グミの実のお味

私はグミの実を食べたことはありません。こちらは双極性障害の主婦、グミの実のブログです。

脆弱性は増すのか

2011-10-24 20:18:05 | Weblog
メイクを落として、コットンパックをしてもらって、お肌がきれいになりましたよ
って言われたら、期待して鏡を覗くのはいつもウキウキの瞬間なんだ。いつもだったら。

どろ~~んって、目の下、ありえないくらいマスカラにじんでる。
化けて出たおばけみたいな目元は、もはやお肌ですらないの?
何を見て何を表現したくて、さっきの言葉を言ったの?ルーティンワーク?

あっけに取られていて聞こえてきたのは、白くなったでしょーって。
はぁ?!目の下真っ黒ですけど!!

言ったさ、マスカラ落ちてないですよねって。
あ、そうですか~って、拭いてたけど、落ち切ってないし。

席を離れどこかいったので、自分でティッシュで拭いてたら、
勝手に化粧品選んで、メイクもしますよねって、余裕顔。

え、得意なのはこっちですとでも、言いたい訳?

眉毛のお手入れは断ったが、くどいほど切りましょうかって、だから断ったろが。
アイライン、グリグリ強引に引くから、痛いと言っても、怖いですかと聞き返す。

さっきから、私と会話が成り立ってないぞ。

っていうか、この人、本当にこの仕事で生活費稼いでるの?

前にも、散々、人のこと仕事バリバリしてそうって褒めといて、
主婦だと話すと、主婦を褒める言葉は一つらしく「うらやましわ~」。

今回も、おんなじ、仕事バリバリ、主婦、うらやまし。
で、その後トーンダウンして無言、ねぇ、プロとしてどうなのかなぁ??

化粧品も私の好みや新色から選びたかったのに、オレンジ系シャドウと白っぽいピンク。
あああ、案の定、肌になじみ過ぎてさえない目元、妙に浮き上がる唇。

私は避けた方がいいと言われている、いや避けるべしといわれているコンビネーション。

帰って速効落とそうと、何も買わずに、イライラしながらも堪えて、店員に目も合わさず会釈し去ろうとすると、
影から申し訳なさそうな古株のいつもの店員登場、いつも豪快な存在なのにしょんぼりしてる。

もうムスッとした顔みられたよね、…でも、あなたのリンパマッサージやアドバイスは最高なのよ!

と思ったが、あの不快極まる時間は、あんたの部下の仕業だろ、もっと教育しとけ!、と言う「気分」で一瞥。

トイレに入って、鏡を覗いたら、もう目の下にじんでるし。

あいつ、ただの下手くそかっ、顔思い出してまたムカつくわ!



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と、いうような体験に、こころが荒れすさんでいたが、夕食を作っていると、携帯に電話が。
手を洗って慌てて出たら、友達が時間を作って電話してきてくれたのだ。

いま、赤ちゃんが子供向け番組に夢中になってるから、なかなかタイミングつかめなくてごめんねって。

全然悪くなーい、そんなの気にしなーい、というかこのタイミング、あんたは天使だーーー。

すっかり毒が抜けて、話が弾んで楽しかった♪

夫の都合で、たった12分の会話だったけど、私がいて友達がいた。たぶん心の中にも。
100km近く違うとこに住んでいるのに、同じ話題で笑えるってこんなにも尊いものだったのね。



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この二つの体験で、「脆弱性」という言葉が浮かんだ。

普段なら、こんなに腹が立って、こんなに幸せにならないかもしれない。
前に腹が立ったのも、今回のも、生理予定日前日ドンピシャなのである。
躁転で入院していたのも全て生理前、というか入院すると翌日生理みたいな。
気分が高まっちゃうんだね。

明日は通院。要相談。そして、今夜は頓服飲もう。
うん、やっぱ高いな。。