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Miquette’s assortment

みけこの詰め合わせ

にゃーにゃーをお迎えしました

2014-08-15 | いろいろ
7月の終わりのこと、近くで猫の里親会(譲渡会)があるというので、見学に行きました。 今すぐではないけれど、いずれはお迎えしたいと思っていたので。
おとなのにゃーが多い中、「こっちこっち」と手招きされた先には子猫三きょうだい。 「どうぞだっこを」と言われるがままに・・・トラのおとこのこはわたしのひざの上で手を枕にうとうと、三毛のおんなのこは活発でまわりをキョロキョロ。 久しぶりの子猫の感触、軽ーい柔らかーい暖かーい! 夫がスマホで写真を撮ってくれました。

かわいかったねー、ちっちゃかったね、で終わるはずだったのだけど・・・気持ちはメロメロのグラグラ、日に日に我が家にお迎えしたい気持ちがむくむくとふくらんでしまいました。 でも、一日のほとんどを寝て過ごすわたしの体力で世話ができるのか、入院のときはどうするか、オープンでガード不可能な台所は危険なんじゃないか、などなど10日間ほど悩みに悩んだ末・・・三毛のおんなのこをお迎えしようと決心しました。

小さなうちはなるべくきょうだいで過ごしたほうが社会性が身に付くということなので、トラのおとこのこも一ヶ月ほど我が家でお預かりすることになり、ふたりははるばる山梨県から一緒にやって来たのでした。

おんなのこはトリニティ、おとこのこはももたろうと名づけました、トリももコンビの誕生です。
トリはちょっと繊細なおねえちゃん、ももは甘えん坊な弟かな。 でも、ふたりとも怖いもの知らずですぐに新しい環境に慣れてくれてひと安心。

お預かりだけのつもだったもも・・・ブラッシングのときに、お互いが見えていると遊びたくて落ち着かなかったので、トリを抱いて別室に移動したところ、ももが今までにない大きな声で鳴いてトリを呼ぶのでびっくり。 走って遊んでいて姿を見失ったときも、大声ではないけれど鳴いて呼ぶこともあるし、こんなに仲良しなふたりを引き離すのが忍びなくなってしまい・・・またしてもだいぶん悩んだのですが、やっぱりももたろうもうちの子にすることに決めました。

自分の家ににゃーたちが居て、毎日会える! あまりのうれしさに、なんだかまだ実感がわきません。 いいえ、決して我が家の「持ち物」ではなないんですよね。 神様から預かったちいさな「命」、せいいっぱい大切にしていきたいです。

イーハトーブ探訪

2014-06-30 | いろいろ
6月に、リウマチのイベントで盛岡へ行ってきました。
あとで写真を見た夫から「三毛ちゃんものすごく楽しそうな顔w」と言われました。 だって、実際にものすごく楽しかったんだもん!

はじめての盛岡、はじめての東北新幹線、現地のお友達の車で案内してもらえてありがたかったです。

一日目は宮沢賢治ゆかりの場所を巡る計画をたてていた方に同乗させてもらって花巻をめぐり、最後に花巻温泉のバラ園にも立ち寄りました。 広大ではないけれど、傾斜地を活用した素晴らしいバラ園でした。

二日目は八幡平を目指してドライブ、途中で寄ったお店でさくらんぼ(べにさやか)を食べながら秋田県との県境まで。 八幡平は霧で岩手山もあまり見えませんでしたが、とても幻想的でが夢のよう。 残雪の湿原に咲く高山植物が可憐でした。
そして、小岩井牧場でお昼ご飯、オムライスが美味(^^) おやつにソフトクリームも食べました。
たくさん食べたのに、なんと夕飯にはわんこそばに挑戦! おねえさんの「はい、どんどん」「じゃんじゃん」「もー一杯」とテンポが良く可愛い掛け声に、65杯食べました。

他にも、さんさ踊りや鬼剣舞の鑑賞、そして何人もの友達との再会。

梅雨時なので曇りがちでしたが、土砂降りにはあわず幸いでした。

何百枚も写真を撮ったのですが、その一部をアルバムにしましたこちらです。

今更ながら岩手の地名の美しいこと。 花、石、雫、泉・・・自然がいっぱいでキラキラしていました。 また行ける機会があればいいな。

さよなら、バンマス

2014-04-30 | いろいろ


昨日、松岡直也さんがお亡くなりになったそうです。


『夏の旅』 を初めて聴いたときの感動は忘れられません。 タイトでスピード感があって・・・もちろんラテンですが、かなりロック寄りのアルバムです。

このアルバムはまた、わたしが生まれて初めて聴いたCDでした。 無音部分がほんとに無音で、そこからくっきりと立ち上がってくる音に驚いたものです。

直也さんの曲は、ジャズ/フュージョンバンドのLandscapeで演奏した思い出があります。 もちろん直也さん本人の演奏も聴きました。


奇しくも、音楽生活○○周年(2013年で61周年でした)と銘打ったライブが行われていたSTB139 Sweet basilも5月25日に閉店することになっています。 何事にも終わりはあるとはいえ、たいへんさびしいことです。


永遠の夏へ旅立ってしまった直也さん、大好きでした、さようなら。


おうちに昭和がやって来たヤァ!ヤァ!ヤァ!

2014-04-29 | いろいろ
「昭和の日」もすでに26回目、昭和という時代がほんとに過去の珍しい物事になってきたこのごろです。 でも、うちには昭和な物がたくさんあって、現役で使われていたりします。 時間の流れが遅いのかも(^^;

少し片付け始めた実家からやって来た昭和な物たちや、わたしが元から持っていた物なんかも含めてアルバムに何枚かまとめたものがこちらです、知ってるものいくつありますか?

お正月には父母それぞれの結婚前までのアルバムの写真、順番がでたらめだったり、剥がれたりしていたので、新しく作り直してまとめました。

母の幼いころの写真は空襲で失われてしまって小学校卒業からしかありませんが、健康そうな若いころの母と再会。
父は赤ちゃんのころからあり、祖父や祖母、もはや昔過ぎて誰だかわからない人たちの写真も。

父には最後の手術より後には「なんでこんな病気になったんやろ」「なんにもええことなかった」「大阪なんか出てくるんやなかった」と嘆かれてとても辛かったのですが・・・わたしの知らない旅行や宴会の写真がたくさんあって、楽しそうに笑っていました。 いいこともいっぱいあったんだよね、よかった。

父、去る

2013-11-21 | いろいろ
先月、三毛子の父が大好きだった母のもとへと旅立ちました。 今日はもうはや初月忌です。
おととしの退院からは入院はなく、自宅で療養していました。 100歳まで生きた祖母に比べたら短命かも知れませんが、80歳でした。

退院するときにも「家がええ!」と言っていたので、わたしも最近は一人暮らしの自宅でのターミナルケアなどについての書籍を読んだりし始めていたのですが、そういう事態には至らず、ごく普通の一日の中での急な旅立ちでした。 デイサービスへ行ってヘルパーさんが帰って、お弁当やさんが来るまでのわずかな間の時間だったそうです。

わたしは電話を受けて深夜に到着、路面電車を降りるとポツンとともったガス灯のほのかな光に迎えられました。 ひとりほとほとと歩いて警察まで会いに行くと、お風呂上がりのようなつやつやした顔。 しんどいときには眉間に祖母そっくりのしわが出るのですが、それがなくてちょっとほっとしました。

父はご近所の方が立ち上げたNPO法人でヘルパーや子供の集まる場所でのお当番ボランティアをしていましたが、介護保険を使うにもそこのヘルパーさんや最近はデイサービスでもお世話になりました。 50年以上住み慣れた街での、まさに地域密着型サービスでした。

そんなわけで、お別れにはお母さま方と一緒に子供たちも大勢来ていただきました。 父にふさわしい旅立ちだったと思います。

父をご存知だったみなさん、心配してくださったみなさん、本当にありがとうございました。

秋の遠足、巾着田

2013-09-27 | いろいろ
Lycoris albiflora Lycoris radiata var. radiata猛暑も終わりを告げる頃、ベランダの鉢では彼岸花の花茎が上がってきます。 今年はうちではまず白い花からスタート、赤のつぼみはまだ出たばかり。

アルバムが開きます今年はもっとたくさんの花を見てみようということで、彼岸花の群生地の巾着田へ行ってきました。 500万本もの花が咲くという名所です。
何はともあれ、写真をどうぞ。 ※クリックするとアルバムが開きます

動画で見ると、ほんとに一面の緋色の絨毯のようであることがわかります。


ちなみに、こんなに盛大に咲くのに、三倍体(本来2本一組であるところの染色体が3本ある)であるため花が咲いても種ができなくて、鱗茎(球根)で増えます。 巾着田の彼岸花も高麗川の増水で流れてきて鱗茎が根付いたものらしいとか。
ただし、中には稀に結実する二倍体もあって、種でも増えます。 うちのベランダにもあって、実生のものも開花しています。(2005年から栽培、2006年に結実したものを播種、2011年に開花)

縁起が悪い、毒がある(本当ですが)と言われることもある彼岸花ですが、学名のLycoris(リコリス)はギリシャ神話の海の妖精Lycoriasだそうで、英語でもMagic Liliesと呼ばれたりして可愛がられています。 韓国では相思華(サンチョ)というロマンティックな名前、曼珠沙華という呼び名のの元になったサンスクリット語のmanjusakaは天上の赤い花という意味で、おめでたい兆しとされています。

愛着があるのは卒業論文で鱗茎を扱った縁かな。 とは言っても、鱗茎に含まれる糖分についての研究だったので、ひたすら鱗茎を掘り返して分析するだけなので、花はあまり観賞していないんですが。
学校の中庭で鱗茎を掘る三毛子

ちなみに・・・
   ヒガンバナ(Lycoris radiata var. radiata)ふつうの彼岸花
   コヒガンバナ(Lycoris radiata var. pumila)結実する彼岸花
   シロバナヒガンバナ または シロバナマンジュシャゲ(Lycoris albiflora) 白い彼岸花
   ショウキズイセン(鍾馗水仙)(Lycoris aureaまたはLycoris traubii)黄色の彼岸花
です。
シロバナヒガンバナは鍾馗水仙(見かけは黄色い彼岸花)との交雑から生まれたそうで、正しくは別の種類です。

Festival de la fleur

2013-06-05 | いろいろ
この春、わたしはガーデニングがブーム! って、万年そうでしょう?と問いただされそうだけど。

まずは6年ぶりにお花見。 このところ実家の用事や地震や自分の手術などで桜をゆっくりながめていませんでした。
桜のトンネルが2kmにわたって続く道(の半分)を、以前同じマンションに住んでいた友達と同窓会っぽくそぞろ歩き。
※クリックすると大きな写真が見られます
3月中に散ってしまいそうということで急いで見に行ってよかったです。 街路樹なので樹の下で「酒が飲めるぞ~♪」というノリではないお花見ですが、やっぱりきれい。

そして5月はなんと言ってもバラの季節。
久しぶりで国際バラとガーデニングショウにも行ってきました。
※クリックするとアルバムが開きます

1999年のリニューアル以来行ってなかった京成バラ園にも。
※クリックするとアルバムが開きます

体力の都合上、毎春「バラを見に行くのは1ヶ所以下」にしているのですが、今シーズンはルールを破りで2ヶ所行って、予想以上にクタクタになってしまいました。 でも、どちらもとても素敵で、行った甲斐があったかな。

そして、やはりここ数年低調だったベランダ。 特に昨年の大規模修理で全てを仮置き場へ移動退避・戻しでいろいろと傷んだり枯れたり。 特に唯一の大きなバラ(世間での普通サイズ)だったボニカ'82が鉢も株も丸ごと行方不明になってしまってとても残念でした。
それを取り戻すつもりでイングリッシュローズのガートルード ジェキルをお迎えし、勢い余ってミニチュアローズを数種類、フレンチローズのニューイマジンも・・・「大きなバラは一つだけ」のルールも破ってしまいました。
他にハーブの補充や鉢の取替え、まだ勢いが余ってて怖いです(^^;ゞ

犬筥 my Love

2013-03-03 | いろいろ
よくある定番の質問に「犬派or猫派?」というのがあるけれど、わたしは名前からして猫派。 犬も嫌いなわけじゃないが、片方しか選べないなら断然猫だ。 ところが、今回は犬モノにハマってしまった。

わたしのメイン疾患であるリウマチの病院への行き帰り、お買い物処兼通路として利用させていただいているとあるホテルがある。 そこで、たまたま犬筥の展示があることを知った。

犬筥とはなんぞや?という解説より、まずはその姿をご覧あれ。 「いぬばこ」で画像検索してみよう。
人面犬?! 気味悪い!というご意見もあろうかと思うが、運良く(?)わたしの手元にやってきた展示の案内に掲載の写真が可愛らしかったので、通院帰りにちょっとのぞいて見ることにしたのだった。

実際の展示には、大小も新旧も素材もさまざまな犬筥がたくさん集合していた。 巨大な子、ちっちゃな子、格調高い子、面白い子、高価な子、お手ごろな子・・・時代の新旧もあれど、とにかく並々ならぬ魅力に感激して携帯のカメラで撮りまくった。
その中でも、とても愛くるしいと感じる子達がいて、購入可能。 しかし、徹底的に非実用品。 狭いお家にすでに非実用品のあふれかえる中、飾り物を増やしてどうするのだ、と、後ろ髪引かれつつ帰宅。
せめてもっと鮮明な写真を撮ろうではないかと思い、後日の通院にはデジカメを持参、しかしそれでは飽き足らず・・・とうとう連れ帰ることに。(二度目に足を運んだ時点で予想された事態かも)
一頭ずつのバラ売りなのだが、やはりペアで。 左側がおんなのこ、右側がおとこのこ、区別が付くようにと左右で違う色を買っていく人もいるそうだが、揃っているほうが仲良しな感じがしたので、白い子たちをGET。
同じシリーズ中でいちばん小さなもので、幅9cm弱くらい。 素焼きの瀬戸の陶器製。

ふくよかな色白さん、むんっとしたお口、つぶらな瞳、見れば見るほど愛くるしーい!

ところで、そもそも犬筥とはなんぞや?

犬筥(いぬばこ)は、御伽犬とも呼ばれ、伏せたの犬のかたちの身体に幼い子供の顔がついている置物で、本来は張り子製。
雄雌の対で、向かって右が雄でが左が雌。身体の部分が上下に分かれる筥(はこ)になっていて、雄には守り札を、雌には白粉などの化粧道具を入れる。 前髪は水引で結んだ形、身体には松竹梅や鶴亀等の縁起の良い文様が描かれる。
起こりは、平安時代のころに狛犬が元となって作られたものらしく、犬はその主人を守り安産で多産なことなどから、子供の枕元や産室に魔除けとして飾られたそう。
江戸時代の上流階級では、お雛様の飾り物として嫁入り道具のひとつともなった。 そして、庶民の間では犬筥をもとにした犬張子が作られて子供のお守りとして流行。
現代の皇室でも、美智子皇后が愛子様たちに贈られたそう。 今では陶器や磁器、木目込、ガラス等さまざまな素材、意匠、表情の犬筥(いぬばこ)が女性のお守りやインテリアとして流通している。

ま、とにかく、撮ってきた写真をご覧くださいませ。 それぞれに個性のある顔を眺めているうちに、なんとなく誰かに似てるような気がしてくるのも面白いです。それぞれ画像をクリックするとアルバムが開きます。

犬筥の雛壇犬筥-デジカメ編
鍋島焼の巨大犬筥犬筥-携帯ピンボケ編

【犬筥をつくっているところ、見られるところ】(敬称略)
中外陶園、須原陶磁工房 「須はら飾り」のひとつとして犬筥を製造販売、素焼き錦彩の陶器製。
畑萬陶苑 伊万里鍋島焼陶磁器の会社
吉徳 犬筥を蒐集
ノリタケボーンチャイナの犬筥
下鴨神社 結婚式や御宮参りの際、記念品として御伽犬を授与される。

さあ、あなたのお宅にも犬筥さんをお迎えしませんか?

2012年、ありがとうございました

2012-12-31 | いろいろ
みなさま、2012年もいろいろとありがとうございました。

今年は足趾形成術で2回の入院手術・退院後を含めて合計半年間の軟禁的生活、春には訳のわからない神経の苦境で一ヶ月ほど寝ても起きても身の置き所がなくて、お茶さえ飲めない状況(診断はパニック障害ということでしたが)など、いろいろとご心配くださったみなさん、ほんとうにありがとうございました。

おかげさまで、足の腫れもほとんど良くなっていて、今夜は初めて普通の靴を履いて、目標だったカウントダウンお出かけできました。

ではでは、来年もよろしくおねがいいたします。