♪高菜の栄養価に惚れ込んで、 まずは胡麻油で炒め煮を！

４月２６日（月）　晴

昨日、友人の香代子さんと名張の湯に行き、とれたて交流館と名づけられた併設の物産館に立ち寄った。

地場産の野菜や乾物、お菓子や花苗、野菜苗、手作りの作品などが並び、新鮮で価格もリーズナブルとあって、いつも何かしら買い求めることになる。

「高菜？」、「ほんまや、珍しいね」
漬物火めはり寿司くらいしか馴染みのない、葉菜なのだけれど、その栄養価たるや、必須栄養素を、バラエテイ豊かに含んでいる。

５訂の食品成分表などを見ても、βカロチンを１００グラム中に２３００μグラム含むほか、たんぱく質、炭水化物、灰分、ナトリウム、カリウム 、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄 、亜鉛、銅、マンガン、Ａ、Ｂ１、Ｂ２、Ｂ６、Ｃ、Ｅ、Ｋなどの各種ビタミン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、クリプトキサンチン、レチノール、 E トコフェロールなど、健康食品の成分でおなじみの栄養素が、ずらり♪

なかでもβカロチンは、細胞を傷つけ癌の発症などに関わる活性酸素を抑え、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病から守る働きが分かっているほか、皮膚や粘膜の細胞を正常に保ち、免疫機能を高める働きなどもあり、病者や高齢者には見逃せない野菜だ。

「これは、買わなくちゃ！」
１袋残っていた高菜を買い求め、さぁ、どのように料理しましょうか？


　　

まずは、葉っぱを食べてみたら、少し辛味を感じるけれど、アクがあるほどでもない。
近年は、栄養学者の説で「アクの効用」が謂れたりしているので、５ミリほどのザク切りにして、葉の部分のみに縦に切り目を２箇所ほど入れる。

胡麻油でじゃーんと炒め、味付けはオイスターソースのみ。
金胡麻を振りかけ、小鉢に盛って天盛りには枕崎の削りかつお♪

簡単・美味！
栄養満点♪