誰もが
自分の中で
自己否定をして
しまっています。
表面の
あなたを
毎日の様に
”自分は出来る”のだと
言い聞かせたり 或いは
思い込ませたりして
いるのにも拘わらず
あなたの更に
奥深い場所では
あなた自身の事を
あなたは徹底的に否定して
しまっているのです。
それは
あなたが必死で
自分に思い込まそうと
している”自分は出来る”と
言う あなたの事を揺るがし
兼ねない程までに
まるで
自信の無い感覚を
湧き上がらせて来る
場所からの正直な感覚を
消し去りたいが為だけに
あなたは
その場所の正直さを
純粋さを根絶やしにしようと
徹底的に否定を し切って
しまっています。
もしも その
正直な感覚を受け容れて
しまったら それまでの強気な
出来る あなたなど木っ端微塵に
崩れ去ってしまうかも知れないからです。
あなたが
毎日の様に自分が
出来ると言い聞かせたり
思い込ませたりしなければ
成らないのは あなたが一番
実際には自分が出来る人などでは
無い事を知っているからです。
それは
あなたの中に
何処までも正直に
成った場所の あなたの
正直な感覚が 全てを
見破ってしまっていますから
その あなたの
目までを誤魔化す事など
出来ないのです。
だから
あなたは
その 正直な
あなたの事を否定して
あなたの中へと閉じ込めてしまい
まるで亡き者の様にして扱って
来てしまったのです。
けれども
あなたの中で
否定をされ続けていた
あなたは決して亡き者になど
されては いなかったのです。
静かに
あなたの中で
生き続けていたのです。
どんなに
表面の あなたが
自分こそが本物だと
思い込もうが 偽物は
あくまでも偽物でしか
有りません。
そして
偽物が本物の事を
亡き者としてしまう事など
決して出来ないのです。
何故? あなたが
何度 言い聞かせようが
何度 思い込ませようが
本物の あなたに成る事が
出来ないのかと言うと
あなたの言う
”出来る あなた”と言うのが
何一つとして あなた自身が発見したり
編み出したりした物が無く 全てが借り物の
借り着ばかりだからなのです。
そこには
何のオリジナル性も
全く無いからなのです。
それは
あなたでは無く
寄せ集めです。
誰か彼かの
猿真似をした
物ばかりなのです。
そんなところで
あなたに何かが出来た所で
それは あなたが出来た事になど
全く成らないという事を あなたは
何処かで知っているからです。
だから
あなたは自信など
全く持てないのです。
それで
普通なのです。
それで自信を持てて
しまう方が余程 怖いです。
何から何まで
全てが あなた一人で
編み出した物など無いのです。
まだ あなたは
本当には何もしてなど
いないのです。
そんな作り物で
偽物の あなたなど
手放してしまった所に
本当の あなたは居ます。
だって
手放さなければ
本物の あなたで
生きる事を阻んでいるだけの
ガラクタの蓋でしか無いからです。
それとも
人様の借り着や
借り物の やり方で
此の場の事を片付けて
自分が やったつもりと成って
今迄の様に その場逃れの まるで
砂を噛む様な人生に あなたの手で
あなたに対して これからも して行く
つもりですか?
もう これ以上
自分を騙す事など
出来ないのにも拘わらず
あなたは全てが見えてしまっている
正直な自分に成ることさえも自分に
許さないのですか?
まだ何一つとして
やった事など無い あなたこそが
本当の あなたの姿です。
それは
あなたの中の
自信など全く持っていない
何も出来そうも無い あなたで
物事に向き合って上げる事から
全ては始まり出します。
だって今迄の
一斎の やり方は人の
借り着ばかりだから それらを
使って生きる事は 今迄の作り物の
あなたのままで生きる事と同じ事です。
その一斎は
使い物になど
成らないのです。
そして
あなたが
無理をする事や
背伸びをしてしまう事も
本当の あなたから逆にどんどんと
遠ざかってしまう事なのです。
一斎の無理や
背伸びをせずに
素のままの出来の悪い
あなたのままで目の前の
物事と静かに向き合って上げて
しまう事だけが 真新しい あなたと
出会わせてくれてしまいます。
何が あなたに
出来たとしても全てを
その場に置き去りにして
行きます。
何故ならば
毎日の様に 毎時間の様に
毎分 毎秒 毎瞬間の様にして
新たな時が訪れているからです。
過ぎ去った物は
ちゃんと死なせて
上げるだけの事です。
そして何もかもが
無くなってしまった後の
何も無い空間としての あなたで
真新しく生まれている今度の真新しい
空間の事を静かに迎え入れて上げて
しまうだけの事です。
今迄の過ぎ去った
全ての あなたを手放して
上げてしまい 真新しく生まれた
何も無い空間としての あなたを
受け容れて上げてしまう事は 本当の
あなたの事を あなたの手で満たし切って
上げてしまう事なのです。
何も無い あなたは
何も無い訳じゃ有りません。
よ~く目を懲らして見て上げて
下さい。
そこには
透明で純粋で無垢な
生まれたばかりの空間が
在ります。その空間を あなたが
受け容れてしまった途端に実感で解る事が
有ります。
それは
何も無いと
思っていた空間の
中味が何も無さで一杯に
満ち満ちてしまって
いるのです。
ただの空っぽさが
有るだけの様に見えていたけれど
その実体は生命気で満ち満ちた満杯の
空間だったのです。
だから どうか
あなたの中の何も無さを
怖がらないで上げて下さい。
ちゃんと
一緒に生きて
行く事が出来ます。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
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絶望から あなたを救い出し
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