最近、やっとぐりとぐらかるた
を買った。
実は、長年買うのを迷っていたのを、いよいよ意を決して買ったのだ。 お値段はとてもお安くて1,050円、でもそれは問題じゃない。 問題はわが家の住人の人数は2人であること、これじゃかるたで遊べない。 それにかるたは分厚い素材で作られていて、けっこう場所をとる。(中学生の時に買ってもらった百人一首も、すでに引出しでかなりの場所を占めている。)
しかし、初版が出た頃に、友達が買って見せてくれた記憶がずっと尾をひいていて、とうとう買ってしまった。 かるたなんて、幼い子どものかるたと笑うなかれ、一枚一枚の文がとてもいい、しかも全部ちゃんと韻を踏んでいるのだ。 例をあげると
- にいさん にこにこ にんじんたべる
- みどりのライオン みみまで みどり
この2枚だけでもその魅力にとりつかれてしまいそうではないですか?
作者はぐりとぐらの絵本と同じ、文は中川李枝子さん、絵は大村百合子さん。
まあ、2人で無理やり遊んでもいいし、子どもたちが遊びに来る機会に遊んでもいいのだが、傷めるのは忍びないので、今はもっぱら観賞用。
ところで、うちには他にも2人では全くつまらないカードゲームがある、それはアメリカ生まれの水道管ゲーム 。 ルール的にはタチの悪い七並べのようなものだ。(笑) こちらは前々から持っていて、傷んでもOKなので、遊びたい人は誘ってくださーい。