12月26日(火) 晴
今日からは、約束の外出もなく年越しの準備が始まる。 専業主婦の頃は、カレンダーの裏に家族の家事スケジュールを書き込み、自分の仕事を山のように書き込んで、ひとり悦に入っていた。
文字どおりの一人暮らしとなり、一日24時間が自由に使えるようになり老境にも至り、さて、今日はナニをしたかといえば、庭のキーウィの縦横に伸びた枝を剪定し、玄関前の車寄せに作った故猫・みるくの墓に霜よけの枯れ葉を敷き詰めたほかは、自分の食事の支度をしたのみ。
ブランチの主菜は、卵焼き器に温めたコンソメスープを張り、冷凍庫に残っていたハンバーグに、生大豆とプチトマトを付け合わせて煮込んでみた。 ご存じですか? トマトに熱を加えると栄養成分が吸収されやすくなるのです。
トマトの赤み成分である「リコペン」は、高い抗酸化作用を持ち、生活習慣病の予防に役立つ栄養素とされる。 このリコペン、強固な細胞壁を持つため、生のまま食べると栄養素を吸収できないけれど、加熱調理をして食べることで細胞壁がやわらかくなり、吸収されやすくなるというのだから、とりわけ冬には過熱調理がおすすめだ。 高栄養価のほか食感も良し旨味も増し、良いことづくめのトマト。 嬉しいね♪
病友・陶友の雪ちゃんに素敵な彼氏さんができ、野菜作りが趣味のひとつとかで、このほど葉菜を頂戴した。 優しい水菜の一株は細かく刻んで冷蔵庫のアリ物を取り合わせて、決め手のソースに悩んだけれど、結局、マヨネポン酢に落ち着いた。 見た目は綺麗さに欠けるけれど、水菜のほかに、絹漉し豆腐、アボカド、リンゴ、炒めたウィンナーに乾煎りしらす。 水菜以外は冷蔵庫のアリものの取り合わせだけれど、栄養的には、ビタミン、蛋白質、ミネラル、フラボノイド満載の一鉢で、これで今日一日頑張れる、という確信につながる。
およそ料理は、目で食べ食感で食べ、味で食べるものだけれど、さくら♪の場合は、頭でもいただく。 なので、毎日の食卓づくりは頭の体操も兼ね、認知症予防にもなるかと。 あ、なりませんか? それは、失礼しました。
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