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『スイッチ 人生最高の贈り物』

2024年01月02日 | 映画(さ行)
『スイッチ 人生最高の贈り物』(英題:Switch)
監督:マ・デユン
出演:クォン・サンウ,オ・ジョンセ,イ・ミンジョン,パク・ソイー,キム・ジュン,
   キム・ミギョン,ユ・ジェミョン,ファン・スンオン,チョン・ヒョンソク他
 
ここからしばらくは2023年中に劇場鑑賞した作品が続きます。
 
先月23日、動楽亭へ落語を聴きに行く前にシネマート心斎橋へ行きました。
スマホもモバイルバッテリーもちゃんと鞄に入れたことを確認して車を走らせたのですけれど。
東三国辺りでふと気づく。私、スマホは持ったけど、財布どうしたっけ。
え、え、えーっ。財布持ってくるの忘れてるやん。
今どきスマホで何でも支払い可能やろけど、西成の駐車場ってスマホに対応してるやろか。
もしも対応していたとしても、スマホで払ったことない私がちゃんと払えるかどうかわからん。
あかんあかん、これは財布を取りに戻らねば。
 
いったん家に戻ってもギリギリ上映開始に間に合う時間に到着できるやろと思っていたのに、
千里中央までの間の新御で事故とおぼしき2件、なんやわからんけどパトカーが車を止めているのが1件。
ものすごい混みようで、家に帰り着いたのがすでに上映開始時間。
本作は28日までの期間限定上映だったから涙が出そうになりつつ、あきらめてまたミナミへと向かう。
シネマート心斎橋へ到着したときは本編開始から35分ほど経過していたのですが、
「今からでも入場させてもらえますか」と尋ねて入らせてもらいました。どっちみち席は端っこだし(笑)。
 
したがって、途中まではまったく観ていないので、どういう流れかイマイチわかりません。
でもこんなに話が進んでからでも観てよかったと思いました。
 
クォン・サンウ演じるパク・ガンは超売れっ子のスター俳優。
彼のマネージャーを務めるのが、オ・ジョンセ演じる親友チョ・ユン。
クリスマスイブの夜、一緒に飲んでタクシーに乗るが、翌朝目覚めるとふたりの人生が入れ替わっていた。
 
私が観はじめたのはこの後、ふたりの人生が入れ替わってしばらく経ってからです。
 
どうやら人生が入れ替わってしまったことを知っているのはパク・ガンのほうだけ。
チョ・ユンも、パク・ガンのまわりの人も、誰も人生が入れ替わったことを知らない。
元の人生がどうたらと、おかしなことを言う奴という認識です。
 
瀟洒なタワーマンションで華麗なシングルライフを送っていたはずが、そこは今はチョ・ユンの部屋。
パク・ガンにはスヒョンという妻とまだ幼い娘と息子がいます。て、まったく売れない。
スヒョンはパク・ガン自身の元恋人だけど、舞台俳優だったパク・ガンがスターになるために別れた相手。
この人生では彼女と結婚してこんな平々凡々とした人生を送っているなんて。
 
親友のことを気の毒に思うチョ・ユンから映画監督を紹介されるも、パク・ガンには興味を示されず。
オーディションを受けたところで大げさな演技だと指摘され、役にありつけそうにない。
 
パク・ガンがスターだったシーンは見そびれましたが、後半を観られただけでじゅうぶん幸せ。
裕福でなくても、平凡でも、温かい人生。
ま、本当にお金がないのは困るから、ほどほどにはあってほしいですけどね(笑)。
 
クォン・サンウはもともと好きな俳優です。彼の出演作はたぶん全部面白い。
スヒョン役のイ・ミンジョンは美人ですねぇ。ほかの作品も観てみたい。
 
「今日みたいな明日だったらいいなぁ」。
そう思える今日を過ごしたい。

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