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11回目の『RRR』と31回目の『トップガン マーヴェリック』

2023年03月21日 | 映画(番外編:小ネタいろいろ)
『RRR』は10回、『トップガン マーヴェリック』は30回と、とてもキリのいいところまでたどり着いていたから、
そこからさらに刻む気はありませんでした。そんな気はなかったのに、刻みはじめてしまった(泣)。
 
第95回アカデミー賞で主要部門を次々と受賞したのは『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でしたが、
かなりの時間を居眠りに費やしてしまった私としては、全然納得できない気分。
いや、私が納得しようがしまいがどうでもいいことなんですが、
私は『エブエブ』よりも『フェイブルマンズ』のほうが好きだったし、
『エブエブ』ならば『イニシェリン島の精霊』のほうがずっとオスカー向きだとも思いました。
そういう意味では、あえてオスカー向きでない作品が選ばれたのかなぁ。
 
そんななか、ほとんどどうでもいいと思われる部門の歌曲賞を受賞したのが『RRR』で、
音響賞を受賞したのが『トップガン マーヴェリック』。
この2作品なしに昨年と今年の私は語れませんから(笑)、
どうでもいい賞の受賞であっても、タイトルを聞けばまた「観たい病」が再発してしまう。
 
11回目の『RRR』は、109シネマズ大阪エキスポシティにて、IMAXレーザーGT版を鑑賞。
あいかわらずよく客が入っています。
さすがに初見の人はいないのではと思うけど、やっぱりいますかね。どれぐらいがリピーターなのかな。
 
先日4回目を観たという友人が、4回目にして初めて「何のために虎を捕まえたか」がわかったと言うのです。
それまで友人は、食用にするための動物を捕らえながら旅をしていると思っていたとか。
そんなことあるはずないやろと笑ったのですが、私も11回目にしてわかったことが。
 
最初にラーマに見つかり、追いかけられてついに捕まり、拷問されるラッチュ。
彼はその後いったいどこへ行ったのかしらと思いつつ、画面を注視することがなかったんです。
11回目にしてふと気づく。おおっ、最後のシーンでラーマの隣にちゃんとおるやん!って。
え、今まで気づかなかったのがおかしいですか。
指の骨を折られ、靱帯も傷つけられたであろうラッチュだけど、ラーマを恨まずにいてくれてよかった。
 
どうやら『RRR』はエンドロール後に拍手が起こることが日常になっているようです。
初見の人は「えっ、拍手って!?」と驚いたかもしれません。そうなのよ、拍手です。
 
さて、その30分後、同じく109シネマズ大阪エキスポシティにて、
久しぶりに観たのは『トップガン マーヴェリック』の4DX吹替版
 
1秒たりとも寝なかった『RRR』と比べると、これはかなり寝ました。
っていうのか、『RRR』と『トップガン マーヴェリック』を平日の終業後にハシゴするのが無謀か。(^^;
 
睡魔には襲われましたが、適当に寝たわけではありません。
30回観たなかで、ここは寝てもええというポイントは押さえていますから。
絶対に観たいシーンはすべて覚醒して起きる自分が凄い(笑)。
 
これが封切りになった去年の5月末は、がまだ生きていました。
これを観ると弟の最後の1週間を思い出すから、ついつい泣きそうになります。
 
それにしても寒いよ、4DX。
自分の席の「水」は止め、隣席が空いていたので隣席の水も出ないように止めたのに、
どんだけ風ピューピュー吹くねん。
あまりの寒さにコートにくるまって観ましたがな。
暑いぐらいの最近だけど、冬用のコートを持参して正解でした。
 
ここまで来たらまた次の「キリ」を目指すしかない。

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