守るということである。我が国は、いまなお完全な独立国家とは言えないのである。

しかし、一方では我が国は戦後類まれなる経済発展をしたために、今のまままでいいのではないかと思う国民が、逐次増加していった。これは、冷戦構造という我が国の経済発展にとっては極めて恵まれた国際情勢があったためである。~

我が国においては、国家安全保障について政治家がまともに議論することもない。従って軍事力を持つ意義、その役割などについて国民の理解が一向に進まない。
マスコミも、これをまともに取り上げることはない。軍事についてはこれを言い出すことが「危険だ!」とか「右翼だ!」とか言われることになってしまっている。~

さて、核兵器の特質を二つほど挙げてみよう。
第一に、核兵器は先制攻撃用の兵器ではなく防御用の兵器である。核戦争には勝者がいない。核兵器は、通常兵器の10万倍とか100万倍の破壊力を持つので、その一発の攻撃で大きな町が一つ吹っ飛んでしまう。~

第二には、核兵器は戦力の均衡を必要としない兵器である。通常戦力であれば1対10の戦力比では、戦力1の国家が戦力10の国家の戦争意思を抑止することは出来ない。それは戦えば戦力10の国家が勝つということが予め判ってしまうからである。
しかし、核戦争には勝者はいない。その破壊力があまりにも大きいために核兵器一発の被害にさえ耐えることは無理であるから、核の撃ち合いになれば両者負けである。~

核兵器は、今後使われる可能性はほとんどないといってよい。自らの国やグループが滅亡しても良いという覚悟がなければ使えない兵器である。
しかし、多くの国の政治リーダーがこれを持ちたいと考える。
それは核兵器が外交交渉の背後にあって国際政治を動かす発言力を担保するからである。
核を持つ国と核を持たない国との間には、国際政治を動かす発言力に天と地ほどの開きがあると考えてよい。
核武装をしなければ世界の一流国にはなれないのである。

少なくとも核保有の意思がなければ外交交渉の場で適当にあしらわれるだけである。
そして、世界の核保有国は、核を持っていない国に対して絶対に持たせまいとして、反核運動などの情報戦争を仕掛けてくる。日本はこれに負けている。
  

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