Miquette’s assortment

みけこの詰め合わせ

眠るのに忙しい

2007-07-26 | リウマチ
長いリウマチャー生活で、ここ2年ほどは過去にないほど具合が良かった。(その期間中には、こまかい不調や故障ももあり、他の病気が発見されたりはしているけれど) でも、そろそろそれも終りが近いらしい。 なぜならば・・・検査値としてはCRPも血沈も悪くはない、他はRFとMMP-3が点灯しているのと、抗核抗体が下がらないくらいなのだけれど・・・なによりも、ものすごく眠るのだ。 これは、いつぞやリマチルが効かなくなってしまった時と同じ感じだ。 具合の良くなったことに特に原因がなかったのと同じでそうでなくなることにも特に原因はない、そもそも関節リウマチの原因が不明なんだし、まあ病気のほうで勝手にやっていただくしかしょうがない。

関節リウマチでは、痛みは凄まじいが元気のあるタイプ、痛みはソコソコだけどものすごくだるいタイプ、その両方、その中間、とさまざまだ。 わたしはだるさが強いタイプだと思う。
医師サイドからは、少し休みつつ仕事をこなしていけばいいではないか、というご意見が多いようだ。 なかにはしんどくても絶対横になってはいけない、そういうご意見の先生もいらっしゃるようだ。 たしかにあまり不定な時刻に眠ってしまうと家庭内時差ボケになってしまうので、それもそうかな、なーんて納得できるのは具合が良くて勢いのある時期だけ。 ダメなときには我慢とか努力とかそんなことを考える暇もなく、寝室まで行く気力もなく、テーブルに突っ伏してとか、その場の床に転がってしまうことも少なくない。

眠れる環境であることはありがたい、それは否定しない。 でも、眠っているということは起きていないということで、その分使える確実に時間は減るわけで、全体としては忙しくなってしまう。 眠りたくて眠っているわけではないせいか、悪夢を見たり、眠りが浅かったりして苦しいし、当然時差ボケている。
子供には、やるべきことを先にやりましょうと教育するが、全体の時間が少ない場合やりたいことから先にやらないとやらないうちに人生が終わってしまう。 そんなわけでニンゲンらしい生活も捨ててなるべくやりたいことからやるようにしているが、最近ではテルミンの演奏を録音したかったのだが、他の用件を片付けている間に時間がなくなってしまってやっぱりかなかなできなくて困った。 やりたいことからやるのはなかなか難しい。

この場合「眠るのに忙しい」というのは、冗談ではない。 忙しくて寝る暇もないので替わってほしいという人もいるが、ほんとに替わりますか? それともニンゲンやめますか?(^^;

で、前置きが長くなったけれど、ここで思い出すのがこれ。 中島らもさんがBAHOの番組のゲストに出た時の映像BAHO, RAMO NAKAJIMA(YouTube)で、最後のほうにすごく短いセッションがあるのだけれど、その歌詞が
朝10時に起きて~、夜は10時に寝るだけさ~♪

らもさんはここでチャーさんに「なんで12時間も寝るんやー、とツッこんでほしい」と言っている。 見ていて瞬間に反射的にツッ込んでたわたしはやっぱり関西人かなぁ。 ギターでは神様のようなチャーさんもそこは関東人、ツッ込みではわたしにも劣るのか。(笑)

ちなみに、らも落語(YouTube)も必見。 ええ、もちろん、わたしはヤキも充分に回ってますとも。(爆)