Miquette’s assortment

みけこの詰め合わせ

年越し

2006-12-31 | いろいろ
今までの年越しはSweet Basilで迎えることが多かったのだけれど、熱帯JAZZ楽団のファンクラブの方々が一階席を埋め尽くしてしまって年々予約が取りにくくなるのと、取れても2階席に追いやられてしまうので、今回はBlueNoteのほうでで越すことにしてみた。

出し物(と言うのか?)は、かの有名なカウント・ベイシー・オーケストラ。(COUNT BASIE ORCHESTRA Direvted by BILL HUGHES featuring BUTCH MILES vocals MELBA JOYCE)
家族に整理券を取りに行ってもらったら、配布時刻にはもうかなりの列だったそう。 さすがにすごい人気。

夜の入場時刻前にもあふれんばかりの人、年越しらしく和服の女性も多くいらっしゃった。 わたしもちょっとよそ行きで行ってみた。 中にはもう早くも破魔矢を持っている人も。

BlueNoteのステージは狭くて、ビッグバンドは乗り切れないんじゃないかと心配だった。 乗れることは乗ってたけど、ステージは超過密、ソロで前へ出るときには席を交代して準備したりとかなり大変そうだった。
演奏はすごくパワフルで明るくてきらびやかで常に楽しい雰囲気に満ちていた。 デューク・エリントンの曲だけどね、と紹介して"Take The A-Train"を演奏、お客さんたちが軽くブーイング(もちろんお笑いで)、という場面なんかも。

そして、いよいよ新年が近づく。 曲の途中にあたって、どうするのかなと思っていたら、中断して蛍の光の演奏が始まり、前もって配られたクラッカーを鳴らして、ヴーヴクリコで乾杯。

わたしは今までビッグバンドはあまり聴いていなかったけれど、それぞれで上手い人があれだけそろって演奏するゴージャスさには驚きだ。 でも、続けて聴いていると、ちょっと飽きるかも・・・贅沢言ってごめんなさい。

リー兄さんとデイヴおじさん

2006-12-05 | いろいろ
いきなりあつかましいタイトルでごめんなさい。 でも、それくらい長年お世話になって馴染んでいる、リー・リトナーデイヴ・グルーシンの演奏を聴きに行った。

Blue Noteでふたりが一緒に舞台に立つのは今回が初めてだそう。 あれ、そうだっけ、今までバラバラに聴いてたのか。 LEE RUTENOUR with special guests DAVE GRUSIN & FRIENDSということで、デイヴ・グルーシンはゲスト。 でもグルーシンの曲も多く演奏されて、先輩に花を持たせる感じだった。
やはり新しい曲は少なめ、ちょっとさびしい気もするけれど、みんなが安心して聴けるのはこのへんの選曲かなと思った。 だったら、キャプテンカリブも聴きたかったなぁ。
リトナーは終始ニコニコ、いつもそうだけど、今日は特にとても機嫌が良かったかも。 シャツの蛍光っぽい赤色がすごくハデだった。
グルーシンはWaltz for Debbyなんて曲も弾いた。 けれどもう全然エバンスじゃなくて、グルーシンの曲になりきっていた、賛否はともかく。 白髪増えたなあ、なんかわたしの父と雰囲気が似てきた、くたびれたダンガリーのシャツを着てるとこらへんも。

わたしは音楽療法とかには懐疑的だけど、これはアレだ・・・脳ミソから何かいいものが出る感じがした。 安心して全てを任せ切って聴ける、危ういところのないHAPPYな演奏、これだよ、これ!
無論、わたしが個人的にそうなのであって、全員がそうなるはずもない。 誰にでも効く音楽なんてありえない、そんなのを押し付けてはいけない。 それに、気分は良くても、結局は帰ってきたら肩から腕が痛くなってた。 好きな音楽を聴いて病気が治る? そんなに上手くはいかない。(笑)

ところで、一番気になってしまったのが、リトナーのおでこと髪のすき間(^^; うーん・・・