チャイムが鳴ると、通常の倍ほどのゆるゆるとした動きで立ち上がって応対に出る。
新聞代の集金 → 自治会の回覧板 → 郵便屋さん。
ありがたくも一緒に来てくださって、さくらは玄関に突っ立っているだけで、すべて皆さまにお願い…
午後は「ぷちショップNEWS」の初校、再校作業。
活字に関わる1日は幸せ♪
午後4時前、ママに頼んで郵便局に行き、450円の郵便小為替を購入して返信用封筒とともに松阪市役 . . . 本文を読む
10月27日 (火)
皆さま、おはようございます。
昨日は、思いがけずギプス姿と相成り、松葉杖を余儀なくされてしまいました。
お騒がせしてごめんなさいね。
ギプスという体の異物を身に付けて丸一日。
左足が張って両肩が凝り、なぜか体の節々が痛みます。
一時的な痛みに加え、二次的な苦痛もあるのですね。
いずれにしろ、これが病友でなく我が身に起こってくれて、ほんとうに良かった。
他の人の痛み . . . 本文を読む
どうしたのぉ?大丈夫~?
友人の香代子さんが、おやつ持参で来てくれて。午後9時から午前1時過ぎまで。
ほんとうに、どうしてこんなに次から次へと話題が尽きないのかしらね。
キッチンの洗い物を片付けて、さようなら~、って。ありがとう。持つべきは友♪ . . . 本文を読む
10月26日 (月)
昨日の午後、来宅された友人の紀子さんが、びっこをひいているさくらを見て、「明日の病院行きは送るから」と言ってくださって、ありがたくも雨の朝、名張市立病院・園田整形外科部長の診断を仰ぐ。
「この程度押してこの痛み。間違いなく靱帯が切れています。もしやこの部分の骨折があるかも?まず、レントゲンを撮りましょう。あ、車椅子で行ってください!」
今年1月、胸骨を3本骨折したおり . . . 本文を読む
10月25日(日)
昨夜は、近鉄上本町駅発午後9時53分、松阪行きの最終特急に飛び乗った。
空港からのバスが都ホテルの2Fバスターミナルに到着したのが8時59分。
「 息子が待っているし、何が何でも今夜中に帰りたいの! 」
末子さんとあずきさんの母心は、わずか4分の時間内に、都ホテルから近鉄上本町駅まで駆け下り、構内の地下ホームまで走る、走るという 【 暴挙 】 をモノともしない。
「 多 . . . 本文を読む
短くも楽しかった3泊4日の旅のエピローグは、岩手花巻空港から始まった。
さくらの靱帯損傷。
ツアーバスのステップを下りるときに、足台と空港の歩道の間に10㌢ほどの隙間があり、足元不注意のさくらは右足を取られて、くきっ!
「あ、痛っ。 たた、た…」
体のバランスを崩し、足をかばってどうにか倒れずに済んだけれど、まもなく足首が腫れてきた。
痛みも、ある。
病友から消炎の塗り薬と冷シップをいた . . . 本文を読む
岩手、花巻空港から30分ほどの近くにある花巻大沢温泉・山水閣は、岩手随一の由緒を誇る。
宮澤賢治、高村光太郎、相田みつをらに愛された、大らかで格調高い宿である。昼食には、彩とりどりの丹精こめた料理が並び、一同大いに喜ぶ。
奥まった所にある混浴露天風呂は、豊かに流れる川べりにあり、ぬるりつるりの熱めのおゆ . . . 本文を読む
10月24日 (土)
朝から最後の温浴。あと2日は、ここに居たいね、など言いながら、ホテルを後にする。「あの人たち、がん患者だって!」「へ~、そうかね?」,お風呂場で、ロビーで、岩盤浴の場で、元気で陽気ながん患者たちは、明るく強く前向きな抗がん闘病の啓発に務め、名残惜しくも玉川温泉に別れを告げた。山を下った玉川ダムの紅葉のボリュームに圧倒され、「運転手さ~ん、車を止めて~♪」。写真に続く壮大な紅葉 . . . 本文を読む
岩盤浴から戻った病友がたと、玉川温泉郷の3つめのホテル、「そよ風」のレストランに昼食に行く。
ぶなの森のカレーとコーヒーで1,150円。
牛ミンチとぶなしめじ、えのき茸をじっくり煮込み、仕上げに茹で菜を混ぜ込んだ、目にもおいしいカレー。 味は、カレーとハラシライスのMIXのような…
ゆっくりと時間の流れるなかで、35年ぶりの乳がん再発で抗がん剤の副作用にさいなまれる栄子さんが、「うれしい! 私 . . . 本文を読む
老女の闘病日記・日に新た日に日に新たなり
人はなぜ、病むのか?人はなぜ生きるのか?なぜ、死ぬのか?