あなたの中の
弱さや 駄目さや 情けなさや
何一つとして出来そうもない
自信の無さだらけの あなたの姿を
普通の姿として あなたが受け容れてしまい
普通の あなたのままで生きられたならば
それだけで良いのです。
だって あなたが
あなたと思い込んで来ていた
無理や 背伸びをしていた あなたの姿と
比べてしまっていたから 本物の あなたの
姿が貧弱に見えていただけなのです。
あなたが
どの あなたとも
見比べる事などをせずに
あなたの中に 元々在った
あなたの姿を ただ見つめる事が
出来たならば
たとえ あなたが
どんなに弱い姿をした
あなたで有ったとしても
たとえ あなたが
どんなに駄目な姿をした
あなたで有ったとしても
普通の
あなたの姿として
自然に受け容れる事が
出来てしまいます。
それは あなたが
何処とも比べる事を
してなどいないからです。
あなたが何処とも
比べる事をしなければ
あなたは あなた自身の事を
嫌悪したり 否定したりせずに
生きる事が出来たのです。
あなたが
今日まで生き難かった
原因は此処に有ったのです。
考えてみて下さい
誰もが皆 無理をしたり
背伸びをして生きてしまっています
誰もが あなたと
同じ様に 他の人達の姿と
自分の本当の姿を見比べてしまい
こんな自分の
姿では生きられないとばかりに
無理や 背伸びをした見栄や張ったりだらけで
何の中身も無い あなたを あなたとして
生きて行ってしまうのです。
外側に無理や
背伸びを し続けて来た
押し出しの強い姿を そのまま
演じてしまっている人も居れば
外側は穏やかに
見せていたとしても
内側には 爪を研いでいる
あなたが見え隠れしている人も居ます。
どちらの人の姿も
本当の自分の姿で有る
弱さや 駄目さは 微塵も見せる事を
していません。
何故ならば
そこを見せてしまったなら
無理や背伸びをして今日まで
磨き上げて来ているつもりの
あなたの姿が一瞬の内に木っ端微塵に
吹き飛んでしまうからです。
だから
あなたは本物の
あなたの姿を一度も
見ようとしないのです。
それまでの自分の姿を
手放す事が怖いからです。
でもね
本当は あなたが
必死で守っている あなたの姿は
既に吹き飛んでいて居ないのですよ。
毎日の様に
毎時間の様にして
あなたが必死の思いで
守っている あなたの姿は
実際には過去の中に消え去って
行っています。
それを
あなたの中だけで
あたかも有る様に見えているのは
記憶が有るだけなのです。
過去の あなたの姿の
記憶が有るだけで実際には
居ないものを あなたは
守っているだけなのです。
そんなものは
消え去ってしまって
この場には何一つとして無い
あなたの目の前に広がる ただの
空間が有るだけです。
その空間を
あなたが今迄の
あなたの姿と比べてしまい
弱く感じていたり 駄目に感じていた
だけの事なのです。
皆が無理や
背伸びをした姿で生きている
つもりの中に 実際の実物である
本物の弱さのままの普通で何も無い
あなたの姿のままで居てごらんなさい
周りの人は あなたの事を逆に怖がってしまうから
だって外面だけ
弱そうに見せているのではなくて
中身まで弱いままでいるのが解かるからです。
あなたが
筒抜けになってしまっていて
向う側に突き抜けてしまう様な
透明感を持っているのを感じるからです。
見せ掛けの
あなたの姿では
無いからです。
それが
本物で有る事ぐらい
誰にだって解かります。
だからこそ怖いのです。
自分には
そんな事が出来ないし
自分の理解を超えてしまって
いるからです。
ただ
とても感じが良いのです。
だって自分の本当の部分を
包み込まれてしまい生まれて初めて
肯定されているかのようだからです。
”そのままで良いんだよ”って
そして
何一つとして
守るものが無いからこそ
自由な考え方を手に入れる事が
出来ます。
避けて通らなければ
ならない考え方の分野が
何一つとして無いからです。
弱さは
柔らかさでも
有るのです。
あなたの
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