この道の果てまで・・・

ただ純粋に ただ一途に歩む時
突如として それまでとは まったく違う
次元の異なる大地が あなたの目の前に姿を現す。

★あなたの愛が 永遠の愛と成る為に 264★

2007-05-24 12:16:36 | Weblog


◇ 人間物語 の メール講座   NO24 ◇





良い悪いという
単純な理屈で
重要な問題を 脇に退けては駄目だ。

人間の 様々な問題は
良い悪いだけでは 解決は不可能だ。
それほど 単純ではない。

もしも 
それほど単純ならば
人は 悩みはしないし
苦しみもしない。


そして一番に
自分自身を傷つけてしまう 最大の元は
物事を 真っぷたつに区分して
考え出す事にある。

良い悪いの 二つに
善と悪の 二つに
道徳と 不道徳に。

高いと 低いに
優と 劣に
天国と 地獄と 言う様に
世の中の すべてを
二つに区分して考える。
これは 西洋の文化が生み出した
二元論という 
物事を 単純に
わかりやすく 説明したり
解釈する為の方法だ。

本当に体験して 
知るのではなく
あくまでも 頭の中で知る。
これが 解釈だ。

世の人々は
今や この二つに区分した
二元論の中に
どっぷりと埋没してしまっている。

何故か?
その理由は こうだ
自分の人生を 
より間違いの無いものとする為に

あなたは その二元論の中に
自分を置き
その二つの内の 
良い方を選び 生きる。

本当に あなたが
わかっているからじゃない。

その二つとも 生きてみてから
こちらを歩こうと
あなたが選んだ訳じゃない。

だって
両方とも 味わったわけでもない
あなたに 何がわかる?。
なぜ
今の あなたが
歩いている道が 正しいとわかる?

あなたが もしも 
この二元論の中を
無意識にでも
歩いているとしたら
あなたは きっと 自分自身を
まっぷたつに 分断してしまっている。

良い悪いを あなたの中に作り出す
善と 悪を あなたの中に作り出す。

そして
あなたは この善の方だけ受け入れる。

だが 悪の方は 
あなたに受け入れてもらえず
いつも あなたの内側で
あなたに 受け入れてもらおうと
必死だ・・・。

こうなったら
あなたは 常に 善を手にし続ける為に
いつも 内側の 悪と
戦っていなければいけない。

これは 苦しい。
一時も あなたに
休息を 安らぎを
与えてはくれない・・・。

このままでは あなたは満ちたりた気分なんて
味わえっこない。

これが
心の病が無くならない
最大の元だ。

あなたの 
内側の悪も
あなたの一部だ。

それを 受け容れて上げなさい
それは 例え 他の人に
受け容れてもらったとしても
用を成さない。

その
内側の あなたの一部である 悪は
あなた自身に 受け容れて
もらう事を 願っている。

「 善の方ばかり 可愛がるな
僕の方だって 受け容れてくれ!
僕だって 君の1部なんだ・・・。
ちょっと 見てくれが悪いだけなのに
余りにも ひどい扱かいを
しないでくれ。
いつまでも 君が 僕を 受け容れて
くれないのなら
僕が 君の 一部だという
証明を して上げる為に
いつまでも 騒ぐ事をやめないぞ。
それに 僕が騒げば
自然に 君の体を支配して
悪い事をして上げる
そしたら君は
僕が 君の一部だって事が
わかるはずだ 」

調度
こんな感じで
内側に 抑圧されている悪は
その力を 発起する。

それは
あなたが 
抑圧すれば するほど
力を持つ事に成る。

それを
自分の一部として
認めてあげてごらん。

あなたは 
その時に初めて
内側には 悪など存在しなかった事を
目にする事だろう。

それは 
あなた白身が 作り出した
トリックだった。

まだ 
何ひとつ 
知らない あなたが
物事を二つに区分して
これが 善で これが 悪と 作り出し。

善の方を 追ったあげく
悪の方も 歩いて見たいという
あなた白身の 興味を 誘惑を
あなたは 悪とみなしていた事に
気づける事だろう。


あなたは まだ
その悪とやらが どんな物か
体験していない。

それを 体験する為に
それを 知る為に
あなたが 勝手に 悪と頭の中で
決めている方向にも
歩いて見る事だ。

そしたら あなたは どこかに
頭を ぶつけて
泣きわめくかもしれない。

今まで 
体験した事の無いくらい
痛い思いをするかも 知れない。

だが あなたは一段成長する。

頭で わかって 
それを止めている場合
あなたの 内側には
それを やりたいという思いが
芽生え出す。

あなたは 二つに分かれてしまう。

本音と建前
あなたが 世の中で 出世したり
多くの人達に 受け容れてもらう為に。

こうしなければ いけないと
やって行く事を
あなたは 善とみなす。
それが 建前だ。
その建前をやって行くと
当然 あなたは 
無理をし 
背伸びをしていること自体に
息切れがしてくる。

そして 時には
こうして 発散したいという事柄が 
自分の 内側に 芽生え出す。
それが 本音だ。

あなたは この本音を悪とみなす。
本音は 建前をしているからこそ
産まれて来てしまう代物であり
どちらも 本当の ものじゃない。

あなたが 建前で 生きなくなると
本音も産み出されなくなり 自動的に消えて 無くなってしまう。
これは 二つで一組のものだ。

どちらも 善でもなく
どちらも 悪ではない。

そして そんな生き方を続けていると
いつか 必らず その悪に
あなたは そそのかされて
それを やってしまう可能性を
持ったまま歩く・・・。

そして 内側の その衝動と
戦いっ放しで 生きる。

そんな生は 馬鹿みたいだ。
成長などない。


だが 体験で
実際に 痛い思いをした 
あなただったら.
それが どんな結果をもたらすのかを
ちゃんと 理解する。

それが 成長だ。

あなたは ひとまとまりだ
まだ あなたが 生まれてから
何十年しか 経っていない。

その何十年で 
あなたが理解した事と言ったら
挨の様なものでしかない。

この
世の中には
あなたの知らない事が 山ほどある。

どうか
そんな あなたが 知ったかぶりを
しないでほしい。

そして
私が言う「知る」とは
頭で 知っている事など 入れていない。

そんなものは ガラクタだ。
もしも あなたが 頭によって
すべてを 知っているとしたら
あなたは 何ひとつ知ってはいない。

何故なら
真理は 頭で知る事など
不可能だからだ・・・。
それは
その中に生きた時に
初めて 流れ込んで来るものなのだから。

そして
この二元論に埋もれて生きると
あなたは 知識と 抑圧しか
得られずじまいだ。

それは まがい物の生を
あなたに 与えてしまう。
そんなのは 生じゃない。

一見 あなたは 間違いを犯さず
非の打ちどころのない人間に見える
完壁だ。

だが 
そうなったら 生きてはいない
そんな つまらない生は
ロボットに任せておいたら良い。

ロボットは 完壁だ。
だが 成長はしない。
いつまでも いつまでも そのままだ。

そして
ロボットは 生きてはいない。
機械仕掛けだ。

あなたの生も 
それに似ている。
インプットされた マニュアル通りの生・・・。

作りものの 生・・・。

だから私は まがい物の 生だと言う。
人間が そうなったら お終いだ。

作りものの生から
産まれ出る 全ては作りものだ。

思いやり。
情け。
愛さえ。

すべて計算された作りもの
こんなのは 極悪だ!

真の生から
生まれ出る 一切は
すべて 活き活きと 生きている。

流れている
そして それは 
すべてに 安らぎを 与える・・・・。




それでは 
明日の人間物語のメール講座を どうぞお楽しみに