『ヒットマン リサージェンス』(英題:Hirman 2)
監督:チェ・ウォンソプ
出演:クォン・サンウ,チョン・ジュノ,ファンウ・スルヘ,イ・イギョン,イ・ジウォン,
キム・ソンオ,ハン・ジウン,イ・スンウォン,イ・ジュニョク他
平日に休みを取り、キノシネマ心斎橋にて4本ハシゴの1本目。
彼女は『天国の階段』という2003年のTVドラマでクォン・サンウにハマったそうですが、
韓ドラを観るようになってまだ数年の私は観たことなし。でも映画ではクォン・サンウを結構観ています。
『ハッピーニューイヤー』(2021)には本人役でカメオ出演するほどの売れっ子で、明るい役が似合うけど、
あら、『鬼手』のときには「実はこの人がかなりタイプ」と書いていますね、私。
本作は『ヒットマン エージェント:ジュン』(2020)の続編。
監督は前作と同じチェ・ウォンソプで、出演陣もほぼ同じ。
少年時代に喧嘩強いところを見込まれ、NIS(大韓民国国家情報院)にスカウトされたジュン(クォン・サンウ)。
凄腕の暗殺者として数々の任務をこなしてきたが、ウェブ漫画家に転身を果たす。
今は妻のミナ(ファンウ・スルヘ)と一人娘のガヨン(イ・ジウォン)と共に穏やかな日々を送っている。
しかし、ジュンに目や指を潰されたことを根に持っている各国の悪党どもは、ジュンを殺したくてたまらない。
漫画家として活躍していることを知ると、韓国へと渡りジュンのもとへ行こうとするが、
ジュンの元上司ドッキュ(チョン・ジュノ)と後輩のチョル(イ・イギョン)はそれを阻止。
民間人となったジュンに危険を察知させることなくひそかにジュン一家を守ろうとしているのだ。
一方、ジュンの妻ミナは、美術館の展覧会企画に携わる毎日が楽しくてたまらない。
ディレクターのヘイン(ハン・ジウン)から世界的に有名なフランス人アーティスト(キム・ソンオ)が来ると聞く。
その展覧会をミナが任せられることになり、張り切るのだが……。
ウェブ漫画家としてスターになったジュンだけど、暗殺要員を辞めてしばらくすると、描くネタがなくなります。
続きをUPすればSNSで「ゴミクズ」と叩かれて、編集長(イ・ジュニョク)はジュンに連載打ち切りを通告。
困ったジュンが暗殺要員の自分がどんな事件に関わりそうかを考えて描いてみたら、これは評判よし。
ところがそれを模倣した犯罪が起きて、ジュン自身が容疑者扱いされてしまうという。
前作ほどテンポの良さは感じませんが、どうもクォン・サンウには甘くなってしまいますねぇ。
ひきこもりの少年の部屋に不法侵入するシーンなどは楽しかった。
アリバイがないかと思いきや、少年が隠し撮りしていた映像がみごとアリバイに。
人がめっちゃ死ぬことには驚く。前作もこんなに死にましたっけ。
ミナ役のファンウ・スルヘとヘイン役のハン・ジウン、どちらもめっちゃ美人。綺麗な人を見るのは楽しい。
さらなる続編があるのかどうか知らんけど、まぁ、これはこんなもんで。