この道の果てまで・・・

ただ純粋に ただ一途に歩む時
突如として それまでとは まったく違う
次元の異なる大地が あなたの目の前に姿を現す。

全ての役割から自己を解放して初めて見えてくるもの

2009-08-03 10:46:38 | Weblog




昨日 書いたことは 

少しばかり酷な事実だったかも知れません。




けれど今日は 

更に酷な事実を話さなければなりません。




とても厳しい事実だけれど

それを真正面から受け容れる事が出来れば

あなたの器は 大きく広がる可能性があります。




昨日の話しは あなたが仕事の中に

自分自身を見い出してしまっている場合の事を

話しました。




けれど あの話しは
 
あなたが日頃 行っている

全ての役割に対しても 

まったく同じ事が言えるのだという事の方が

私達にとっては 更に受け容れがたい事実です。




勘の良い人ならば

昨日の文章を読む事で

そこまでの事実を 既に

察してしまっているはずです。




役割とは

母親という役割を言います

父親という役割を言います。

妻という役割を言います。

夫という役割を言います。

女性で在るという役割を言います

男性で在るという役割を言います。




これらの全ての役割は

あなたでは無くても代わりが

可能だという事実を

受け容れておく必要が有ります。




これは酷でしょう?

勿論解かっています。

私が どんなに酷い事を話しているのかも

解かった上で お話ししているのです。

別に あなたを地獄に突き落とそうとして

話しているのでは有りません。




昨日の仕事の中での話しだって そうです

今迄に そんなに本気で仕事をして来なかった人には

割と たやすく受け容れる事の出来た事実でも




本当に 本気で

自分の人生全体を懸けて

仕事をして来ている人だっているのです。




その人達が 

”あなたなど居なくなったとしても

直ぐに代わりの誰かが あなたの居なくなった

穴など簡単に埋めてしまえる”のだという事を

受け容れる事は あまりに耐え難い事を要求されているのです。




こんな事を言う私が もしも傍に居たなら

直ぐにでも 殴り掛かって来たかった人も大勢居た事でしょう。




けれど 残念ながら

それは あなたが受け容れなければならない事実です。

その観点を無くせば あなたはバランスを失ってしまいます。




やがて失速し暴走してしまう危険性を孕んでいます。

そして その時に あなたを止められる人など居ないのです。

だから最後の最後まで あなたは そのままの歩みを続けてしまい

全てを失ってから やっと気づく事になるのです。




いいえ それでも まだ済まないかも知れません。

そこまで何もかも全てを懸けて来てしまった人は

最後には死を選択してしまうかも知れないのです。




全てを懸けて駄目だったとしたら 

自分の全てが間違っていた事を認めるしか無いからです。




そんな事を認めるくらいならば 

まだ死の方が良いと言う訳なのです。




だからこそ

ここまでの話しを伝えておきたかったのです。




あなたが今日まで生きてきた中で

あなたの取り組んで来た役割の中には

残念ながら あなた以外には出来ない

などというものなど 何処にも無かったのです。




その全ては

誰かが代わる事が出来て

ひょっとしたら あなた以上に出来てしまう人だって

居るかもしれません。




そういった事実を 

もしも あなたが本当に受け容れ 

あなたが引き受けながら物事に取り組み

成果を上げる事が出来たとしても 

あなたは決して傲慢になど成れない。

ここまでの事実を知った あなたからは 

傲慢の香りさえ漂っては来ない。




それは あなたの中に 

新たな観点が生まれてしまうからなのです。





そして大切なのは ここからです。

これを伝えたくて ここまで話して来たようなものです。




あなたが今迄して来た事の中には

あなた以外の人でも代わる事が出来てしまうものばかりでした。




けれど あなた以外に代わる事の出来ないことが

たった ひとつだけ有るのです。




それを あなたに伝えたかったのです。

今迄も 何度も ここで話し伝えて来た事なのですが

ここまで伝えて来た後ですから 

今迄とは意味が違います。




あなたの中に潜み 

あなたが 幼い頃から今日まで 隠そうとして

自分の内面の奥深くに押しやって来てしまっている

”弱くて出来損ないで駄目な あなた自身”

で生きて上げる事です。




その あなたに日の目を見せて上げる為に

その 素の あなたのままで

物事に取り組ませて上げて欲しいのです。

背伸びや無理をする事を一切やめてみると

どうなってしまうのかを確かめて欲しいのです。




あなたの中の その駄目で出来損ないの あなたは

まだ 一度も そういったチャンスを貰ってませんし

本当に どれぐらい駄目で出来損ないなのかを

確かめてみた事が有りません。




その あなたで生きてみることは

他の誰にも代わる事の出来ない歩みです。




例え 他の人が それをしてくれたとしても

それは その人の中の駄目さを生きているだけで

あなたの中の駄目さを生きる事では有りません。




そして そこにこそ

あなたが貰い受けている 

あなた独自の香りや色や生気が

封じ込められてしまっているのです。




その扉を開く事が出来るのは 

この世の中で あなた ただ一人だけです。

あなたを於いて他には誰一人として居ません。




あなたの生を 

あなたしか生きられない生を

ぜひとも生きてあげて欲しいのです。




それが 世の中で 

あなた一人だけにしか出来ない事なのです。

誰にも代われる人の居ない 誰にも埋める事の出来ない

あなた一人の生です。




この あなたを開いた上で

役割の中に戻って 役割を生きてみると

そこには 新たな質の 誰も真似の出来ない

あなたの生きる役割が生まれて来てしまいます。

















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