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夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

映画、書斎カフェ、茂山狂言祭。

2017年08月09日 | ほぼ非映画(その他)
昨日、なにわ淀川花火大会だった土曜日のハシゴについて書きはじめ、
まだ1本書いただけですが、中断してその翌日のことを先に。

日曜日の朝、起きてからその日の段取りを思案。
午前中に映画を1本観て、午後は上町筋沿いの大槻能楽堂へ行く予定。
そう、この日は私の狂言鑑賞デビューの日なのです。

動線を考えると、映画はなんばで観るのがよさそう。
めっちゃ暑いから車で出かけたいけれど、
なんばと谷町六丁目の両方で駐車するのは不経済なような。

駐車場代と電車代をあわせて調べた末、
8時前に家を出て谷町六丁目へ向かい、タイムズに駐車。
地下鉄谷町線と千日前線を乗り継いでなんばへ。
TOHOシネマズなんばで映画を1本(後日UP)観てから、再び谷町六丁目へ戻る。

狂言の時間までは1時間半ほどあるから、食事できそうな店を物色。
気になっていた“書斎かふぇ じょうじあん”へ行ってみました。

日曜日の昼下がり、客は私のみ。
外観がイマイチで損をしているように思いますが、入れば驚嘆。
想像していたよりもずっと広く、書棚に並ぶ本とレコード。

私が入ったときにはAMラジオが流れていましたが、
店主がレコードに変えてくださいました。
こういうところでAMというのも好きだけど、
ジャズだったり井上陽水だったりもいい感じ。

そば粉のガレットを注文し、美味しくいただいたあとは読書。
この日の朝から読んでいたのは『夢をかなえるゾウ』
ただでさえ楽しい本なのに、こんな店でゆったり読んだら楽しさ倍増。

ご機嫌な時間を過ごして、大槻能楽堂へと向かう。
初の狂言鑑賞は、従姉が大ファンの茂山千五郎家一門による“納涼 茂山狂言祭”
ファンの方々のリクエストで曲(=演目)が決められるこの狂言祭。
東京と大阪で2日間、各3曲だから計12曲。
全部ちがうわけですから、ファンなら全部観たいと思うだろうなぁ。

私が観たのは大阪の2日目。
「因幡堂(いなばどう)」、「附子(ぶす)」、そして私のお目当ては、
大好きな京極夏彦原作の新作狂言「豆腐小僧」。

「因幡堂」は、ろくでなしの亭主が口の悪い女房とまんまと離縁。
新しい妻を娶ろうと因幡堂で祈願。
それを知った元女房が、因幡堂でうたた寝する夫の耳元で、ある言葉を囁く。
その言葉を夢のお告げだと思い込んだ夫が娶ったのは、離縁したはずの妻。

「附子」は、たぶん小学生のときに体育館で観た狂言だと思います。
家の主から留守番を言いつけられた使用人の太郎冠者と次郎冠者。
附子という猛毒が入っているから近づくなと言われていた桶を恐れるが、
好奇心に駆られて中を覗いてみると、美味しそうなものに見える。
意を決して舐めてみると、それは砂糖だった。
あれよあれよというまに使用人ふたりで桶を空っぽにしてしまい、
さて帰宅した主になんと言い訳するか。

「豆腐小僧」は、『豆富小僧』(2011)のタイトルでアニメ映画化もされています。
父親は見越し入道、姉はろくろ首、世にも恐ろしい妖怪の家系に生まれながら、
笠をかぶって、豆腐を載せた盆を持っているだけの、ちっとも怖くない妖怪。

どれほどのアドリブが交えられているのか、初心者の私にはわかりませんが、
落語に通じる間(ま)があって、面白いのなんのって。
こんなに可笑しいとは思いもよらず。笑った笑った。

従姉が取ってくれたのは最前列のものすごくいい席だったから、
眠ってしまったらどうしようと心配でしたが、
眠くならないどころか楽しくて楽しくて。堅苦しさもまるで無し。
また観に行きたい!

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スズメバチの巣を駆除した話

2017年07月14日 | ほぼ非映画(その他)
TOHOシネマズの1ヶ月フリーパスポートの有効期限が迫ってきました。
ここらでひと休みして、全然関係のないこんなネタ。

おとといの夕方、帰宅して数分後にピンポ~ン。
誰かしらんとインターホンで確認するとご近所のめちゃええおばちゃん。
ドアを開けると、「あれ、知ってた?」と上を指差す。
見上げると屋根のすぐ下、地上から5メートル辺りの壁にハチの巣が。ひょえ〜。
スズメバチの巣らしく、早急になんとかしなくてはいけません。

ご近所さんが「あれやったら自分でも取れるんちゃうかな」とおっしゃるのですが、
ネットで調べてみたところ、あんな高いところまで伸びる器具を買うだけで
2万5千円ぐらいかかる様子。さらに安全のために防護服も必要でしょう。
何より週末まで何もできないのは気が気じゃないから、
24時間受け付けてくれる駆除会社へダンナがとりあえず電話。

電話したのが19時半頃、できるだけ早い日でお願いしますと頼んだら、
「今から行きます」というお返事。ひゃ~、なんて頼もしいんだ。
もともとハチの巣の駆除は夜から明け方までが適しているそうで、
21時頃に2名で駆けつけてくださいました。

スズメバチは普通、雨を避けられる軒下などに巣をつくるそうだけど、
「えらい変わったケースですねぇ」。
雨がもろかぶりしそうな壁に張りつくような形で、平らに巣ができているのです。
騒々しくなりそうならばご近所さんに言うておかなければという心配も無用。
ひっそりと1時間足らずで作業完了し、無事に巣を駆除していただきました。

結構でかくて、わが家に来られる前に駆除してきたという巣の1.5倍ほどの大きさ。
この時分のハチの巣は、朝と夕方で大きさが変わってしまうそうです。
大きくなれば料金も上がるから、駆除は早いに超したことはありません。
ちなみに今回の料金は3万5千円と消費税。痛いけど仕方ない。
もしも今年度中にまた巣がつくられたら、それは無料で駆除してもらえます。
こんなものにも保証期間があるんや(笑)。

ハチの習性などについてもいろいろ教えてもらいました。
ハチは必ず巣のあった場所へ帰ってくるそうな。
帰ってきたときに巣がないと、イライラして人を刺すことも多いらしい。
みんなが巣に帰ってきている夜間なら一網打尽にできるから
夜明けにかけての時間帯が駆除に適しているというわけですが、
駆除したときにいなくて夜が明けてから帰ってきた奴(実際、数匹見かけました)、
夜遊びしていたハチという認定でええでしょか。
人に例えるなら、夜遊びしてご機嫌で帰ってきたら、
家がもぬけの殻どころか家ごとなくなっていました、
ほいでまわりに八つ当たり、てな感じか。
すんません、「家がなくなっていたほう」の身になっては考えられません。(^o^;

予防策としては、春先に軒下等にゴキジェットをふきつけておくのがいいそうです。
わが家はゴキブリに遭遇することがほとんどないので、
ゴキブリ用の殺虫剤を常備していないのです。
それよりもムカデが出没することのほうが圧倒的に多く、
ムカデに対抗するために殺虫剤ではなくて呉工業のブレークリーンを常備しています。
本来の目的とはちがう効能で大活躍していたブレークリーンですが、
風邪対策にクレベリンを置き始めたら、なんとムカデも全然見なくなり。
そんなんで、わが家はブレークリーンとクレベリンさえあれば大丈夫だと思っていましたが、
今度からはハチの巣対策のためにゴキジェットを1本用意しようかと。

駆除に来てくださったおふたりは、わが家を22時ぐらいに出られたあと、
夜明けまでにまだ3軒も回らなあかんとのことでした。なんともご苦労なことです。

さて、これに無理やり映画の話を絡めるならば、『マイ・ガール』(1991)。
ハチに刺された男の子がアナフィラキシーショックで死亡するシーンがありました。
ついでに本にもからめるならば、池井戸潤の小説デビュー作『果つる底泣き』が
アナフィラキシーショックを使っていましたよね。
ほかには貴志祐介の『雀蜂』という、この著者としてはイマイチな小説もありました。

いかに上を見て生活していないかを実感したおととい。
これからは空のほうを見上げて過ごすようにします。
とか言ってたらわりと下のほうに巣をつくられたりして。(^^;

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米朝一門会に行きました。

2017年03月05日 | ほぼ非映画(その他)
この間の木曜日のこと。ダンナの帰りがちょっと遅くなるらしい。
映画1本だけなら観る時間がありそう。
だけどちょうどこの日、箕面メイプルホールで米朝一門会がある。
どちらにしようと迷っていたら、従姉が「やっぱり“生”やで、“生”!」と言う。
従姉と一緒に行こうかというわけではないのですけれど、
そもそもこの日に箕面で一門会があるよと教えてくれたのは従姉。

“生”がいいのは百も承知だけれど、だからこそ映画より疲れるんです(笑)。
映画1本ならとっとと観てとっとと帰れる。
落語だったらもうちょっと遅くなるし、たぶん疲れる。どうしよう。

悩んでみたところでもしかしたらチケット完売かも。
まずは問い合わせようとホールへ電話。
そうしたら残席僅少、でもおひとりならいけますとのこと。
しかもその電話で席を確保してくれるというのです。
ならば行くしかあるまい。
3列目の右端の席を押さえてもらい、終業後に直行しました。

出演陣は(敬称略)、桂米輝、よね吉、南天、ざこば、米團治、南光。
このメンバーを見るのは6年前のチャリティー落語会以来です。

演目は当日のお楽しみということでしたが、
高校時代は一応落研だった私、聴いたことはあるネタばかり。
しかし近頃は落語に怠けていて、何という落語なのかはすぐにわかりません。
さげ(=おち)の部分を書き留めて帰り、調べたネタもありました。
こんなこと言ったら落研の先輩方に「おまえそんなこともわからんのか」と怒られそう。(^^;

で、判明した演目は下記のとおり。

米輝  『つる』
よね吉 『芝居道楽』(=『七段目』)
南天  『動物園』
ざこば 『厩火事』
米團治 『替り目』
南光  『鹿政談』

よね吉さんが大入り満員の状況を「5万8千人のご来場」と表現。
ドームよりようさん入っているとおっしゃいましたが、
そこはドームじゃなくて甲子園球場と言わなあかんのでは(笑)。
吉朝さんのお弟子さんなのですね。
吉朝さん、好きでした。早世が残念でなりません。
でもお弟子さんたちはこうやってがんばっていらっしゃるのですね。

演目としていちばん懐かしかったのは、自分でもやった『動物園』。
そうか、あのこごろうさんが今は南天さんなのか。
私が寄席にかよっていた頃とはみなさんお名前がちがうのです。
それを思うと感慨ひとしお。マクラの携帯ネタに笑う。

昔から、この人、練習してへんやろと思っていたざこばさん。
朝丸さんだった頃は、詰まるとそう思っていました。
今はお年のせいかと思われます(笑)。詰まると心配になる。
奥さんの話で盛り上がるマクラがめちゃめちゃ面白かった。
今年は古稀をお迎えになりますね。絶対長生きしてください。

米團治さんを私がよく見たのはまだ小米朝の時代。
親の七光りとばかり思っていましたが、上手い。
やはりサラブレッドだから品がある。
よう練習してはるんやということが伝わってきます。
マクラの襲名時の話は鉄板かと思われます。面白すぎる。

そしてこの日の私のお目当てだった南光さん。
いつまで経っても「べかちゃん」と呼んでしまいそう。
後から知りましたが、この『鹿政談』ってマクラからして米朝さんのネタ。
聴衆観客を盛り上げるテクニックもさすがです。

落研に所属していた者って、たぶん普通のお客さんより笑いません。
だってネタ全部知っているんですものね。
次こう来るとわかっているわけで。
だから、わりと冷ややかに「ふーん」と聴くときもあるけれど、
わかっていても笑わされてしまったときは嬉しくなります。

めっちゃ笑って、すごく楽しかった一夜。
しかし、生身の人間相手だから、やはり疲れます。
映画4本ハシゴしたときよりも疲れて、帰宅後はぐったり。
こんなに疲れるほど聴き入って笑える3,000円は安い。
また行かなくちゃ、落語会。

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年間予約席、来季も契約しました。

2015年12月21日 | ほぼ非映画(その他)
阪神甲子園球場の年間予約席を来季も契約しました。

今季まで10年以上にわたり、知人のIさんと共同で2席を継続購入。
20年前、Iさんは私のダンナが勤める会社の先輩で、
ライトスタンドに陣取る某応援団のメンバーでした。
球場前でばったりお会いし、野球にはほとんど興味のないダンナが
「なんやおまえ阪神ファンやったんかいな」とIさんから尋ねられ、
「いえ、僕じゃなくて嫁さんが」と答えたのがきっかけで、
私はライトスタンドの一角に呼んでもらえるようになりました。
以後ダンナはIさんにものすごく可愛がってもらい、
同僚からは「いったいどないしたらあの人にそんなに面倒みてもらえるねん」
と、不思議がられたそうです。

そんなIさんが脳梗塞を起こして入院。
甲子園でまた阪神を応援したい一念でリハビリに励み、なんとか歩けるように。
ただ、背もたれもなく出入りしにくいライトスタンドで観戦するのはもう無理。
年間予約席を一緒に買わないかとお声がかかりました。

庶民の分際で手を出していいものかと悩みましたが、
Iさんは同じ応援団のメンバーに声をかけて断られた様子。
甲子園で観戦することが生きる希望。それを消してはあかん気がする。
それに私も同じぐらい阪神が好きなんだから。

ちなみに共同で購入するといってもIさんと一緒に観戦するわけではありません。
Iさんの奥様は高橋由伸命の巨人ファン
それもあって私たちの年間予約席は三塁側です。一塁側ベンチがよく見える席。
巨人が劣勢に陥るとIさんの奥様はとっととお帰りになるそうです。
Iさんが帰宅すると食卓には晩ごはんとして冷や奴だけ、とか。

私は私でダンナと行くことはほとんどなく、たいてい友だちと。
そんな感じで10年以上、同じ席を購入しつづけてきました。

ところが数カ月前にIさんから連絡があり、
体調のこともあって来季は契約を更新しないことに決めましたとのこと。
さまざまな手続きはIさんがしてくださっていたので、Iさん名義。
建前としては名義変更はできないことになっていて、
Iさんは「もう同じ席は買えないから手放すことになります」と。

同じ席を買えないのなら意味はないから、今季で終わりにしようかと思いました。
私はわりとあっさりしていた(と思う)のですが、
予想外にダンナが「ほんまにもうやめるのん?」。
一緒に観戦していた友人も「え~っ!?」。みんなの反応が強すぎる。
で、考え直しました。

年間予約席の資料を請求し、申し込むさいに手書きの手紙を同封。
「Iさんと共同で○○シートの○段○番を購入しつづけてきた者です。
Iさんが今季は契約しないとのこと、名義変更不可なので、
新規契約の形を取るよりほかなく、申し込む次第です」と。

きっと事務的に処理されるだろうとあきらめていました。
でも、手紙を同封しても駄目だったならば仕方ない。
そうしたら、年間予約席係からすぐに電話がかかってきたのです。
「同じ席をご用意します」。

いや~、めちゃめちゃ嬉しかったです。
年間予約席だからといって値引きもしない大名商売をする球団なのに、
これにちゃんと対応してくれるとは。捨てたもんじゃありません。

Iさんに連絡したら驚き喜び。本当は席を手放すことにすごく未練があったそうです。
行きたい試合なんぼでも行ってくださいとお伝えしました。

かくして来季も阪神タイガースを応援するのでした。

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映画館のメンバーズカードを紛失した話

2014年10月12日 | ほぼ非映画(その他)
数カ月前、財布を買い替えました。
もともと使っていたものよりも横幅が若干狭く、
カード類を2枚並べて入れるにはちょっと窮屈。
どこかでぶちまけてどれか落としそうだなぁと思っていたら、
案の定、やってしまったのが8月の半ば(たぶん)。

ただし、このときはすべて拾ってカードが揃っていると信じていました。
クレジットカードは落としようのないところに入っていたし、
メンバーズカードもよく利用するものは揃っていたので、
まさか回収できていないものがあったとは思いもよらず。

2週間ほど経ってからふと、ないものがあることに気づきました。
パン屋のポイントカード3枚と、なんばパークスシネマのメンバーズカード。
それなりにショックでしたが、あまり行かないなんばパークスシネマ。
それに、10月6日に従来のメンバーズカードシステムが終わり、
つい先日から新しいシステムに変更されています。
ゆえに、紛失に気づいた時点でいずれカードが使えなくなることがわかっていましたし、
元のカードからポイントの移行はできないから、まぁええかと思っていたのですけれど。

この間、2年ぶりになんばパークスシネマへ行ったら、
なんだかもったいない感がふつふつと湧いてきてしまいました。
ポイントの移行はできないけれど、貯まっていたポイントを何らかの特典と交換できるのです。
その有効期限はまだまだ先の来年2月末。
たいしてポイントは貯まっていなかっただろうけれど、
それでも、良心的に無期限で貯めることのできたポイント、
交換できる特典はあるかもしれないなぁと。

で、劇場スタッフに尋ねてみました。
そうしたら、メンバーズカードに個人情報を特定できるものは何もなく、
カード本体に名前を記入していなければ見つけられませんとのこと。
それに、現在拾得物としてカードは届いていないと言われました。
やっぱりあきらめるか。

それでもまだあきらめきれなかった私は、
“大阪府警察 落とし物公開情報”のページにアクセスしました。
落とした日も場所もまったくわからず、しかもカード類の落とし物は多すぎて大変。
しかし、金色のカードというのはそれほど多くはないだろうと、
特徴の欄に「金色」と入力して検索をかけてみたら、ぐっと減って数件に。

問い合わせ番号を控えて、曾根崎警察署に電話してみました。ちがいました。
さらに“兵庫県警察 落とし物ページ”にもアクセスしてみました。
西宮ガーデンズ、甲子園、夙川、どれもこれも行った覚えのあるところばかり。
「金色」のみを頼りに甲子園警察署、西宮警察署などなどに電話。どれもちがう。

これはもうあきらめるしかない。
そう思いつつ、最後に電話してみたのが福島警察署。
どうせちがうだろうとまったく期待せずに「映画館のメンバーズカードなんですけど」。
「はい、そうですね」「なんばパークスシネマのカードなんですけど」「はい、そうです」。

すぐに私のものと認められるかと思いきや、
福島警察署の担当の方がおっしゃるには、
このカードが届けられてすぐになんばパークスシネマに連絡したら、
メンバーズ情報を調べて本人に連絡するような返答だったそうなのです。
「先週、メンバーズ情報はわからないと言われました」と私が言ったら、
担当の方がもう一度なんばパークスシネマに問い合わせてくださり、
今度は「わからない」と言われたとのこと、すみませんと謝られました。
いえ、落としたのは私だし、わかると最初に言ったのは劇場だし、
担当の方には何の落ち度もありません。逆にすみません。

数日内に取りに行きたかったのですが、受付は平日の9:00~17:45。
近いうちに休みを取って福島警察署まで行くことに。
そして行ってきたのがこの間の水曜日。
書類あれこれに記入して無事に手元に戻ってまいりました。
手湿疹の名残で気がつけば書類が血だらけに。
気づかずに提出しようとしたら、「あ、血、出てます!?」。
たかだか落とし物の書類が傷害事件のような書類になってごめんなさい。

あ、パン屋のポイントカードは出てきません。無理でした。
でも、警察署の落とし物公開情報のページはなかなか面白いです。
こんなもの落としている人がおる!みたいなものまであって。

しかし、福島区に行ったのはさばのゆ大学のときなんですけど。
もしかしたら、ず~っと前に落っことしていた?
名乗りもせずに届けてくださった方、福島警察署の担当の方、ありがとうございます。

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