あなたが
何かに依って
辛くて 悲しくて
どうする事も出来ない程
苦しくて仕方が無い時
何もかもを
投げ出してしまい
逃げ出してしまいたい時
誰かに
助けてくれと
大声で叫びたい位に
苦しくて仕方が無い時
その
助けてくれと
叫びたい場所で
自分側にくるりと
向きを変えて上げて
助けて欲しかった あなたを
抱き締めて上げてしまうのです。
それだけで
あれほどまでに
苦しかった あなたの中は
不思議な事に
一瞬の内に静まり返り
じんわりとした温かさが広がり
じんじんと満たされてしまうのです。
それが自分で
駄目な自分の事を
受け容れて上げられる
最も近い場所に在る
癒しの道なのです。
あなたが
自分の手で
あなたの事を
受け容れて上げる事が
出来てしまうと
それだけで
あなたは誰からも
助けて貰えていなくても
何かを
やり遂げたり
何かが出来ている
訳でも無いのに
あなたは
芯から少しづつ
満たされて行って
しまうのです。
あなたが
した事は ただ
辛くて 悲しくて
どうにも為らない時に
苦しくて堪らなくなり
誰かに大声で助けてくれと
叫びたく成った場所で
誰かに
叫ぶのでは無くて
その場所の叫びだしたい
気持ちのままの あなたが
自分の側へと くるりと向きを
変えて上げてしまい
助けて欲しい
あなた自身の事を
あなたが ただ抱き締めて
上げてしまったら それだけで
あなたの中が温まって来てしまう事を
発見する事が出来てしまっただけなのです。
それ以来
あなたは あなたの事を
見て上げっ放しに成れば成るほど
あなたは自分自身が どんどんと
満たされて行ってしまう事が解り
更に あなたの事を
自分で見つめて上げる事を
し続けて行っただけなのです。
たったの それだけだったのです。
あなたが無意識に
求めていたのは最も
身近で余りにも身近過ぎて
気づく事の出来なかった あなた
自身からの愛だったのです。
そんな事が
出来る事など
夢にも思わなかった為に
一度も そんな事を試みる事を
した事さえ有りませんでした。
考えてみれば
あなたの事を どんなに
愛する事が出来る人が居たとしても
四六時中 あなたに寄り添い あなたの事を
見続けて上げる事など不可能ですし
誰にも出来ないのです。
ところが
四六時中に渡り
それが 出来る人が
最も身近な所に ちゃんと
居たのです。
それが
あなた自身
だったのです。
自分で自分を
愛すると言ったって
意味が解らないし どうやったら
良いのかも解りません。
けれども本当に
あなたが苦しんでいる時に
それは初めて解る事が出来ます。
あなたが苦しくて
苦しくて仕方が無い時に
最後の最後に誰かに助けてくれと
叫び出したい時にその助けてくれと
叫びだしたい あなたの気持ちのままで
あなた自身の側へと くるりと向きを
変えて上げるのです。
そして
そこに居る
助けて欲しがっている
あなたの事を ただ抱き締めて
上げるだけで良いのです。
それが
自分で自分の事を
愛する事です。
それは
誰にでも
直ぐに出来ます。
あなたに
それが出来れば
後は あなたの側へと
くるりと向きを変えてしまった
あなたのままで
いつでも内側に
浮かぶ全てを あなたが黙って
受け容れて上げてしまうだけで
どんな物も 全てが蒸発してしまい
その後に深い静寂と満たされ気持ちが
訪れてしまいます。
あなたの中には
何も無い広々とした
空間だけが残されます。
その空間を怖れずに
その空間とも向き合って
上げてしまいます。
その空間を
受け容れて上げて
しまえば良いのです。
あなたは更に芯から
満たされてしまいます。
そして
それまでの
物事の やり方と
そこまで来れた あなたの
物事の やり方はガラリと
変わってしまいます。
何故ならば
以前の様な やり方では
もう あなたには出来なく為って
しまっているからです。
それは
あなたの居る
場所が それまでと
変わってしまったからです。
以前の
やり方では
一時的には確かに
成果を上げる事が出来ます
けれども必ずと言って良い程
その皺寄せが生まれて来ます。
本当は無理矢理に
上げてしまった成果と
その後に下がってしまった
結果の両方を合わせたものが
今迄の あなたの やり方の
成果だったのです。
それを
あなたは上がった
成果の方だけを見て
自分に都合の良い方
だけを見て 自分の実力だと
勘違いをして来てしまって
いたのです。
後から
下がってなど来ない
一時的な成果を上げる
やり方から あなたが
手を切ってしまわない限り
あなたは再び 誰かに
助けてくれと叫びだしたく成る
位までに追い詰められてしまい
苦しむ事に成ります。
だから
今迄の やり方は
御払い箱にするしか
無いのです。
それには
物事には以前の様な
熱くたぎる気持ちが
湧き出して来たならば
望む事をするのでは無く
熱い思いなど一切
湧き上がる事の無い
何も無い静寂な空間のままの
あなたで物事の前に立って
上げるだけで良いのです。
物事の前に
静寂な空間のままで
立つ事の出来た あなたは
何も持っていないから 物凄く
怖くて 何も出来ない感じすら
感じてしまっています。
それが良いのです。
何も持たずに怖くて
仕方の無い あなたこそが
豊かな感受性の宝庫です。
その あなたの中の
豊かな感受性の宝庫の
あなたと目の前の物事とを
向き合わせて上げてしまう事を
する所までが あなたのする
仕事なのです。
それだけで
充分なのです。
後は あなたの中に
物事の方から どうすれば
良いのかを ちゃんと伝えて
くれてしまいます。
あなたが
あなたの中の
何も無さを見て上げて
受け容れて上げてしまい
満たされてしまった何も無い
空間としての あなたのままで
物事に向き合ってしまうだけで
後は物事の方から
勝手に何かが伝わって
来るのを何も無い空間の
ままの あなたで待って
上げていれば良いだけなのです。
それは今日の
物事に一番相応しい
物事の やり方を あなたに
教えてくれてしまいます。
今日の一日が
済んでしまったならば
その やり方は今日の中へと
置いて行きます。
あなたは再び
何もかもが無くなって
しまった あなたの中の
何も無い空間としての本来の
あなたの場所へと立ち返り
あなたの事を見つめ続けて
受け容れて上げるだけで
良いのです。
これが
あなたが苦しくて
仕方が無く成った時の
あなたからの抜け出し方と
再び
その苦しさに
あなたが合わずに
済む為の 物事の
やり方です。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
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