あなたが
昨日までの あなたに
しがみついていなければ
あなたなんて何処にもいません。
あなたが
昨日の あなたを
昨日の中に置いて来ているなら
あなたが
昨日の あなたを
昨日の中に置いて来る事をして
それを習慣にして その癖を
あなたに着けさせていたなら
今の
あなたが馴染んでいる
あなたなんて何処にもいません。
良い事も 悪い事も
全部を昨日までの中に
置き去りにして来ています。
それが実際の現実です。
全ての事は既に終わっています。
あなたが
あなたの中だけで
終わった現実を引きずり
昨日までの終わってしまった現実を
あたかも有るようにしている
だけの事なのです。
何で わざわざ
そんな必要が有るの？
せっかく
馴染んでいるのだから
やりたいようにしていれば
良いだけじゃんと あなたは
思うかも知れないけれど
あなたが馴染んでいる
昨日までの既に無くなって
しまっている あなたを
あなたの中で生かしてしまい
昨日の中へと置き去りにして
来ていない事で あなたは常に
新たに生まれて来ている あなたに
出逢う事が出来ないのです。
あなたが
昨日までの あなたを
昨日までの中に置き去りに
してしまう事を怖れている為に
新たな あなたに出逢う事が
一度も出来ないのです。
あなたは
昨日までの あなたを
昨日の中へと手放してしまう事が
怖いのでは無く 手放した後に
何一つとして無くなってしまう
大きな空間の中に投げ出されて
しまう事が怖いのです。
何も無いばかりか
何処までも 深くて果てしのない
孤独感の中に突き落とされてしまう事を
あなたは最も怖れているのです。
あなたは
あなたの中に
いつも古臭い あなたが
居座っている事が当たり前に
成ってしまっているけれど
本当は昨日までは
既に終わっているのだから
あなたの中に何一つとして
無くなってしまい何一つとして
残ってなどいない状態こそが
本来の あなたの姿なのです。
その状態に
あなたはビビッているのです。
あなたは
あなたの本来の状態の姿を
怖れてしまっていた
ただ それだけの事だったのです。
あなたに怖ろしい
孤独感を与えていた
何処までも深く果てしない
空間こそが 本来の あなたの姿なのです。
ただ
それまでの あなたには
馴染みが無かっただけなのです。
昨日までの
あなたを昨日までの中に
置き去りにして その後に
残された何も無い空間の中に
あなたの身を預けてしまえば
良いだけなのです。
あなたが残された
何も無い空間に毎日の様に
あなたの身を預けてしまい
その空間の中を 漂いながら
味わっていると どんどん居心地が
良くなってしまいますし その場所こそが
元々の自分の居場所だった事にも
気づけてしまいます。
その空間の中に
身を預けてしまった後も
怖れは有るけれど その怖れは
以前の怖れと違い とても小さなもので
あなたが許容出来る範囲の怖れです。
その怖れは
無くしてしまったり
消そうとしてしまっては駄目です。
常に
敏感になり
感じて置く事です。
その怖れは
新たな空間と
毎日出逢う事への怖れです。
新しい空間との
出逢いは常に新鮮で
怖いものなのです。
けれど
その怖れが
あなたの中に有る内は
あなたは常に新たで新鮮な空間に
出逢っていると言う事の証明なのです。
新しい事の中へ
その小さな怖れを
感じている あなたのままで
いつでも入って行ける事です。
そこには
あなただけの
新たな道が生まれてしまいます。
その道さえ
あなたは一度通るだけで
手放してしまい その日の中へと
置き去りにして行きます。
だからこそ
次も あなたの歩く道は
新しい道が生まれてしまうのです。
小さな怖さは
あなたの味方であり
あなたの命そのものです。
あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。
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絶望から あなたを救い出し
生きる上での大きなヒントを与える
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