あなたの中の
本当の あなたの事は
誰にも変えられないのです。
変える事が
出来ているのは
あなたの表面だけで
あなたの中味は決して
変える事など出来ないのです。
あなたの中の
弱くて 駄目で
情けなくて 出来の悪い
出来損ないの様に感じられて
しまう あなたの姿は
生まれたばかりで
まだ何色にも染まっては
いない あなたの姿なのです。
何色かに
染まっていると
あなたは落ち着いていて
何色にも
染まっていないと
あなたは落ち着かない
産まれた
ばかりの あなたは
透明で透き通っています。
その
あなただけを
見つめたままでいると
誰かと同じ何色かに染まり
あなたは落ち着けて来ます。
但し
産まれたばかりの
あなたには確かに有った
可能性の芽は摘まれてしまい
あなたの可能性は閉ざされて
しまいます。
産まれた
あなたの事を
あなたが見つめる事は
大切な事です。
けれども
此の場を過ぎ去ったら
その あなたは過去の中へと
失われて行ってしまっているのです。
既に無くなり
死んでしまっているのです。
既に 死んで
しまっていると言う
自覚が出来る事です。
あなたが
いつまでも此の場を去り
過去へと消え去り死んでしまった
あなたに目を向けている間にも
次から次へと あなたの中には
真新しい あなたが産まれています。
その あなたに目を向けて上げたら
良いのです。
そして
その あなたは
何色にも染める事など
誰にも出来ないのです。
出来た気分に
成れるのは 此の場を去って
過去の中へと死んでしまった
あなたの姿を変えられるだけです。
だから
あなたが自分は
変わったとか 変える事が
出来たと思っても
何かの失敗や
挫折をしてしまった時
全く変わっていなかった
自分自身の姿を まざまざと
見せつけられてしまいます。
あんなに
努力をしたのに
変える事が出来ていたのは
自分の表面だけで中味は空っぽの
ままだった事が嫌と言うほど
見せつけられてしまいます。
それで
普通なのです。
それで良かったのです。
あなたを
安らぎ落ち着かせて
上げられるのは 何一つとして
変わらない あなたの姿を何も無い
空っぽのままの不出来なままの あなたの
姿を受け容れて上げてしまい 愛して上げる
事だったのです。
その あなたを
受け容れて上げる事の
出来るのは 当人の あなた
だけだからです。
何一つとして
身に着けることの
出来ていない 何者でも無い
あなたの姿を 何者でも無い
空っぽの あなただけが受け容れて
上げる事が出来るのです。
それが 本当の
あなたの事を あなた自身が
愛して上げてしまう事なのです。
何者でも無くて
良いのです。人は誰も
本当は何者にも成れないのです。
けれども
その お陰で
あなたには成れたままです。
あなたは
何色でも無い
何者でも無い
オリジナルの あなた
そのものです。
出来なんて
悪くたって良くたって
そんなものは どっちだって
良いのです。
あなたが いつも
本物の あなたで居て
上げられているか どうか？
だけなのです。
本物の
あなたで居られれば
やがて あなたは無限の
可能性が開花してしまうしか
無いからです
誰もが無限の
可能性の種子を持ち
無限の可能性の芽を次から
次へと産み出してしまっています。
その新芽に目を
向けて上げられる事です。
そして新芽を 新芽のままで あなたが
受け容れて上げられる事です。
何者でも無い
あなたが 何者でも無い
あなたの事を次から次へと
受け容れて上げてしまうだけで
あなたは やがて勝手に開花して
しまいます。
それでも
あなたが見ているのは
開花した方では無く
次から次へと
産まれて来ている新芽の
あなたの方だけを見つめて
上げられる事だけです。
あなたに力なんて
全く要らないのです。
次々に産まれて来る あなたに
既に無限の可能性が宿っていますから
だから
あなたは
肩の力を抜いて
上げる事だけです。
心身共に
リラックスを
して上げるだけです。
あなたの
心の見つめ方の
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