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『名探偵コナン から紅の恋歌(からくれないのラブレター)』

2017年04月23日 | 映画(ま行)
『名探偵コナン から紅の恋歌(からくれないのラブレター)』
監督:静野孔文
声の出演:高山みなみ,山崎和佳奈,小山力也,堀川りょう,宮村優子,緒方賢一,岩居由希子,
     高木渉,大谷育江,林原めぐみ,ゆきのさつき,宮川大輔,吉岡里帆他

日曜日。本当は梅田で観たい映画があったのですが、そこまで行く気力なし。
家からもっとも近い109シネマズ箕面で2本観ることに。

109シネマズで映画をハシゴするときに納得がいかないのが駐車サービス。
TOHOシネマズならば何本分でも観た分だけのサービスを受けられるのに、
どうしてキューズモールといいららぽーとといい、
映画1本分のサービスしか受けさせてくれないのか。
平日ならばハシゴの合間に車を入れ直すこともできますが、
休日は駐車場が混んでいるから入れ直しは無理。
仕方がないから駐車場代を払って映画を観ることになるのでした。

すんごい人気ですよね、コナンくん
封切り日前日の晩は、夜中に特別上映していた模様。
本公開の土曜日曜と、どこの劇場も「残席わずか」。
ただならぬ上映回数なのに、すごすぎる。

で、そこまで人気があるのがなぜなのかは私にはわからないのですけれど、
それでもやっぱり面白いのは面白い。まったく眠くもなりません。
このあとに観た“クレしん”より少し子どもの年齢層が高く、
そしてみんなめっちゃ真剣に見入っていました。子どもの心を鷲掴み。
ほんで、なんだかんだで私も去年に引きつづき劇場で観ています。

大阪の日売テレビ局内で爆破事件が発生。
その日、同局では「皐月杯」という百人一首大会の会見収録がおこなわれていた。
爆破によって崩壊してゆくビルの中には、西の名探偵・服部平次とその幼なじみ・遠山和葉が。
駆けつけたコナンはなんとかふたりを救出する。

犯人はいったい誰なのか、犯行目的は何なのかがまったくわからず、
ただただ周囲が騒然とするなか、収録に来るはずだった皐月会会員・矢島俊弥が
自宅で他殺体となって発見される。
さらには、コナンと平次が怪しいと睨んでいた矢島のライバル・関根康史までが殺され、
どちらにも犯人自ら正体を明かすしるしとして、かるたの一枚が。

一方、数日後に開催予定の皐月杯でクイーンの本命だと目されているのが
高校生チャンピオンの女性・大岡紅葉。
彼女は平次の姿を見ると大喜び。かつて結婚を約束した仲だとのたまう。
実は平次のことが好きでたまらない和葉は、嫉妬心をあらわにし、
爆破事件で負傷したかるた部の部長・枚本未来に代わって自分が皐月杯に出場、
紅葉に絶対勝つと豪語してしまう。

しかしその紅葉にも殺害予告のメールが送りつけられているようだ。
コナンと平次は自らの正体を和葉らに知られないように気をつけつつ、
犯人を突き止めるために奔走するのだが……。

アニメシリーズの劇場版となると、登場人物も背景も何も知らずに観ると戸惑いがち。
だけど“コナン”に関しては、ものすごくわかりやすい。
子ども向きだけどしょぼすぎるミステリーだというわけでもなく、とにかく惹きつけられます。
終盤ある人が口にする「初恋の……」の台詞には泣きそうになりましたし。

近ごろ京都がハヤリなのか、これも大阪と京都が舞台。
登場人物の間に関西弁が飛びかうのも嬉しい限り。
次の劇場版もきっと観てしまうのでしょうねぇ、私。

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