あなたが
今現在 握って
しまっている あなたが
無くなってしまった上で
初めて
あなたは何も無い
空間としての あなたの事を
実感する事が出来ます。
あなたが
自覚している
あなたが既に最早
無くなってしまっている
と言う事実を実感する事が
出来てしまい
本当に
何もかもが
無くなってしまった時に
初めて
あなたは空を
実感で捉える事が
出来ます。
自覚を
している あなたが
無くなる事も無いままに
いくら あなたが理屈の上で
自分の本当の姿は空だと何べん
叫んでみた所で
あなたは それを
知識や理屈で知っているだけで
実際には あなたは既に空などから
掛け離れた あなたでしか無いのです。
それを
知るには
あなたが本来の
あなたの姿から眼を
決して外さない事です。
本来の あなたが
次から次へと無くなって
行く事を実感で見続けて
いられる事です。
第一
あなたが
あなただと
見い出してしまい
自覚してしまっている
あなたなど何処にも居た事が
ただの一度として無かった事を
あなたが理解する事が出来ていないから
あなたは理屈や知識にしがみ付こうと
してしまうしか無いのです。
あなたが
自分の力で
出来ている事を
見てごらん あなたが
話す言葉は あなたが周りから
教わって初めて話す事が出来る様に
成れた事でしか無いのです。
あなたが
文字を書く事が
出来る事も周りから
教わって初めて書く事が
出来る様に成ったものに
過ぎないのです。
あなたが御飯を
食べる時のお箸の持ち方や
御茶碗の持ち方も周りの親や
兄弟達から教わったものでしか
無いのです。
そして
一つ一つの事を
検証して行くと あなたが
あなた１人だけで出来た物など
何一つとして無い事が解ります。
これは自分が
やれていると言える物など
何一つとして無いのです。
あなたが
お腹が減るのは
自分が感じていると
思うでしょう？
厳密には
それは あなたが
貰い受けている身体の機能の
一つとして何も食べなければ お腹が
減る様に出来ているからなのです。
身体を維持しようとする機能が働き
食べる様に出来ているのです。
けれども身体は
あなたが生み出した
物でも無ければ その身体に
備わる機能も あなたがしている
事などでは有りません。それは
あなたに関係なく元々備わっている
機能なのです。
だから
あなたがしている
事でも何でも有りません。
寒さや
温かさを
感じられるのも
肌が その様な機能で
出来ているからです。
外側の寒さや
温かさを無くしてしまい
真空の中へと あなたが
居るとしたならば肌の機能が
有ったとしても働かないのです。
それは外側からの寒さや温かさと
云うものが有って初めて働く事が出来る
機能なのです。そして どちらも
あなたは まるで関与して居ません。
その中に あなたのしている事や
出来ている事を見出す事など
出来ないのです。
何故ならば
あなたが している事では
無いからです。
此処までの
全ての事を多くの人達は
此処まで厳密に見る事をして
いない為に自分がしている事と
見なしてしまっているのです。
そして
自分がしている事と
見なしている事の数々を
見て あなたは自分と言う
自覚をしてしまって行くのです。
本当は
此処までの中に
あなたなど何処にも
居ないのです。そこには
身体の備わっている機能が
した事や周りの人達から教わって
あたかも自分が出来たかのように
見えてしまう事が有るだけなのです。
厳密に あなたが
あなた１人でした事など
何一つとして無いのです。
あなたが
やった事では
無い事を自分のした事として
あなたの中に取り入れる事を
しなければ あなたの自覚している
あなたなど何処にも出来様が無いのです。
出来る
あなたなど
何処にも存在してなど
いないのです。
実際に
あなたは
何処にも
居ないのです。
でも じゃあ
この身体は何なの？と
あなたは聞くでしょう？
あなたは
これまで身体を
自分などと思った事は
一度も有りません。
その証拠に
あなたが私はとか
俺はとか言う時に一体
何を指し示して俺とか私とか
言っているのかを振り返って見たら
解ると思います。
あなたが
指しているのは
今迄に あなたが
やった経験や知識や
それらの総称を指して
私とか俺とか言っているのです。
それらは全部が
あなたが１人でやった
事などでは無く 何処かの
誰かから真似たり教わったりした事
ばかりなのです。
もしも皆が皆
誰かの物真似ばかりを
していたとしたならば そこに
新しい物など何も生まれなくなって
しまいます。
過去の
繰り返しばかりで
それは古臭い墓場の中に
生きる様なものです。
墓穴を掘り返しては
昔 誰かの やれた事を
遺体を骨を 引っ張り出して
来るなんて馬鹿げています。
それは あなたが
墓場の中に生きるしか
無い生き方をしているから
誰かの遺体を掘り起こしては
もう一度 同じ事を繰り返して
生きるしか無いのです。
あなたが
既に過ぎ去って
しまった過去の中に
居るから古臭い知識を
未だに使うしか無いのです。
もう此処には
あなたが一度味わった
何も無い空間や宇宙など
消え去ってしまって無いのです。
それらは
過去の中へと
消え去ってしまい
リアルなものでは無いのです。
もう一度
あなたが それを
味わいたいのならば
以前に あなたが それらを
味わった時の様に転落しなければ
実感で味わう事など出来ません。
それを過って
味わった美味しい所だけを
味合おうとしたって その場限りで
直ぐに消え去ってしまいます。
だって それは記憶でしか
無いからです。
あなたの
今の今 自覚している
あなたが崩れてしまい無くなって
しまわない限り
それを実感で
あなたが味合わない限り
その下に広がる空に あなたが
触れ合い 出会う事など実際には
出来ないのに 出来ているつもりと
成るしか無いのです。
それでは余りにも
哀れ過ぎます。
とても
簡単な事なのに
それは とても
難しいのです。
それは
あなたの全てを
賭けてしまわない限り
小手先で味わえる事などでは
無いからなのです。
どうか
御覚悟を＾＾
それも
その度に秒単位での
御覚悟を＾＾
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
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絶望から あなたを救い出し
生きる上での大きなヒントを与える
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