真理と
あなたは
いつも背中合わせに
在るのです。
だから
普段のままでは
とても見え難いのです。
あなたが
無理などせず
あなたが
背伸びなどせず
あなたが
あなた自身を
偽らずに 何処までも
正直に成って行き
あなたの
最も奥深い場所の
あなたの弱さからも
あなたの駄目さからも
あなたの出来損ないさからも
逃げ出したり
目を背けたりせずに
ありのままの あなたで
ありのままの あなたと
向き合った時に あなたの中に
長い間 隠され続けて来ていた
背中合わせに在った
真実の あなたが
初めて顔を現してくれます。
その
あなたのままで
生きる事を あなたは
長い間に渡り 避け続けて
来ていたけれど
あなたが
あなたを偽り
無理や背伸びをした
あなたで生きる事の限界が来た時に
それまでの あなたが崩れ去り
壊されてしまいます。
あなたは
生きる望みも
何もかもを失ってしまい
死を選ぼうとしてしまいます
その時に
残されているのが
あなたと背中合わせに
常に在った真実の あなたの姿です。
けれど
無理や 背伸びをして
生きる事をして来ていた
あなたは それまでの自分との
余りのギャップの大きさに
そんな哀れな自分で生きるよりは
死を選択した方が まだマシだとばかりに
死を選択してしまう方達が
殆どの方達なのです。
残念ながら
その選択をする方達の方が
圧倒的に多いのです。
そこまで駄目で
出来損ないの自分と共に
再び人生の過酷な競争の中に
出て行く気力など既に無くなって
しまっているからです。
それが
無理や背伸びを
し続けて来ていた
自分の勝手な想像でしか
無い事に 残念ながら
気づく事が出来ないのです。
それまで あなたの
生きた事の無かった駄目さや
弱さや 出来損ないの あなたで
生きると言うのは それまでの
あなたの生きていた次元である
今迄の場所で生きる事などでは無く
全く違う場所で生きる事に成って
しまうのです。
まず 誰とも
競争などしないのです。
いいえ
競争をする
必要が無いのです。
だって
あなたが本物の
真実の あなたのままで
生きるのに 誰か競争出来る
人など見当たりません。
その あなたで
生きているのは世界で
あなた一人だけだからです。
競争出来る人など
世界の何処にもいないのです。
更に今迄
あなたが生きて来た中で
身に着けて来ていた体験の
何もかもが何一つとして通用せず
全く使い物になど成らないのです。
だから
あなたが手探りで
その都度 その都度
発見して行くしか無いのです。
そして一度
使った やり方は
二度と使う事など出来なく
成っているのです。
体験を残して
それを頼りにしたり
それを拠り所とする事など
させて貰えないのです。
そのかわり
いつも あなたは新鮮で
あなたの周りは真実だらけです。
頼りにして良いのは
それまでの あなたが
いつも 馬鹿にして
見下げて来ていた弱くて
駄目で 出来損ないの あなただけです。
その あなたは
無理をしたり 背伸びをしていた
あなたから見ていたら出来損ないの
あなたに見えていたけれど本当は違います。
その あなたの
正体は 感受性の宝庫です。
何も無い あなたが
いつも抱いていた怖れや
恐怖を感じて来ていた場所の
感覚を使うのです。
何も無いままの あなたが
何かを感じられる場所で静かに
何かが感じられてくるまで待つのです。
そこには
何の強引な力も
必要ないのです。
そして
感じられて来た
感覚に正直に出来損ないの
あなたのままで触れて行けば
それまでには見た事も無い
新しい道が生まれて来てしまうのです。
何処にも
力など必要とする
場面や場所など無いのです。
あなたが
あなたの中に
隠され続けて来ていた
背中合わせに在った真実の
あなたで生きる時 あなたのする事は
全てが真理に基づくものばかりと
成ってしまいます。
それは
真理の花が次々と
たった一度の花の寿命を
余す事無く咲き誇っているかの様です。
勿論 無力のままで
大きな摂理に身を任せている
だけなのですけれどね
あなたの
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