グミの実のお味

私はグミの実を食べたことはありません。こちらは双極性障害の主婦、グミの実のブログです。

小学校へ見学へ

2011-07-15 16:15:47 | Weblog
私の所属するボランティア団体は、小学校でも語りべをやる。
今日は、その見学へ行ってきた。
実は、日にちを間違えて、昨日は待ち呆けていたのだけど。不審者と思われたかも。
割と規模の小さな学校で、1学年1~2クラスだ。
学年ごとに3つの昔話と1つの絵本。
黙って大人しく聞いてもらうより、自由に反応してくれる方が何だか嬉しい。

タイトルを言うと「この話知ってる!」という子。
出だしのところから「ええ!」と驚く子。
まさかの展開に顔を見合わせる子ら。

私ですらずっと体育座りすると脚が痛くなってくるのに、よく集中して聞く子供たちの後姿を見ながら、
私もどっぷりと昔話の世界を楽しめた。
知っている話も、人の口からなめらかにリズミカルに流れ出ると、聴いてて心地よい。
絵が浮かんで、絵が動いて、どんな表情かを想像しながら、話が進んでいく。
私が小学生だった頃に聞いたら、一体どんなことを思ったかな。

ちょうど20分休みをはさんだので、お茶を飲みながら語りべの体験談を聞かせてもらった。
ラオスの昔話で出てくる木が、どんな形でどういう葉なのかインターネットで調べたら全く同じ質問があったこと。
昔話に触れていると、色んなことに興味が湧いて、知らず知らずに知識が増えていくこと。
別の小学校では、クラスごとなのでとても忙しくて、一人で5話も語ることになり、私たちが募集されたこと。
私なんて1話でもやっとこさフラフラ状態なので、すごいなぁと思った。
でも、そんな風になってみたい、というか、なったらどんなに面白いだろうと心が躍った。

まだまだ修行中だ、もっと頑張ろうと意気込んでいたら、
「どうですか?、12月に」と。
これは、次回の12月に小学校で昔話を語ってみないかという意味だ。
「いえいえ、まだとても…」と私。
帰ってきてから、このやりとりを思い出しては、すごく楽しみになっていた。
まだまだ自信はないけれど、目標があるって励みになる。

ああ、今日はいい経験ができた。