誰もが
遠回りを
し過ぎています。
何かを
やり遂げる事や
何かを手に入れる事での
あなたの目的は あなた自身を
満たす事です。
誰かに
認められたいのも
誰かに必要とされたいのも
全部が
それに依って
あなたの事を満たしたい
願望からなのです。
それほどまでに
あなたは渇き切って
しまっているのです。
あなたが
親から愛されたいのも
あなたが愛する人を
必要とするのも 本当は
あなたを愛して欲しいから
だけなのです。
普通は
親が子供の事を
受け容れてくれて当り前です。
愛してくれて当り前なのです。
だから親から
受け容れて貰う事が
出来なかったり 親から
愛して貰う事が出来なければ
当然 あなたは悲しくなります。
それも
その悲しみは
半端じゃない悲しみです。
生涯に渡り あなたが背負い
苦しみ続けなければ成らない程の
悲しみと為ってしまいます。
でもね
考えてみて下さい。
あなたが親から受け容れられ
愛されていたとします。
確かに
その愛によって
あなたが 親から
受け容れて貰えて
いる事に依って あなたの
内面は満たされてしまいます。
逆に
あなたが
親から愛されて
いなかったり 受け容れられて
いなかったりしたならば
あなたの内面は
満たされない思いで一杯です。
ズタズタでボロボロに傷ついて
しまっています。
あなたの内面は
寂しさや 虚しさや 悔しさや
妬ましさや 恨みや 怒りで一杯です。
けれども
あなたの親が
亡くなってしまったとします。
或いは離婚をしてしまい
あなたの前から居なくなって
しまったとします。
あなたの中の
満たされていた思いは
逆に大きな喪失感と成って
しまうのです。
あなたが
愛されていれば
愛されているほど あなたは
深くて果てしのない絶望感と
喪失感に依って あなたの内面は
暗く覆われてしまいます。
逆に親から
愛されていなかったり
受け容れられていなかった人には
別段 何の変わりも無く 絶望感にも
喪失感にも見舞われずに済みます。
あなたの内面は なんら変わらない
ままなのです。
だって大した
恩恵は受けてなど
いなかったからです。
だから愛されて
いた方が良かったのかと言うと
そうでもないと言う事なのです。
世の中は ちゃんと
公平に出来ているのです。
誰かだけに都合の良い事が
いつまでも続いたりする事など
有り得ないのです。
そして誰もが
自分の内面の満たし方を
全く解ってなどいません。
だから
誰もが遠回りをして
自分を満たそうとして
いるのですけれど それが
果たされないままで人生を終わって
行くしか無い 歩み方しか
していないのです。
親や 愛する誰かに
愛される様に いつも
背伸びをして自分の事を
繕い演じている あなたの事を
どんなに愛されたからと言って
どんなに受け容れて貰えたからと言って
あなたの内面が満たされてしまう事など
全くと言っていい程 有り得ないのです。
だって それは
あなたが演じている
作り物の あなたの姿だからです。
まるで偽物の 無理や背伸びをしている
あなたの姿だからです。
そんなものを
百万回 愛された処で
あなたが芯から満たされる事など
有り得ないのです。
あなたが無理や
背伸びをする事で
置き去りにして来てしまった
あなたの中の出来の悪い 本物の
あなたの事を愛された訳では無いからです。
あなたの中の
弱くて 駄目で 出来の悪い
あなたの感覚こそが 本当は
普通の場所の あなたの姿なのです。
それが
弱くて 駄目で
情けなくて 出来が悪い
あなたの姿に見えてしまうのは
あなたが長年の間 無理や背伸びをする
事が板に着いてしまい その自分を本当の
自分の姿だと思い込み その自分と無意識に
比べてしまい 出来が悪い あなたと感じて
しまっていただけだったのです。
比べていた
出来の良い あなたの姿こそ
作り物で有り得ない位に美化して
作っていた姿でしか無かったのです。
本当は
そんなにまで
出来が良くない事ぐらい
あなた自身が一番 良く
知っていたはずです。
けれど
あなたの中では
既に長い間 出来の良くない
弱くて 駄目で 情けない姿をした
あなたが染み込んでしまっていますから
本物の あなたの事を あなたの中に
探し出す為には とても便利です。
弱くて 駄目な
あなたの姿を探し出せば
それが本物の普通の あなたの
姿なのですから
そして
その あなたの姿を
毎日の様に あなたが
愛し受け容れて上げるだけで
良いのです。
それだけで
あなたは何も
やり遂げたりしてなどいないのに
何かを手に入れたりなどしていないのに
親や愛する人が あなたを愛してくれたり
などしていないのに充分に満たされてしまうのです。
何も遠回りなど
する必要は無いのです。
ダイレクトに
直接に あなたが
あなたの事を受け容れてしまい
愛してしまえば良いだけなのです。
それだけで
あなたは毎日が
芯から満たされてしまうのです。
初めて恋をして
愛されてルンルンだった
あの頃に いいえ あの頃以上に
あなたは いつでも四六時中に渡り
満たされ切ってしまうのです。
そして
その愛は誰にも
奪われないし何処にも
行ってしまわない永遠の愛なのです。
今迄
人や外にばかり
向いてしまっていた
あなたの中の意識の眼を
金輪際 あなたの外側になど
向けなくても良いのです。
その眼を
内側に向け切ってしまい
本物の あなたの姿である
弱くて 駄目で 情けなくて
出来の悪い あなたの事だけを
見つめ続けて上げるだけで良いのです。
それだけで
あなたは あっという間に
あなたの芯から全てが満たされ
切ってしまうのです。
世の中の
あらゆる事は
本当は何の意味も
ない事ばかりなのです。
それを見破ってしまう事です。
あなたが
あなたの事を
満たして上げた後で
必要な事を必要なだけ
すれば良いだけなのです。
そこには
あなたを満たす事など既に終わり
求めてなどいませんから何であれ軽々と
出来てしまう筈です。
あなたを
満たしてしまう事を
遠回りなどせずに 先送りなど
しないで 今直ぐに この場で
一瞬の内に あなたの事を温めてしまい
満たしてしまう事が本当は誰にでも出来る様に
既に私達は成っているのです。
それを今日まで
妨げて来ていたのは
誰でも無い あなた自身の
怠慢さ だけだったのです。
あなたが
汗水たらして
作り上げて来た
あなたなどに騙されない事です。
そんな物など
終わったら既に
もう居ないのです。
物事が終わった途端に
既に この世には居ないのです。
既に この世には無いのです。
とっくに過去の物と化してしまって
いるのです。
今 流れて行てしまった
時間の中に消え去ってしまって
いる あなたの姿など追わない事です。
後追いなどしない事です。
終わったものは
ちゃんと終わらせて
上げる事です。
墓穴から
掘り起こして
来ない事です。
記憶の中から
引きずり出して来て
あたかも在るかのように
勘違いをしてしまっている事が
墓穴から掘り起こして来てしまう事です。
そんな あなたなど
何処にも居ないのです。
居ない あなたの事を愛そうとする事や
受け容れようとする事など本当は誰にも
出来ない事なのです。その出来ない事を
やり続ける事に多くの時間を費やしてしまい
その間 本物の あなたの事を置き去りにして
受け容れる事を一度もして来なかったのは
あなただったのです。
そんな
詰まらない事ばかりに
費やして来てしまった あなたの
意識の眼を あなたの内側に向け切ってしまい
二度と あなたの外側の事など見なくても良いのです。
あなたの内側に
向けられた意識の眼を
使って あなたの内側に
存在している何も無い生まれ立ての
空間として在る 何も無さを 弱くて
駄目で 出来の悪い感覚の あなたの事を
見て上げてしまうのです。ただ その本物の
あなたに向き合ってしまうのです。
チラ見じゃ駄目です。
向き合い切ってしまうのです。
向き合い切って本物の あなたの感覚を
味わうのです。向き合っていさえすれば味わう事は
自然に行われて行きます。それを あなたに許して
上げる事が受け容れる事です。許して上げる事とは
少しだけ肩の力を抜いて上げる事を言います。
そして これから起こる事を あなたが止めずに
起こる事に任せてしまう事を言います。
そして
それら全部を
引き受けてしまい愛おしんで
上げる事だけで良いのです。
それだけで
あなたは何の
遠回りもせずに
あなたの事を あなたの手で
満たしてしまう事が出来ます。
受け容れてしまう事や
満たされてしまう事を何度も何度も
同じ様な事を毎日の様に書き続けて
いたのは それを実際に あなたに
やって欲しかったからです。
それだけで
あなたの今現在 抱えている
全ての問題が解決してしまう道が
あなたの直ぐ傍の足元に いつでも
転がっていると言う事に気がついて
欲しかったからです。
最低な
あなたの事を受け容れてしまい
最低な あなたの事を愛してしまう事で
あなたの内面が芯から満たされてしまう事を
この文章を読むだけでは無くて 毎日の中で
是非とも実践して体験してみて下さい。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
誰も知らない楽な生き方
絶望から あなたを救い出し
生きる上での大きなヒントを与える
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大切な人と
大切な日々を生きる為に
自分の見つめ方を 学ぶ道
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