あなたが一人で悲しさの中にいる時に
あなたは まるで世界で 自分一人だけが
悲しんでいるように捉えてしまっていて
他の人の悲しみなどには全く目を向けられないでいる。
もしも その辛く苦しい時に
自分以外の人達の苦しさや悲しさに
目を向ける事が出来たら あなたは一瞬にして
その悲しさから抜け出せてしまう。
あなたを見ている
あなたの身近な人の胸の中にも
あなたと全く変わらない痛みがある事を
あなたの想像力を働かせて想像してごらん。
あなたが 今の今 感じている
その悲しみと 寸分 変わらない悲しみが
身近な人の胸の中にもある。
それを あなたが与えてしまっている事に気が付くんだ。
あなたは まだ自分の悲しみだから
それが何処から来るのかを知っているから
あなたが悲しみ あなたの気が済んだら
それでお仕舞いだけれど
身近な人は それでは終わらない。
勝手に あなたの中に その悲しみの火種が
まだあるかのように捉えてしまうし
その悲しみを 自分達が与えてしまっているのかも知れないと
捉えてしまうんだ。
親とは そういうものだ
あなたの悲しみの原因は
自分達が与えてしまったものかも知れないと
思ってくれてしまうものだよ。
あなたが悲しみから解放されない限り
親や その他の身近な人達も
悲しみから解放されないんだ。
そして その悲しみは
あなたの感じている悲しみなど 比では無い
その数倍の悲しみだと捉えても間違いではない。
そして
あなたが
もしも死んでしまうような事があれば
生涯に渡り その死の責任を
背負って生きる事になる。
例え普段は
そんな風には見えなくても
あなたの身近な人達は
本当は そんな人達ばかりだと
どこかで知った上で生きて行く事が
とても大切だと 私は思うのです。
あなたの心の見つめ方の
手助けが出来ます。
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