この道の果てまで・・・

ただ純粋に ただ一途に歩む時
突如として それまでとは まったく違う
次元の異なる大地が あなたの目の前に姿を現す。

あなたの人生を 開く道

2011-04-11 11:05:37 | Weblog



あなたの人生を歩く上で

どうしても あなたが

乗り越えなければ成らない事が有る




それは あなたが育った

環境から養われて来てしまい

あなたの中に しっかりと根付いてしまった

あなたの親に対しての感情だよ。




誰もが親に対して

何らかの負の感情を抱いてしまう

親は あなたにとって一番身近な存在だから

それは何の不思議でもない事だけれど

良いも悪いも含めた 多くの感情を

あなたの中に抱き 根付かせてしまう。




それが親に対しての

反発であったり 恨みであったりした場合

あなたは親からの影響を もろに引きずったままの

人生を歩むように成って行ってしまう。




あなたが親に対して

恨みを抱いて育ってしまうと

あなたは親のような人間には成りたくないと思い

親の生きた人生とは 正反対の生き方を選び

あなたは自分は親とは違う人生を歩いているのだから

親とは違う人間に成れたのだと思い込むけれど




良く考えてみると

あなたの人生が生まれたのは

あなたが親のようには成りたくないと思い

親とは正反対の生き方をしたからだ




もしも あなたの恨んでいる

親が居なければ あなたの今の生き方は

生まれてはいなかった事になるし 

あなたの親が居たからこそ その お陰で

あなたは親を反面教師とする形で

今の あなたの生き方が生まれて来たんだ。




あなたの恨む

親が居なければ

あなたの今の生き方は

生まれては来なかった。




そして

あなたは親と

違う生き方に成れたと

思っているかも知れないけれど

実は 親と変わらずに 今も あなたは

親と そっくりなままかも知れないよ。

事は そんなに単純では無いんだ。

そう思いたいのも とても良く解かるけれどね。




あなたが

親を嫌い 親を恨み

あの人のような人間には

成りたくないと思えば思うほど




あなたの親とは

正反対に生きるように

しているにも拘わらず 

あなたは親に より近い生き方に

自分の手でして行ってしまっている事に

全く気づかない。




何故なら

あなたが親を嫌い

親とは正反対の生き方をする事は

時計の振り子を例えて言ったならば

右側に振れている親の生き方を嫌い

反対側の左側を選び 左側の生き方だから

そこから見る 景色も違うし 色合いも違う

だから 親とは全く違う生き方だから 

親とは違う生き方を自分はしていると

あなたは思い込んでしまっている。




確かに その通りだけれど

ひとつだけ共通してしまっている事が有る

それは右側に居た親とは正反対の左側を

確かに あなたは選んだけれど

それはちょうど道路の右側と左側に

位置しているだけで どちらも道の端を、

極端を選んでしまっている事に変わりがない事に

成ってしまっている。




真ん中だって良いのに

あなたは右端で生きている親を

嫌った為に 嫌った親とは より遠い

位置である正反対の左端を選んで生きている




極端な所

そこが そっくりに成ってしまう。

そして本当は そればかりでは無い

多分 あなたの その親も あなたと同じ様に

おじいちゃんか おばあちゃんの どちらかを嫌い

その親とは正反対の道を選んで生きたはずだよ。

その流れが何代にも渡り延々と続いている。




本当は

どこの誰が悪いのでもなくて

その流れの全体を理解してしまう事が

とても大切な事なんだよ。




あなたの

感情の中に有る

親に対しての恨みは 

簡単に取り除ける事ではないけれど

どんなに大きな恨みであったとしても

誰もが その恨みを乗り越えて

行ける道がちゃんと有ります。




恨みを外して

あなたの重い荷物を降ろしてしまう。

親に対する恨みを外さなければ あなたの人生は

親に影響をされた小さな人生のままで終わってしまう。




あなたが誰かを恨む事は

その恨みが どんなに

正当な恨みであったとしても

あなたが恨み続ける事で

あなた自身を恨みの中に閉じ込め

続けてしまう事でも有るのです。




恨みに捉われ 

その恨みに閉じ込められ

スポイルされたように

閉ざされてしまった人生など

あなたは送る必要など無いのです。




あなたの

育った環境から受けてしまった

多くの荷物を降ろした所から 

初めて あなたの人生は始まるのです。

それを確かめないままで 自分の人生を

諦めてしまうなんて馬鹿げています。




確かに大変だけれど

今迄に それが出来なかった人など

私のところでは一人も居ないのです。




今日の記事に

心当たりが有ったり




自分が壁に突き当たり

自分の力では どうする事も

出来そうもないと感じていたり




或いは 本当に自分の事を

どうにかしたいと思えていたなら

時間を掛けて ゆっくりと自分を見つめる事の

出来る文章を読んでみて下さい。




但し 急がずに

ゆっくりと自分の中の

実感に照らし合わせながら

読んで行く事がコツです。




アドレスは下に付記しておきます。




http://ningen-monogatari.com/mail_kouza.index.html





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