Miquette’s assortment

みけこの詰め合わせ

ストール、デビュー

2010-05-27 | いろいろ
またしても病気関連の話で、毎度恐縮ですが・・・手術したので、もちろん傷かできました、首に。 で、現在は傷を綺麗に治す目的の絆創膏を貼らされてます。 肌色がちょうど自分の肌に合っていて目立ちにくいほうではあるんだけど、やっぱり見た目はなんだかなーという感じ。

襟の詰まった服を着れば隠れる位置だけど、わたしはもともと襟が狭いのが苦手で、真冬以外は襟開きの広い服ばかり。 手持ちの服でそのまま着られるのはチャイナ系のものが少々、毎日中華ってのもなー。 でも、今年襟の詰まった服をたくさん買っても、傷が薄くなったら着なくなることが予想されてもったいない。 気に入った服を見かけても、(襟が開いてるから)一枚で着られないなぁと思うと、買い物自体にいまひとつ気乗りがしません。

そこで、今ちょうど流行しているストール。 昨年あたりからみーんな巻いてるなぁとは思ってたんだけど、暖かくなってもやっぱりみなさん盛大にマキマキされてます。 コーディネートの難易度が高そうだし、杖や髪ににからまりそうな気がして好きではなかったのですが、今春はわたしも意を決してストールデビューしてみました!

手を添えないと落ちてくるスタイルのは無理だけど、細長いタイプなら首に巻きついて止まってるので大丈夫、今のところ案外からまないで済んでます。(^^) ちゃんとコーディネートできているのかどうかわかりませんが、だいぶん慣れてきたところです、もう少し買い足してみようかな♪

机上の空論

2010-05-11 | 
そして、入院中にとうとう本が尽き、売店へさまよい出ることに。

四畳半神話大系小さな売店の書籍コーナーは小さくて、読みたいものが一冊もないんじゃないか、とあんまり期待していなかったのですが、少ない冊数の中に森見登美彦さんの文庫を2冊発見。 以前に宵山万華鏡を読んだので、そういうつもりで読み始めたのですが、あの作品は他のとは少しカラーが違うんだということがわかりました。

しかし、退院後にもその勢いで、ほとんどの作品を読み漁ってしまいました。 この人の作品は、ちょっと読みづらいというのか、とっつきにくいところがあって、いったんその世界から離れてしまったら、また慣れるのに苦労する感じで、続けて読んだほうがよさそうだったので。 ちなみに夫は脱落しました、いちばん読みやすそうに思えた「有頂天家族」をお薦めしてみたんだけど、ダメみたいでした。(^^;

SF→奇妙なむさくるしい世界、机上の壮大な空論と移動して、もう3ヶ月くらい頭の中がクラクラっぱなし、現実に戻れなーい。 「四畳半神話大系」などは、青春小説の形をとったSFだと思いました。 イッツ・ア・パラレルワールド。 

ところで、その四畳半神話大系が、今ちょうど、アニメになってテレビで放送されています。 版画風の絵柄や早口で畳み掛けるようなナレーションが独特で、ほの暗い雰囲気がよく出ていてなかなかいいなぁと思ったので、珍しく続けて見ているところです。 4話で終わるのかなと思ってたら、原作になかったエピソードもあったりして、もっと多くなるようです。 もう3話くらい終了してしまっているけれど、地域によってはまだこれから放送が始まるところもあるので、充分楽しめるのではないかと思います。

久しぶりに本の話題

2010-05-11 | 
またしても病気関連の話で恐縮だけど・・・入院に本は付き物、動けないとき、身体を動かす体力・気力のないとき、待ち時間、移動中、旅先などにも付き物、というわけで、このところ大量に本を消費。 着替えるのは億劫なのに、本は読めるのか? お風呂はしんどいのに、本は読めるのか? Yes! 横になったまま読み、しんどくなったらそのまま寝てしまえばいいのだ。(^^;;;

さきごろの入院に持って行った本。
大腸菌 ~進化のカギを握るミクロな生命体
まずは入院前に読みかけだった『大腸菌』。 ばい菌はイヤね!というお話ではありません。 分子生物学の発展に尽くして(?)きたEscherichia coli=大腸菌さんたちのこと書いた本です。 わたしの学生時代にも同じ研究室内でもやはりE. coliを使って実験していて、お役御免となった後に殺処分=オートクレーブで茹でられた匂い(なぜか鰹出汁っぽい)もなつかしく。 評判のいいカール・ジンマーの著で訳も良くて読みやすくて、読み物として面白かったです。
でも、病室に持ち込む本としては異例のタイトル?お医者さんや看護師さんに、その本はなんじゃ~、とウケました。 べつに菌そのものを持ち込んだわけじゃないんだけどね。(^^;

で、ほかはSFでした。 術後に新しい本をイチから読み進むのはしんどいだろうと考えて、以前に読んだお気に入りを持っていきました。
時間封鎖〈上〉最近好きになったロバート・チャールズ ウィルスンという作家さんの本。 日本で翻訳・発売されているのは4作品5冊の文庫で、すでに2作品が絶版になってしまっていますが、古本でも入手して読む価値があると思います。 詩情豊かでノスタルジック、SFの形をとった青春小説なんじゃないかと思います。 ゆえに、メカとかが出てきて大戦争・・・とかいうタイプのSFを期待する方には向きませんが。

昆布解禁

2010-05-09 | いろいろ
手術以前の甲状腺の検査で、橋本病の抗体(甲状腺を破壊する自己抗体)が出ていたので、ヨードの多い海草類を自主規制していました。 甲状腺の機能はまだ正常(甲状腺ホルモン値は普通)だったし、特にヨードを制限するようには言われなかったのですが、せいぜい鍋物の出汁、お味噌汁のわかめ程度にしていました。

でも、破壊されるべき甲状腺はもうない、ということは、食べても差し支えない、というわけで、昆布解禁!
まず買ったのは、昆布飴。 大阪っぽいのおやつなのかな? 母の好物でした、レトロな感じ。 子どもの頃はそんなに好きでもなかったんだけど、昆布の自主規制を始めたら、かえって存在を思い出してしまって、食べたくなってました。 うーん、うにゅっとした噛みごたえ、なんともいえません。 なつかしい味です。
ほかに、椎茸昆布やめかぶも買いました。 若竹煮のわかめもいつもよりふんだんに入れて作ったり。
でも、そろそろ気が済んだし、やっぱりあんまり食べすぎは良くないそうなので、今後は普通に戻っちゃうと思いますが。

ちなみにうがい薬のイソジン(ヨードを大量に含有)も控えていました。 でもコレは特に使いたくはならないなぁ。 まさか、ごくごく飲んだりしないし。(爆)