「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

再びの、じんつう体験航海へ!! ~イベント編 その1~

2015年08月14日 | 海上自衛隊

さて、出港してしばらくは、操縦室にいたのですが、


「ただいまより、内火艇を収容します」


というアナウンスが入り、操縦室を飛び出ました。


すぐ近くの科員食堂で、グッズを販売している海曹さんに、


「内火艇、どこで収容しているんですか


と訪ねたら、


「ここから、上がるといいですよ。・・・ん~でも間に合うかなぁ・・・」


と言われたので、


「ええっありがとうございます


と速攻で出たのだけど、もう、上がってた・・・




海水で濡れた部分が、作業完了を告げていました・・・。


残念







気を取り直して艦橋に上がります。




この日は、乗員さんたちのご家族がメインなので、


3ヶ月くらいの赤ちゃんを抱っこした、パパ海自さんの姿がちらほら


なんか、微笑ましいですね


小学生くらいのお子さんは、


隊司令の席に座らせてもらっての撮影会が行われていました


この時、パパさん(部下さん)たちの、遠慮がちな感じが、


微笑ましいような笑いを誘うような、で客観的に見ている分には何気におもしろかったです(笑)







さて、しばらくするとお馴染みの、主砲やアスロック、CIWSのデモが行われました。


これは、もう行かずに艦橋にずっといたので、


この時に私はようやく、松本艦長とのご挨拶が叶いました


すっごく、おもしろい方です


真面目なお顔で、しれっとおもしろい事を言われるタイプなので、その度にツボる私(笑)


お話中、ずっと笑ってました~


楽しい方で、きっと、人を楽しませたり喜ばせたりするのが、大好きな方なんだと感じました


なので、この日はデモンストレーションが盛りだくさんで、


この後、サンドレットの投擲も行われました


初めてですよサンドレット


艦首の「タイタニックするとこ(←おい)」で行われる、


サンドレットとは、艦から艦へ、または艦から岸壁に太いロープやワイヤーを渡す時に、


最初に渡す重りのついた細いロープを、ぶんぶん回して、となりの艦に投げる、


という、海の男ここにありな技です。


なんでも、ここは、海が荒れているときなんか立ってるだけでも怖いのに、


そんなとこで、重りのついたロープをぐるぐる回して投げる、という荒技を行うので、


ここに立つ者は、勇者と称えらると聞き及んでいます


ちなみに、同じ隊内で訓練をする時に、競技会(?)が行われるそうなのですが、


じんつうは、結構成績がいいとのことです


・・・で・・・



これが、まさにやっているとこなんですけど、遠くてすみません


投げる人と、海に投げ入れたロープを回収する人とで構成されているみたいで、


競技は、10回投げて、それが決まったところにちゃんと当たる(届く?)かどうかを競い、


10回投げる割に、ロープは4本しかないので、この回収のスピードと練度が重要なんだそう。


マイナス査定で、当たるかどうかが競われ、共に10回とも全て当たった場合は、その時間を競うんだそうです。


そして、私、同じ人がずっと投げているのだと思っていたのですが、一回投げるごとに交代するチームプレーなんですね~。


で、これがそのサンドレット↑


全然見えない中でシャッターを切ったので、奇跡の1枚です(笑)


海面が光って美しい・・・


見学中、偶然後ろに「名人」と呼ばれる海曹さん(若い)・・・ワイルド系のイケメンパパさんが立っていました。


「コツは何なんですか?」


「おもいっきり振り回すことですね」


・・・なるほど・・・簡にして要を得ているシンプルな回答をありがとうございます


この後、暑さがすさまじかったので、艦橋に戻りました。



艦橋から見た、向後崎です。


まだまだ、体験航海は続きます。