10月24日(土) 晴
朝から冷たい風が足早に吹き抜け、Newsで「木枯らし1号が吹いた」と知った。
とつぜん、宮沢賢治の『風の又三郎』の序文が口をついて出た。
「どっどど どどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ すっぱいかりんも吹きとばせ
どっどど どどうど どどうど どどう」
それから、「(中略)さわやかな九月一日の朝でした。青ぞらで風がどうと鳴り、日光は運動場いっぱいでした」と続くくだりも思い出し、「まったく、表現どおりの今日の朝。」とつぶやいたところへ、ご近所の前川氏が来てくださって、「松の剪定、しようか?」って。
”前川又三郎”さんは、楽しそうに鋏を鳴らして前栽の松の木の剪定を始めてくださった。
【使用前、使用後】のような、前栽の松の木!
前川さんに庭を託し、富貴ヶ丘三期にある「なごみ」の接遇ボランティアに行く。
今日は、隣接する富貴の森こども園の運動会で、幼い子たちがマスゲームやかけっこに一生懸命だ。
幼い子どもたちの、いのち輝く公園広場には、青い空、白い雲、木枯らし1号!
夕方、シマダさんが来てくださって、熟れたミカンをくださった。
「たくさん買ったの、氣にせんといてね。 娘が仕事先でお安く買ったの」、「氣にしますぅ。 でも、ありがとうございます!」
昨日、友人に引き取りを断られたWサイズの賭け布団は、捨てる前に試しにかけてみたら、案外軽くて捨てられなくなり、結局昨夜からかけて寝ている。
ケチだねぇ、私は!
ずっと気温が高かった九州ですが、昨日は結構、肌寒く感じました。
10月下旬になって、ようやく秋だなぁと実感しています。