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みけこの詰め合わせ

リウマチ無免許運転

2005-07-23 | リウマチ
関節リウマチという病気を持つと、医者や周囲の人たちから「前向きになりなさい」と言われることがしばしばあるという。 しかも、たいていは初期の頃に。

しかし、わたしは思う・・・それは、これから免許を取得しようとしている超初心者にいきなり「縦列駐車しなさい」と言うようなものじゃないか?
だいたい、「前」ってったって、どっちが前で、後ろで右で左なのかということからしてわからないのではないだろうか。
しかも、誰も具体的な方法を教えようとはしないで、ただひたすら縦列駐車を要求する。 かなり無理な話だ。

(特に日本では精神論が重んじられるせいなのか、どうしても気持を先に持って来ようとする、そしてそれには自分で悟りを開かなければならないらしい。
そこへいくとアメリカの雑誌なんかは面白い、どうしたらそうなれるのかについて手とり足取り事細かに方法を説明してある。 まあ、どっちが良いとかという議論をするつもりはないけれど。)

もし、リウマチャー免許があるとしたら・・・書籍を読むことは学科だろうか。 書籍を読むと暗いことや怖いことが書いてあるのでいやだという話もよく聞く。 でも、直接運転に役立たないかもしれないけれど、やはり最初には学科は必要かと思う。 ざっと常識を確認し、突拍子もない失敗を防ぐために。
まあ、そこにも「前向きに」「明るく」と書いてあり、かつ、方法については書いていないと思うが、それは気にしなくていい。(笑)

だいたい「明るく」と言っても、真昼間トンネルでもないのにライトをつけっぱなしはいかがなものか。 そういうのも常にでなくていいと思う。 わたしはちょっとつけっぱなし気味かも。(^^;ゞ

そして、実際の教習、路上という感じで、実際の治療に取り組んでいくわけだが、教官との相性が悪くてキレて投げ出したくなるという場合もないではない、つまり主治医との相性が良くないときもある。 お互いに歩みよりは必要だが、どうしても合わないという場合は、教官の交代→主治医の変更をお願いしてみる。 教習所→病院そのものをやめてしまうのはもったいない、なるべく病院内でできれば、今までのカルテも生かされる。

そして、リウマチ友の会はシートベルトのような存在かな。 なくても運転はできるが、せっかくあるんだから、安全のためにシートベルトは着用しておくことをオススメする。

かく言うわたしも、初期から数年間は、まったく無免許運転のようなものだった。 「前向きに」とすら言ってくれる人もなく、診断はされたけれどほったらかし(消炎鎮痛剤と湿布のみ)、結婚して子供でも産めば治るとか言われても、知識がないからそんなもんかと思っていた。
で、自力で縦列には駐車したっぽいけれど、タイヤが斜めだったり、あるいはどこかこすってるとかって感じだった。(今でもそうか?)

最初はぎこちなくても、きっと慣れたらいつのまにか、あんなに苦手だった縦列駐車や坂道発進もスイスイできるようになってるだろう、または多少苦手でもなんとかなるだろう。 急ぐことはない、わざわざ難しいことから取り組む必要はない、安全で快適がいちばんだ。
そして、どんなに初心者でも、運転が下手でも、人を傷つけてはいけない、これだけは基本のキ、わたしたちは公道で生きているのだ。

ちなみに、本物の縦列駐車が苦手な人にはコレなんかいいかも?
最後に、本当のことを明かすと・・・わたしは自動車の運転免許は持ってません。(爆)