あなたの中の
弱くて 駄目で
情けなくて 出来の悪い
あなたは それまでの有りと
あらゆる体験や 経験と言った
物から何一つとして持ち出す事の無い
あなただから 弱いし 駄目だし
情けないし 出来が悪いのです。
一斎の経験が
過去の物ですから
過去を下敷にしてしまったら
未来は全て過去の繰り返ししか
出来なく為ってしまいます。
どんな事を
する上に置いても
過去を下敷になど全く
出来ない場所こそが新たな
未来を切り開いて行く事が
出来ます。
その場所こそが
あなたが あなたに
何処までも正直に成って
行った先の メチャメチャに
弱くて メチャメチャに駄目で
メチャメチャに情けなくて
メチャメチャに出来の悪い
あなたの場所なのです。
そこは一切の
過去など背負っていない
今日の中に生きる丸裸の
あなたの姿なのです。
何の拠り所も
持ち合わせてなど
いないから とても
怖いのです。
けれども
その怖さには
あなたは馴れる必要が
有ります。だって有って
当り前の怖さだからです。
あなたは
この先 いつも
初めての体験ばかりを
して生きて行くからです。
そして
あなたの今日の
経験や体験を全て
その場へと置き去りにして
行く必要が有るからです。
今迄の
どんな経験も
体験も新しい物を
生み出す事の邪魔にしか
成らないからです。
そして
そんな物を あなたが
持ち合わせていたならば
あなたは自分の力を錯覚して
しまい勘違いをしてしまう事にしか
為らないからです。
あなたの中に
少しでも過去の体験や
経験を残していたならば
あなたは何かの出来る人に
成ってしまっています。
本当の
あなたは
何一つとして
出来ない人こそが
あなたの真実の姿です。
物事が
終わって
全ての体験や経験を
その場の中に置き去りに
する事が出来てしまえたならば
過去の去った
次の瞬間には あなたは一斎
何一つとして持ち合わせてなど
いない 何も出来ない あなたでしか
無いのです。
あなたが
そこに在るだけの
真実の あなたの姿で
生きる事が出来ているのか
どうかだけなのです。
何事の
前においても
真実の何も持たない
純粋で無垢で生まれ立ての
あなたとして生きているか
どうかだけなのです。
あらゆる問題は
真実の あなたとして
生きているか どうかを
問われ続けているだけなのです。
此処までの事を
解らせてくれた真実の
体験や経験さえも残していたら
それは邪魔にしか為らないのです。
何故なら
あなたが次の
真実に出会う機会を
奪い続けてしまうからです。
あなたが
真実に触れた
体験を あなたの中に
残しておくと いつも
あなたは あなたの中に
置いてある その体験に
立ち返ったり それと比べる
事をしたりする指標として使って
しまうのです。
あなたが
その真実の
体験を置いておくと
新しい真実の体験には
出会う事の邪魔にしか成って
いないのです。
そして
それは既に
真実などでは無くて
真実に触れ合った時の
記憶であって そこには
リアルな真実など とっくに
無くなってしまっています。
あなたの
抱きかかえている
それは真実の干からびた
ミイラの姿です。真実の屍です。
真実は もっと
瑞々しいものです。
あなたが
体験した真実に
触れた時の体験は
ホンの何度かだけです。
だから あなたは あなたの中に
その時の記憶を後生大事に
留めておきたがるのです。
その貴重な
体験を他の体験と
変わりなく捨てない限り
あなたは二度と本物の真実には
出会う事など無く 生涯に渡り
過去の真実との出逢いの記憶と
あなたは出会い続けて真実に何度も
出会えている気に成るしか無いのです。
それで人は
何十年間も無駄にして
しまいます。自分に騙されて
しまうのです。
自分に
騙されていた事を
見破る事が出来たのに
真実の体験をした自分には
あっさりと騙され続けて
しまうのです。
それも他の
経験や体験と同じ
物の様に見れなければ
駄目です。何も特別な
事などでは有りません。
その真実の
体験を その場に
置き去りにしてしまう時
あなたの中には本当に何一つとして
無くなってしまいます。
その何一つとして
無くなってしまった
何も無い空間としての
あなたの状態を受け容れて
上げてしまえば それが真実の
あなたとの新たな触れ合いと成って
しまいます。
けれども
それさえも
直ぐに過去と成り
消え去って行きますから
あなたの中に残さずに その場へと
置き去りにして行くのです。
すると再び
あなたの中には
何一つとして無くなってしまった
真新しい新鮮で無垢で純粋な何も無い
空間としての あなたが誕生しています。
それが新たな
真実との出逢いに成ります。
けれども それも直ぐに無くなって
しまいますから その場に置き去りにして
行くしかないのです。持って行ったところで
直ぐにミイラ化してしまうのです。
死んでしまった真実なのです。
こうして
秒単位で過って
あなたが体験した
真実との触れ合いを
毎瞬間の中で 実際に
見い出してしまい受け容れて
上げて行くのです。
だから
あなたの眼は
意識は常に内側に
向きっ放しです。
他を見ている
暇なんて少しも
有りませんから。
それが
あなたの中で
見い出す事が出来れば
出来る程 あなたは真実と
共に生きてしまっています。
あなたからは
新鮮で 瑞々しい
真実の香りが いつも
いつも 放たれています。
その香りに
触れるだけでも
本当に苦しんで来た
人達は一瞬の内に全てが
癒されてしまうはずです。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
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絶望から あなたを救い出し
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