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『ホビット 決戦のゆくえ』

2014年12月18日 | 映画(は行)
『ホビット 決戦のゆくえ』(原題:The Hobbit: The Battle of the Five Armies)
監督:ピーター・ジャクソン
出演:イアン・マッケラン,マーティン・フリーマン,リチャード・アーミティッジ,
   エヴァンジェリン・リリー,リー・ペイス,ルーク・エヴァンス他

ほかに行きたい劇場もいっぱいあるけれど、この日はTOHOシネマズデー
1,100円で観られる14日に140分超えの作品2本をハシゴすることに。
TOHOシネマズ梅田別館アネックスにて。

前作『ホビット 竜に奪われた王国』を観たのはずいぶん前だと思っていたら、そうじゃない、
9カ月前のめちゃめちゃ飲んだ日の翌日のことだったのでした。

魔法使いのガンダルフやホビットのビルボとともに、
過酷な旅を続けてきたドワーフ王国の王の息子トーリン率いるドワーフ一行。
トーリンとビルボと一部のドワーフは“はなれ山”に残り、
あとのドワーフははなれ山の麓の“湖の町”で邪竜“スマウグ”の攻撃に遭い、
エルフのレゴラスとタウリエルの手を借りて脱出を試みていた。

唯一スマウグに立ち向かおうとしていたのが人間のバルド。
湖の町を炎で焼き尽くそうとするスマウグに矢を放ち、見事に息の根を止める。
これでもうスマウグに怯えることはなくなったが、燃やされた町に今は住めない。
バルドは町民を引き連れて、とりあえずの住み処を求めてはなれ山へと向かう。
はなれ山のトーリンに会い、約束の金(きん)を受け取って町を再建しようと。

スマウグが死んだとの情報は各地に一瞬にして伝わる。
誰も皆、スマウグがいるがゆえに近づけなかった金などの財宝を狙い、はなれ山に向かう。
トーリンはといえば、金を見るや人が変わったようで、取り憑かれたように目がギラギラ

ドワーフとエルフと人間、この三者の衝突をなんとか避けようと、ビルボは行動に出る。
しかし、オークまでもがはなれ山に向かっていることはつゆ知らず……。

私は“ロード・オブ・ザ・リング”より“ホビット”のほうが好きなようです。
なぜだか考えてみると、たぶんイライジャ・ウッドの目が苦手。
で、その彼がいない“ホビット”のほうが安心して観られるらしく。(^^;
マーティン・フリーマンはなんだか放っておけないし、
リチャード・アーミティッジはタイプじゃないけれど、ルーク・エヴァンスかっこいい。
そういえば、イアン・マッケランといい、カミングアウト度が高いですね。

ベネディクト・カンバーバッチが声を担当するスマウグが早々にご臨終。
呆気なさ過ぎてちと笑いました。
それと、帰りに寄ったトイレで順番待ちしている女性陣の話題になっていたのは、
ガラドリエル役のケイト・ブランシェット。いちばん強いのはアンタだったのかよ。
それにしてもその顔の怖さはまるでホラーでした。(^o^;

このシリーズは、自分も旅に参加しているメンバーのように思えて、
いつまでも続いてほしいと願わずにはいられません。
ビルボが帰途につくシーンはさびしくてさびしくて。
三部作通してもう一度観たいかも。

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