夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『マッド・ドッグ』ロス。

2018年12月16日 | 映画(ま行)
『パーフェクト・ボウル 運命を賭けたピン』を観てユ・ジテのことが気になり、
彼の出ている作品をほかにも観てみたいと思いました。
出演作一覧を眺めたら、結構観ているのですよねぇ。
なのに今まではカッコイイと思ったことがなかったから、
私は役柄か、それ以上に髪型なんかに左右されているだけなのでしょう。

にしても『パーフェクト・ボウル』の彼は本当に好きだったから、
昔の作品ではなくて最近の作品を観てみることに。
これと思ったのが映画ではなく、BS12で放送されていたTVドラマ、
『マッド・ドッグ 失われた愛を求めて』でした。
映画にしときゃ1本で済むものを、こんなんに手を出したらどうなるのか。
全20話、DVD10本ですやん。でもレンタルしはじめてしまった。

チェ・ガンウ(ユ・ジテ)は大手保険会社テヤン生命の保険調査チーム長。
しかしジュハン航空の飛行機墜落事故で妻子を亡くし、失意のうちに退社。
やがて私設保険調査チーム「マッド・ドッグ」を立ち上げる。

ガンウが率いるマッド・ドッグのメンバーは、
パク・スンジョン(チョ・ジェユン)、オン・ヌリ(キム・ヘソン)、
紅一点のチャン・ハリ(リュ・ファヨン)。
莫大な保険請求詐欺を次々と見つけては摘発する。

そんな彼らの前に現れたのが、キム・ミンジュン(ウ・ドファン)。
彼は、墜落事故を起こした飛行機の副操縦士の弟。
副操縦士は弟に遺す保険金目的で故意に事故を起こしたと思われており、
殺人犯の弟と非難されつづけてきたミンジュンは、
兄が自殺したわけではないと信じ、真実を突き止めようとしていた。

真相を知りたいという思いは同じ。
ガンウらマッド・ドッグとミンジュンは、一緒に調査をはじめるのだが……。

最初はミンジュンがどうにも憎たらしいんです。
それが次第にカワイイ奴に思えてくるし、実際カワイイ奴になる。

マッド・ドッグの面々もそれぞれ得意分野がちがって個性的。
いけ好かんジュハン航空の副会長やテヤン生命の専務相手に最後はもちろんスッキリ。
大企業がこんなふうに政府と繋がっているのであれば、怖い怖い。
人の命をなんだと思っているのか。

10月からぼちぼち観はじめて、20話目を観るときは寂しいのなんのって。
マッド・ドッグのメンバー全員のファンになったので、
この人たちの出る作品を探して観ることにします。
まずはもういっちょユ・ジテ。今度は普通に映画『スウィンダラーズ』かな。

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