Miquette’s assortment

みけこの詰め合わせ

ふきん絞り器

2011-01-27 | リウマチ
リウマチャーのみなさん、ふきんを使うとき(絞るとき)どうしてますか? 今日はリウマチャーのふきん事情(?)に迫ります。

ふきんやタオルを絞る動作、リウマチャーでない方にはなんでもない日常動作だと思いますが、リウマチャーにとっては・・・あのひねり回転の動作がけっこう難関。 手指変形で握れない、握れるけど握力が小さくて絞るのは無理、絞れなくはないけど痛くてたまらないので結果はユルユル、という不便さを味わっている方が多いはず。

解決(もしくは回避)作戦としては
  ・絞らなくていい程度に水を含ませて使う
  ・自分以外の家族を絞り係に任命
  ・たくさんの枚数を用意して次々使って、まとめて洗濯機で洗って絞る
  ・ボロ布で拭いて使い捨てる
  ・使い捨てのペーパータオル
と、色々あると思います。 わたしも回避派で、今まで生活から「絞る」という動作を排除してきました。

でもやっぱり毎回絞りたい、自力で! できれば思う存分カラカラになるほどぎゅうぎゅうに! という人におすすめのツールが登場しました。

ふきん絞り器 しぼっ太郎ふきん絞り器、その名も「しぼっ太郎」

リウマチ患者とそのご家族の方々を看護の知識で支援するサイトであるリウマチと家族と看護の広場の神崎初美さんの発案で、協同組合 産団協ヤマギワインターナショナル(現:神戸インターナショナル)との共同で、研究開発されて生まれました。

使用例ふだんはほとんど絞らない派のわたしですが、実物が我が家にやって来たので、試してみました。

電源も動力も一切使わないところが、いまどきなecoかも。 ふきんのセットは溝に押し込むのがちょっと難しくて慣れるまではコツが必要、ここが指の力の使いどころかなぁ。 いつも使っているふきんだと小さすぎてセットできなかったので、ちょっと大きいのでテストしました。 厚すぎると溝に入らず、薄すぎると抜けてしまうというワナもあり(^^; 本格的に稼動することになれば、逆にちょうどいいサイズのふきんを選ぶといいと思います。

トレーにくっつけて吸盤でシンク等に固定して使うのですが、吸盤の吸着力がかなり強いので使用後にひっぺがすのがたいへん。(ムリヤリじゃなくて剥がすための突起つまめばいいのですが、けっこう難しいかも) なので、いっそのことトレー等に固定しておいて、トレーごと持ち上げて移動したり水を流したりすると便利かと。

ストッパーなるほどと思ったのは、ストッパーの存在。 こんなに小さく目立たない部品ですが、これが大活躍。 回してみて、実にうまくできたストッパーだと気づきました。 わたしたちの手でハンドルをしっかり押し続けるのは無理。 ストッパーがあるおかげで、押して手を離しても大丈夫。 ハンドルが絞った方向から巻き戻ってくるのを防いでくれるので、押す→離す→押すの動作を落ち着いて繰り返していけばいいわけです。

ちなみに回転方向は、ハンドルが右側になるように置いたときに向こう側へ押す方向、わたしは手前側へ押すほうがしっくりくるので、ハンドルが左になるように置いて使っています。 なんらかの理由でストッパーが不要なときには外せるそうですが、基本的には有り(無いと危険だそうです)。 もし止める方向(回転方向)を変更したい場合には、プラスドライバーにて変更可能でその際は残りの穴の方へ取り付けること、または注文時にリクエストすることが可能だそうです。

以上、試用品として提供された実物を使ってみての感想でした。 リウマチャーの方であればおわかりのことと思いますが、リウマチの不自由さは人それぞれに違いますので、全く同じように感じられるというわけではないことをご了承くださいませ。



ふきん絞り器 しぼっ太郎

購入するには協同組合 産団協のページ右下のほうにある「しぼっ太郎の購入はこちらの文字」をクリックすると申し込みフォームから、またはリウマチと家族と看護の広場へのお問い合わせにて。

季節はずれの「クリスマス・プレゼント」

2011-01-23 | 
クリスマス・プレゼント (文春文庫)今ごろになってクリスマス・プレゼント・・・をもらったわけではありません。 最近読んだジェフリー・ディーヴァーの短編集のタイトルです。

ジェフリー・ディーヴァーいえば、リンカーン・ライムのシリーズ。 昨年、現在の最新訳である「ソウル・コレクター」(8作目)まで読んだところです。 元々は長編が苦手なほうなわたし、話の展開が細かくて立ち上がりが遅く感じて、読み始めは読みとおせるのかなぁと心配になりましたが、読み進むにつれてスピード感がアップ、引っ張られるように読み進みました。 ミステリーにはドンデンは付き物ですが、ほんとにドンデンに次ぐドンデンに振り回されっぱなしの8冊でした。

そのリンカーン・ライムのシリーズからのスピンアウト1編を含む短編集がこれ。 邦題がが季節はずれになってしまいましたが、原題は"Twisted"だそうで、まさに捻った16編。 短編だしねー、とあまり期待せずにいたけれど、とても面白かったです。 長編を短くしたというのではなく、短編ならではという仕上がり。 どれもあっという間のストーリーなのに、もーどんだけドンデンやねん(笑)

ジェフリー・ディーヴァーを読んでみたい、でもいきなり長編はしんどいなぁというときにはまずこちらからがオススメです。 しかも文庫なのでジャマになりません(^^)

さて、リンカーン・ライムのシリーズの話をもう少し。 主人公のライムは安楽椅子探偵ならぬ車椅子探偵、屋内に居ながらにしてバリバリ活躍ってところが魅力かもと思ったのが、シリーズを読み始めたきっかけでしたが、登場するキャラクターの魅力もハズせません。
なかでもライムの助手としてレギュラーで登場するアメリア・サックスはカマロを疾走させる赤毛の美女。 で、彼女がひょっとしたらリウマチャーかもなんです。 関節炎と訳されていますから単に arthritis と書かれているのだろうと推測しますが、rheumatoid arthritis ではないとも限らないなあと勝手に想像したりしています。

そんなことや、よく出てくるアメリカのさまざまな地方色や会話、英語で読めて理解できれば楽しいだろうなーとは思うのですが・・・こんがらがるストーリーを英語で追うのは無理そう(^◇^; それができれば次の短編集の"More Twisted"もすぐに読めるんだけど、おとなしく訳されるのを待つとします。

画材のダンシャリ、する?

2011-01-11 | いろいろ
昨日は伝票や請求書を整理。 棚に場所を空けようと思って目に付いたのが、画材の入ってる箱。
画材開けてみたのは、何年ぶり? 懐かしいやら古いやら。

学生時代のポスターカラーはさすがにコチコチの完全固体、こりゃもうゴミでしょ。 パステルは問題なし。 透明水彩は柔らかいのとそうでないのと、色による原料の違いによる差かな。 もうちょっとあとで買ったガッシュはまだやわらかいなー、とか思ってうろうろしていたら・・・踏んづけるという事故発生。 幸いスリッパを履いてたので、被害はその底と付近の床だけで済んだけど、あたりは目出度い朱赤でまっ赤っか(^^;まっ赤っか

いつのまにか、筆を持つということが全然なくなりました、手の変形のせいかなぁと考えてみたけれど、それよりもPCとプリンターの発達のほうかな。 最近はステンシルも全然していなくて、これも年賀状をステンシルで作らくなったのがきっかけ。

ステンシル用のアクリルやアメリカンクラフトライフカラーはまだ使えそうな様子だけど・・・うーん・・・もったいないけど、これは世間で流行のダンシャリが必要?