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『カンフー・ヨガ』〈字幕版〉(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の18本目@梅田)

2018年01月09日 | 映画(か行)
『カンフー・ヨガ』(原題:功夫瑜伽)
監督:スタンリー・トン
出演:ジャッキー・チェン,アーリフ・リー,レイ,ソーヌー・スード,
   ディシャ・パタニ,アミラ・ダストゥール,エリック・ツァン他

上映館は結構多いなか、字幕版の上映回数の多い梅田を選択。
昨年公開されたジャッキー・チェン主演の作品は、
『レイルロード・タイガー』は日本人にとって非常に嫌な感じ、
『スキップ・トレース』もさほど面白くなく、今度こそと願っていた1本。
本国ではジャッキー主演の映画として過去最高額の興行収入を記録したそうです。

およそ一千年前のこと。
中国とインドの間に混乱が生じ、そのせいである財宝が行方不明になる。

中国・西安市の博物館に勤める考古学者ジャック。
あるとき、美女アスミタがインドからわざわざジャックを訪ねてやってくる。
聞けば彼女も同じく考古学者で、伝説の財宝を探しているという。
見つけるにはジャックの力がどうしても必要だとのこと。

ジャックは助手のシャオグァン、ヌゥオミン、
さらには彼の友人の息子でトレジャーハンターのジョーンズを誘い、
アスミタとその助手カイラを加えて、消えた財宝の探索チームを結成。
アスミタが持参した古い地図を頼りにチベットの雪山へと向かう。
雪山に埋もれた洞窟には、財宝の在処を示す「シヴァの目」があった。

ところが同じく財宝を探しているインド人ランドルが現れて、
財宝がアスミタの手に渡るのを阻止しようとする。
ジャックとランドルの手下たちが揉み合ううち、
ジョーンズは「シヴァの目」を携えてまんまと脱出に成功、行方をくらます。

後日、「シヴァの目」がオークションに出品される。
ジョーンズが一儲けするために出品したことを知ったジャックたちは、
なんとかそれを奪還しようとオークション会場に出向くのだが……。

中国とインドの合作、カンフーとヨガの合体というだけでもう面白い。
還暦を過ぎても体を張る世界的人気者ジャッキーもイイし、
彼とチームを組む若手男女が揃いもそろって美男美女。
どんな娯楽映画でも、出演陣がタイプじゃないと楽しさも半減するから、
綺麗な人を見られるに越したことはありません。
ジョーンズ役のアーリフ・リーがとにかくカッコイイし、
美女たちのアクションシーンにもキレがあります。

ちょっと違和感があったのは、時折カクカクッとする映像。
それにあんなエンドロールは初めて。
ジャッキー作品のことだから、最後にNGシーンを期待する客も多いだろうに、
長い長いエンドロールにNG集はなく、
しかも途中から無音状態でクレジットだけが延々流れます。
あれはもうちょっとなんとかならんかったんかいな。

ジャッキー様、今年もお怪我なく、お達者で楽しい作品をお願いします。

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