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『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の5本目@伊丹)

2017年01月09日 | 映画(や行)
『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』
監督:ウシロシンジ,横井健司
出演:南出凌嘉,山崎賢人,斎藤工,浜辺美波,黒島結菜,武井咲,澤部佑,遠藤憲一他
声の出演:戸松遥,関智一,小桜エツコ,遠藤綾,重本ことり,梶裕貴,潘めぐみ他

『バイオ・ハザード:ザ・ファイナル』を観たら、
選択肢に残されているのはもうホントにこれだけ。

大人気TVアニメ“妖怪ウォッチ”の劇場版第3弾。
第2弾はつい先日DVDにて鑑賞。
第1弾は2014年の暮れにやはりフリーパスで観ました。
そのときの混みようを考えると、今回も凄いのだろうと想像していましたが、
場内は意外に空いている。もしかしてブームは下火になりつつあるのか。
それでも子ども連れのお父さんお母さんがいっぱいで、
そんななか、ひとりで来ている私は明らかに異質。(^^;

この第3弾には実写パートがあり、
登場人物たちがアニメの世界と実写の世界を行き来するというもの。
アイデアとして非常に面白いと思います。

ある日、ケータが暮らすさくらニュータウンの上空に、謎の物体が現れる。
当初はUFOかと思われたが、なんと空飛ぶ巨大クジラ。
そいつが“ホゲエー!”と大きな声で吠えるやいなや、
ケータや妖怪たちの姿がアニメから実写へと変わってしまう。
両親をはじめとする大人たちもみんな実写に変わったが、
どうやら周囲はその事実を変だとも思わずに受け入れ、
ケータと妖怪たちだけが実写の自分になじめずにいるらしい。

アニメの自分たちでないと調子が狂う。
なんとか元に戻ろうとするケータたちに、コアラの姿をした妖怪が近づいてくる。
ケータが“コアラニャン”と名づけて話すうち、
コアラニャンの鼻を押せばアニメの世界に戻ることが判明。
ただし、クジラが吠えればまた実写の世界へ。
このままではどちらの世界も破滅してしまうことを知る。

そこで、アニメと実写の世界を行き来しながら、
ケータたちはこの現象の原因調査を開始、カナミという少女に行き着く。
彼女はバレリーナを目指していたが、事故に遭って脚を負傷。
時を戻したいという彼女の強い思いが黒い感情を生み出し、
それが巨大クラゲを呼び起こしているようなのだが……。

実写パートのキャストは括弧内に記すとおり。
天野ケータ(南出凌嘉)、エンマ大王(山崎賢人)、ぬらりひょん(斎藤工)、カナミ(浜辺美波)、
エミちゃん(黒島結菜)、バレエの紗枝先生(武井咲)、じんめん犬(遠藤憲一)。

観ている子どもたちの表情は以前ほどキラキラしているように見えませんでした。
やっぱりアニメだけのほうが子どもにはいいのか。
大人が観ると、「アニメだったら簡単に済む作業が、実写だと進まない」という台詞など
かなり笑えましたけれども。
子どもたちにいちばんウケていたのは、遠藤憲一の顔が映し出された瞬間でした(笑)。

ちょっと眠くもなったし、やっぱり有料鑑賞はあり得ないけれど、
フリーパスの所持期間中ならまた観てもいいかも。

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