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カミングアウト!〈『チョコレートドーナツ』追記〉

2014年05月17日 | 映画(番外編:小ネタいろいろ)
私の隣席の同僚のご主人はカナダ人。
そのご主人が、「カミングアウト!」とテレビから聞こえてくるたびに
ギョッとしているという話で盛り上がったのが数カ月前。

ゲイでもヅラでも、ちょっとしたネタでも、
日本では「公表する」という意味で使う「カミングアウト」。
私もそれが普通の使い方だと思っていましたが、違うのだそうな。
カミングアウトといえばゲイ、なのだそうで。

同僚に説明してもらったところによると、
そもそもは“coming out of the closet”で、「クローゼットから出てくる」。
自分の外見の性ではない衣類を収納したクローゼットから出てくるイメージなのでしょうか。
その“of the closet”の部分を省略したものが「カミングアウト」なので、
ゲイであることを公表する場合にしか使わないと。

そう教えてもらってから『チョコレートドーナツ』を観たので、
確かに耳に飛び込んできた“come out of the closet”という台詞に「お~っ、これか」。
さらに、ルディがポールに「カミングアウトしちゃいなさいよ」と言うときには
“kick out of the closet door”という台詞も。←と聞こえましたが、自信なし。
誰か正確になんと言っていたのか教えてください。

同僚のご主人は、日本人が使う「カミングアウト」にちょっぴり慣れたけれども、
以前は『秘密のケンミンSHOW』で「カミングアウト!」と聞くたびに、
「こ、こいつら全員ゲイなのか!?」とビビり、いまでもたまにドン引きしているそうです。

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