あなたが
あなたの中の
弱くて 駄目で
情けなくて 出来の悪い
あなたとして在る時
あなたは
とても敏感で
感受性の豊かな
人として在るのです。
そして
豊かな感受性を
あなたの敏感さを
傾けて上げたら良いのは
あなたの内面に在る
何も無さに対してです。
あなたの中には
何も無い空間が在ります。
それは確かに
何も無い様に見えます。
けれども それは
ただ何も無いのでは無くて
あなたが しがみ付く為の
目に見える何ものも無いのです。
敏感な
あなたで
その何も無さを
感じ取って上げていると
目に見える物は
何ひとつとして無いのに
その中には何かが 一杯に
充満してしまっているのが
感じられて来ます。
何も無さの中へと
あなたが怖れずに入って
行くと 何も無さの中に
充満しているものの方こそが
元々の あなたの姿だった事が
感じられて来てしまいます。
そこに
あなたが何かを
置いてしまう事は
何も無さの空間の中を
埋めてしまう事に成って
しまいます。
外側の大きな
何も無い空間から
あなたの中へと命の
粒子を注ぎ込む事が出来なく
成って行ってしまうのです。
外側の命の源の
大きな何も無い空間から
あなたの中の何も無い空間へと
命の粒子を注ぎ込み難く
成ってしまうのです。
あなたが
弱くて 駄目で
情けなくて 出来の悪い
自信など持てない 何も無い
空間としての あなたで
居られる時
外側の命の源の
大きな何も無い空間から
あなたの中の何も無い空間へと
命の粒子達を沢山注ぎ込み易く成って
いるのです。
だから あなたは
いつでも あなたの中の
何もかもが無くなってしまっている
何も無い空間としての あなたに素直に成り
正直で居て上げるだけで良いのです。
何も
無理や 背伸びをして
あなたでは無い あなたを
演じ続ける必要などは 全く
無いのです。
無理や
背伸びをして
疲れ果てた挙句の果て
あなたの中が すっからかんに
成ってしまっているのと
自らの中の
何もかもが無くなって
しまっている感覚を与えている
あなたを隠さずに その中へと
自ら入って行ってしまう事で
齎されてしまう何も無さとは
全く違う何も無さです。
無理や
背伸びをする事で
命の大元である外側の
空間からの あなたへの
愛を受け容れ難くしてしまって
いますから大きな空間から齎され
注ぎ込まれている 命の粒子達を
あなたの中へと浸透させずに
あなたは全部を弾き出して
しまうしか無いのです。
だから
すっからかんに
枯れ果ててしまうしか
無いのです。
その あなたを
満たしてくれる物など
何一つとして有りません。
沢山の人達から称賛を浴びた所で
そんな物は一時的な満足感だけで
直ぐに消え去ってしまいますし
何の足しにも成りません。
だからこそ
あなたの中の
弱さを 駄目さを
情けなさを 出来の悪さを
覆い隠さずに受け容れてしまい
その中へと
あえて 入って
行ってしまう事で齎された
あなたの中の何もかもの全てが
無くなってしまっている空間の中には
何も無いのに
何かが どんどんと浸透して
来てしまい 何も無い空間の中を
一杯に充満させてしまって行くのが
感じられてしまいます。
それまでの
全てのものを
手放してしまえた
あなたは本当に何も無い
空間でしか有りません。
その空間へと
大いなる空間から
全てのものが齎されて
しまうのです。
あなたは
生きながらにして
大いなる空間と一体と
成れて生きる事が出来て
しまいます。
もう
その他の物が
入り込む余地さえ
あなたの中には無いのです。
そこには
次から次へと
真新しく成った
生まれたばかりの
静寂で
有りながら
活き活きとした
満たされ切った
大いなる空間が
あなたの身体を通じて
世の中に産まれ出し続けています。
あなたの
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