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『西成ゴローの四億円』

2022年02月25日 | 映画(な行)
『西成ゴローの四億円』
監督:上西雄大
出演:上西雄大,津田寛治,山崎真実,徳竹未夏,古川藍,奥田瑛二他
 
先週の土曜日。昼間は落語と蕎麦会席の会へ。
結構な量の日本酒を飲んでから十三・第七藝術劇場へと向かいました。
 
早く観たいと思っていたのに、前後編続けて観られる機会がなかなかなくて。
シアタス心斎橋では後編のみしか上映していないってどーゆーこと!?
ようやく両方観る機会に恵まれたのですが、上西雄大監督、ごめんなさい。
飲み過ぎで酔っぱらい、この前編は途中で居眠りしちゃったんですよ。(-o-;
 
でも終始寝ていたわけではないので、書いておきましょうね、あらすじを。
 
舞台はタイトルどおり、大阪・西成
日雇い労働者・土師晤郎(上西雄大)には、殺人罪で服役していた過去がある。
そのため、周囲からは「人殺しのゴロー」と呼ばれているが、
ゴロー自身には人を殺したときの記憶が欠けており、
いったい自分は何者なのか、本当に殺人を犯したのかどうかがわからない。
ゴローが殺したとされるのは大物フィクサー・莫炉脩吉(奥田瑛二)の息子。
莫炉は決してゴローを許さないだろう。
 
事件をきっかけに別れたゴローの元妻・真理子(山崎真実)は職を追われ、
心臓移植が必要な難病に罹っている愛娘・裕歌(田中心彩)をひとりで見ている。
移植費用は寄付などを募ればなんとかなるものらしいが、
殺人犯の娘とあっては誰も金を出してくれるわけがない。
治療費どころか生活費も苦しく、SM風俗嬢をして暮らす日々。
 
裕歌の病のことすら知らずにいたゴローは真理子と再会。
手術には海外渡航費も含めて4億円必要であると知る。
何が何でも4億円を作ると心に誓ったゴローは……。
 
って、こんなんで合ってますかね、上西監督。(^^;
 
とにかくめっちゃ強いんですよ、このゴローが。
どんな奴らが束でかかってこようが速効で一掃。
津田寛治演じる服役前の元同僚から仕事を請け負い、殺しの案件を片付けます。
 
血が飛び交いますけれど、笑わせてくれるのが闇金を営む非道な八神姉妹。
姉・松子(徳竹未夏)、妹・梅子(古川藍)がいかついけれど可笑しい。
 
酔っぱらって寝てしまった箇所があるのが悔やまれますが、
この後、後編の前に、上西監督と八神姉妹の舞台挨拶が。
こんなに活気にあふれた劇場は久しぶりです。すげぇ楽しかった。
 
というわけで、後編に続く。

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