さて、福島に来たついで(?)というわけで、なかばワタクシの独断と偏見で、日曜日は白虎隊の資料館へ。お正月のドラマで使われてた、あの場所ですね(笑)。
ドラマの効果か、もともと歴史ファンが立ち寄る場所なのか、わりと観光客は多かったです。色んな資料が展示してある中で目をひいたのは、白虎隊の人達が実際に歩いたと思われる道筋の地図。猪苗代湖という湖の近くに布陣していた隊が、飯盛山まで戻って来た道がしるされているのですが。猪苗代湖付近から、白虎隊の方々が亡くなったこの資料館近くまでの道のりって、かなり距離があるんですよ。いくら昔の人の交通手段が主に自分の足、というにしても、、、私達が今朝、車で来たこの距離を、天候の悪い中、子供達の足で歩いて来るのを想像したら、とてもいたたまれない気分になりました(><)。
資料館の近くには、例の水路の出口もありました。そんなに深さはなさそげに見えましたが、真っ暗な中延々と服を着たまま歩くのは、やっぱり大変そうな感じでしたよ。
ドラマでも女性の方が兵士として活躍していましたが、娘子(じょうし)軍というのが組織されて、20名ぐらいの方々が頑張って戦いに参加していたみたいですね。その他、お城に籠城していた女性も、500人ぐらいいたそうです。
ちょっと「おお!」と感心したのは、会津は藩校の教育が盛んだったせいか優秀な人材も多く、明治以降、大学の創始者になった方もいたようで。官軍には負けましたが、藩での教育や思想はカタチを変えて、色んな所に引き継がれていったんだろうなって思いました。
そうそう、展示の中に混じって、「白虎隊」の脚本を書かれた内館さん、出演されていた伊東さん、そして大河ドラマ「新選組!」の絡みで来館したと思われる堺さんのサイン色紙が飾ってありましたよ(^^)
そして、新選組の局長だった近藤さんの子孫の方も来館された事があるらしく。近藤さんの鉢がねなんかも飾ってありました。
亡くなった隊士のお墓は、今は鶴ガ城の方を向いて建てられています。
あの時代の人達が、現代の人の暮らしを見てどー思うのか謎ですが、頑張って生きてた彼等に恥じないようにしないとねって思いました。
あ、クマと酒井峰治の銅像もちゃんとありましたよvv
会津方面に行く機会のある方は、気が向かれましたら是非どーぞー。