あなたが
今日までの間
物事を やる時に
勢いとか
何処かからの
借り物や 誰かの
真似をした やり方で
物事を やって来たとしたら
あなたは
今日までの間
本当は 何一つとして
物事を やってなど
来なかったのです。
誰かの借り着を
着たまま生きる時
あなたは そこには
存在してなどいないのです。
だって そんな
あなたに似た様な
人達ならば その辺を
歩いている人達に石を投げれば
何人かの人達に当たる程までに沢山の
似かよった生き方をしている人達が
大勢います。
あなたは
個性的だと
思っているけれど
あなたの何処にも
あなた独自の個性など
全くと言って良い程見当たりません。
全てが 何処かで
見た様な物ばかりです。
それは あなたが
あなたに生まれながらにして
与えられている 存在としての
あなたで生きてはいないからです。
あなたが
あなたに生まれ
ながらにして与えられている
存在としての あなたで生きる時
あなたは人の真似などしませんし
勢いをつけて物事を気合で やり上げ
ようとしたりする事など有りません。
あなたは
まず あなたの中の
自信の無い不安の塊の様な
物が吹き上げて来ている様な
場所に自ら進んで立ちます。
あなたが
それまで親しんで来ていた
あなたは いつも自分の中に
沢山の物事が掻き集められていました
それらを掴んで それらを掴んでいる
あなたを掴んで自分の様に思い込ませて
来てしまいました。
そもそも
そこから違うのです。
あなたの立てる場所は
あなたの中の何もかもが
既に無くなってしまい何一つとして
あなたの中には存在などしていないと
言う事を見破ってしまいます。
そして
その何もかもが
無くなってしまっている
何も無い空間だけが何処までも
果てしなく広がっている何も無さを
あなたが実感すると あなたは余りの
怖ろしさに震え上がってしまいます。
それから
逃げ出さずに
それを投げ出さずに
その大きな
不安や怖ろしさと
向き合ってしまいます。
そして全部を
何も無い場所の
あなたでもって
受け容れてしまうのです。
何も無い
空間としての
場所と言うのは
あなたの中では何も
出来そうも無い 何の自信も無い
そんな場所では何一つとして出来そうも
無い様に見えてしまっている場所の事です。
その場所の あなたに
全てを任せてしまうのです。
何の自信も無い
場所でなど あなたは今迄に
一度も何も やらせた事が無いのです。
多分 何も出来ないだろうと あなたが
決めつけてしまっているからです。
それを確かめるのです。
あなたの中の何も無い場所で
何の自信も無い あなたのままで
物事の前まで行って上げるのです。
そして物事に何の自信も無い あなたのままで
向き合わせて上げるのです。
後は あなたは
何が起こるのかを
待つだけで良いのです。
昔の あなたの
やり方みたいなものが
出て来たら直ぐに振り払って上げて
それでは やらせない事です。
その見張り役を
して上げているだけで
良いのです。
やがて あなたの中に
今迄に あなたが考えた事も
無ければ見た事も無い発想が
自然に浮かび上がって来たならば
その浮かび上がって来たもので
感じられたままで動いてみたら
良いのです。
それが
あなたが
生まれながらにして
与えられている存在としての
あなたの場所に任せてしまう
歩み方です。唯一 あなたの
オリジナルが生まれて来れる場所です
ゆったりとして
時間を掛けて今迄の
全てのやり方が浮かび上がる度に
騙されずに それらを振り払いながら
新しい何かが浮かび上がって来るのを
待って上げるだけです。
その場所は
勢いなど出て来ません。
勢いは その場所の あなたに
気づかせない為に もっと表面で
上辺の あなたがする行為なのです。
本来の あなたの場所で在る
存在としての あなたの場所には
勢いで物事を やる事など存在しません。
勢いを利用して
物事を やらなければ
為らないのは
本当は
やりたくなど
無い物事を無理矢理に
片付けさせたい時に あなたの中の
弱さや駄目さと言った正直な気持ちを無視し
振り払う為に必要な行為なのですから。
それは とても浅い
あなたの表面に存在している
ひとつのテクニックの様なものです。
それらを含めた
今迄の全てを後にしなければ
あなたの中の奥深い場所に存在している
存在としての あなたの場所の扉は
開かれません。
その場所は
開かれるまでは
とてもナイーブな
場所なのです。
一旦
その場所が
開かれてしまえば
後は感覚が どんどんと
日増しに発達して行きますから
新しい物事の発想は簡単に浮かび
上がって来る様に成ってしまいます。
あなたが
次々と生まれる
新しく生まれた見た事も
聞いた事も無い様な斬新な
やり方を その日の中に置き去りに
して行く勇気さえ有れば あなたは再び
何も無い場所の あなたの中に立つ事が
出来てしまい更に見た事も聞いた事も無い
やり方を 次々と生まれさせてしまう事が
出来る様に成れてしまます。
そのコツは
一斎を持たない事です。
何も無い場所に いつも
舞い降りてしまう事が出来る事です。
それは あなたが
現実の中に生きていると
言う事なのです。
それが出来なければ
あなたは未だに現実の中になど
生きてはいないのです。
私が見るところ
まだ現実の中に生きている
人など皆無の様に見えます。
それ程までに難しい事なのです。
けれども
それは相当に
遣り甲斐が有る事です。
あなたの残りの
人生の全部を賭けたって
良い位までに 遣り甲斐の
在る事です。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
誰も知らない楽な生き方
絶望から あなたを救い出し
生きる上での大きなヒントを与える
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