夜な夜なシネマ

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『アヤメくんののんびり肉食日誌』

2017年10月20日 | 映画(あ行)
『アヤメくんののんびり肉食日誌』
監督:芝崎弘記
出演:黒羽麻璃央,足立梨花,佐伯大地,瑛茉ジャスミン,尾関陸,
   永田崇人,唯月ふうか,GENKING,酒井敏也,鶴見辰吾他

3連休最終日にシネ・リーブル梅田で2本ハシゴの2本目。
前述の『わたしたち』で凄くいい作品を観たと余韻に浸っていたのに、
その10分後に上映開始だったこれは、ムリッ!激しく後悔。
なんでこんなのを選んじゃったんだぁ(泣)。

町麻衣の人気コミックの映画化とのこと。
きっと原作は面白いのでしょうけれど、この手の作品はタイプの男の子でも出演していないかぎり無理。
オバハンが何いうとるねんというツッコミは無しでお願いします(笑)。

幼い頃に訪れた博物館でティラノサウルスの骨格標本に魅せられた椿雛菊(足立梨花)。
骨格好きが高じて大学の生物学科へと進み、
動物形態学研究者・斉藤教授(酒井敏也)の研究室で学んでいる。

ある日の研究室の飲み会に斉藤教授が連れてきたのは、
その道の有名な研究者・菖蒲(あやめ)綾夫(鶴見辰吾)の息子・瞬(黒羽麻璃央)。
父親とともにイギリスから帰国した彼は、恐竜が大好き。

椿に恋した瞬は、猛烈なアタックを開始する。
ひょんなことから瞬が美しい骨格の持ち主であることを知った椿もまんざらでもない。
同じ研究室の学生らの応援もあり、徐々に距離を縮めていくふたり。

ところが、瞬の幼なじみ・エリザベス(瑛茉ジャスミン)が椿の存在を知り、
慌ててイギリスからやってくる。
椿に瞬を渡してなるものかと息巻くエリザベスに、
研究室のドSの先輩・鈴木仁英(佐伯大地)が協力を申し出て、
なんとか椿と瞬の仲を裂こうとするのだが……。

一応ワラかそうとしているのでしょうが、どのギャグもまったく笑えません。
台詞自体も間(ま)も微妙にずれていて、すべりっぱなし。
女子はそれなりに可愛くていいけれど、瞬と仁英が寒すぎてドン引き。

途中退出したくなる映画って、何年かに1本ぐらいしかないのですが、
今月は『ジュリーと恋と靴工場』とこれ、2本も観てしまった。
こういう自体は珍しく、逆に大当たりとするべきか。

勝手にやってろっ!
ホリプロの映画、私はもういいです。(^^;

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