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『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』

2021年01月13日 | 映画(は行)
『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』(原題:Bill & Ted Face the Music)
監督:ディーン・パリソット
出演:キアヌ・リーヴス,アレックス・ウィンター,クリステン・シャール,サマラ・ウィーヴィング,
   ブリジェット・ランディ=ペイン,ウィリアム・サドラー,ジリアン・ベル他
 
イオンシネマ茨木にて2本ハシゴの2本目。
 
キアヌ・リーヴスとアレックス・ウィンター扮するお馬鹿コンビが繰り広げる、
奇想天外な冒険でカルト的人気を博した“ビルとテッド”シリーズ。
それが29年ぶりの復活を遂げたそうなんですけれども、
私は知らないんです、そのカルト的人気のシリーズ。
21時半の回なのに結構客が入っていたのは、シリーズのファンなのでしょうか。
 
今もロックバンド“ワイルド・スタリオンズ”として活動するビルとテッド。
しかしすっかり落ちぶれて、応援してくれるのは家族だけ。
 
そんなふたりの前に突然未来から使者が現れ、まもなく世界が消滅することを告げる。
消滅を避けるためには、ふたりが世界をひとつにする曲を完成させなければならない。
残された時間はたった77分25秒。
今の彼らに世界を救う曲を作れるはずもなく、
ふたりはタイムマシンに乗ると、未来の自分たちに会いに行くことに。
 
一方、父親の窮地を知った娘たちも、タイムマシンを使って旅立つのだが……。
 
なんぼ人気シリーズだったか知らんけど、まったく観たことのない私にとっては拷問。
全然笑えず、楽しめませんでした。2020年のワースト3に入るぐらい。
 
そもそもこれはどこを笑うべき作品なのですか。
私にはミスキャストとしか思えない。
キアヌ・リーヴスにはコメディのセンスが感じられず、ただの棒読み。
アレックス・ウィンターもなんか苦手。
面白かったのは、死神がベースの名手であったり、
モーツァルトやジミー・ヘンドリックスが一堂に会すことぐらいかなぁ。
 
これがもしベン・スティラージャック・ブラックとかのコンビだったなら、
普通に楽しめていたと思います。
すんません、私にはナシ。

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