「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

はるゆきくんの最後のお色直し

2013年11月29日 | 海上自衛隊
しばらく、ブログの更新ができず、申し訳ございませんでした。


先日、お友だちと、佐世保に「じんつう」の一般公開に行ってきました♪


・・・ってっ書く予定から、早一週間・・・本当にすみません






午後イチで倉島に行く前に、


腹ごしらえで、「ふくろう」という名前のカレー屋さん(というか居酒屋)


に行くことにしました。


元・くらまの給養員長(つまり料理長)さんがされてるお店


佐世保では結構有名な、海軍カレーのお店なんだそう


って、ことでもちろん、海軍カレーを頂きました♪





これは、ライスは国土(!)ルーは海、じゃがいもは(どこの?(笑))さやえんどうは護衛艦を表しているのだそうです。


かわいい~~~♪


ちなみに、こちら、サラダもついてなんと500円ですよ


いうまでもありませんが、めっちゃおいしいです


ガラムマサラがきいている感じなので、多少好みはあるかもですね~。


私は好きです





さて、腹ごしらえも済ませたところで、倉島へGO!


受付をすませて、岸壁に向かうと…





3隻並んでいるではないの~


手前から、いそゆきくん → はるゆきくん → じんつうくん(←今回の一般公開当番艦…小さいので見えません


こういう時、ラッキーって思うのよね。


だってさ、一般公開の艦が一番奥なのだから、


いそゆきとはるゆきを通っていくわけだから、3つの艦に乗れるなんてラッキーなのと。


ちなみに、はるゆきくんは、この日長い航海を終えて帰ってきたばかりだったので、


思わず、


「はるゆきくんおかえりぃ~~~」


と叫ぶ二人(笑)


うきうきでまず、いそゆきくんに乗り込んで、次いではるゆきくんを通過





これももう、見られないのですね…(涙)


そして、じんつうへ。


…なんだけども、甲板に向かっても、私たち二人ははるゆきくんが気になって仕方がない。


だってだって、となりのはるゆきくんでは、最後の塗装作業が行われているんだもの!!!!





その様子を、じんつうから眺める二人の女(笑)


はっきり言っておくが、別に塗装作業をしている自衛官に興味があるのではなく、


最後の塗装をしている、まさにその行為に興味と一抹の淋しさを抱えつつ眺めていたわけで、


だいぶ、変な女二人だと言える(笑)


まぁ、だいたい二人ともいせになんども乗っているし、護衛艦にも載っているわけだから、


別にじんつう自体に興味と目的を持ってきたわけじゃないんですよ(←ヒドイ


言うなれば、ただひとえに、艦上にいたい…そんな理由なのよね~。


そんなことを言うと、また、海上自衛官から


「どうして海自に入ってくれなかったんですか?!」とか言われそうだわぁ…(笑)(←よく言われるのよね)


いつまでも、塗装を眺めていても仕方がないので、


護衛艦訪問のお・や・く・そ・く


溺者くんの溺写メコーナーですよ(笑)


お友達が、


「じんつうはイケメン多いんですよ


というから、よし、それならイケメン捕まえて


「すみませ~ん、溺者ってどこにいますかぁ?


と聞こうと画策…したの…だがしかし


いかんせん、イケメンがいない


私「イケメン、いないじゃん…」(←なにしに来たん?)


友「いませんねぇ…」


私「こうなったら、せめて面白い人捕まえよう。つまんない人捕まえたら最悪だから」(←ほんとに何しに来たんだ?!)


とか言いながら歩いていると、


ん?????


私「あ、溺者いた


…ちっ…自力で見つけちゃったよ…





友「あ~、かんおけに入れられてますねぇ…」


うん。


お顔が見えない…。


っていうか、顔をあえて見せないようにしているあたり、


アヤシイ…(笑)絶対アヤシイ…。


さては、お客様にとても見せられないような代物だな?!と推察。(←推察じゃなく妄想だろ?)


まぁ、縛り方は普通だとお見受け。(←コラ!)


だって、


北海道の某海自ファンから投稿頂いた、みょうこうくんの溺写メ…


ちょっとそれは、みょうこうの品格が疑われかねない縛り方でした(笑)


これ(笑)↓↓↓↓


みょうこうくん・・・(笑)


なんのことか分からない、心が清い方は流してください…。


大爆笑したそこのあなたは、大人で無駄な知識があるのだということで(笑)


ってことで、ほら、溺者をみたら、その艦の品格がわかるでしょ?


ちなみに、この溺者くん、そもそもどんなお役目なのかというと、


名前のとおり、溺れた人に見立てた人形なので、


訓練では、海に落ちた彼をレスキューするのだけど、その際、


いい年した大人たちが、艦上から溺者くんに向かって、


「お~いがんばれ~もう少しだぁ~


とか声をかけるだそう。


訓練なので至って真面目なのですけど、傍から見ると(聞くと)とても面白い光景ですねぇ。


一度見てみたいけど、真面目な訓練なのに、一人でニヤニヤしそうだからなぁ。


・・・しかし、海自ファンのブログって多いけど、


溺者でここまで語るブログって他にあるんだろうか?







溺者の顔が見えないことに、不満たらたらで歩いていると、


今度は、11時方向上部に大量のほうきを発見




これでみなさん、毎日この甲板を掃除しているんだなぁ、と


しみじみします。


こんな写真ばかりとっていると、お友達が、


「みね姉さんって、ほんとに変なもの好きなんですねぇ」


と言った(笑)


うん、好き。


たぶん、艦の見学に来て、およそ無視されるようなものに反応する私。


あとは、これ・・・っていうか、ココ。





ココが何か、一目でわかったあなたは、かなりの護衛艦ツウですな。


ここは、通路のザラザラです。


以前紹介した、殺傷力すさまじい(笑)「艦艇見学守則」で出てきた、




この「砂のまいてあるところ」とは、ここのことです。


この時にも書きましたが、ここはデフォルトでザラザラになっているのではなく、


乗組員たち自らの手で、このようにザラザラの滑り止めをつくっているのです。


ですので、艦艇見学の際は、こうした見えない自衛官の努力も見ていただけるといいなぁと思います。






そうしてほどなく一周しそうな時、はるゆきくんが見えると、


やっぱり、二人ともはるゆきくんが気になる・・・。


じんつうくんには、悪いんだけど、やっぱ、はるゆきくんLOVE


見ると、はるゆきの船員さんが、ここでもお一人でペンキ塗りをしていらした。


その様子を、二人で眺めて思わず、


「おつかれさまです~(*´▽`*)」(←満面の笑み)


とお声がけ、さらに、


「おかえりなさ~い(*´∀`*)」


作業中の方、とってもいい笑顔で


「ありがとうございます」


と答えてくれました。


ペンキ塗りの様子を、しばし眺めていると、


コード線のような、非常に細かいところまで塗っているではないですか





「そんな細かいところまで塗るんですか?!」


「はい。もうすぐ最後の出航(うん、知ってる)なのですけど、やはり塗らないわけにはいかないので・・・」


と。


本当に、はるゆきは、なにかにつけ「最後の」という枕詞がついてしまいます。


そして、それももう終わってしまいます。


初めての体験航海の艦であり、


そのあとも交流をさせていただいた、思い出深い艦なので、


寂しさと残念さがひとしおです。


ですが、退役間近でも、それを感じさせないほどキレイな艦だったのは、


こうして、乗組員さんたちの手で、丁寧にお手入れされてきたからなのだということを、実感しました。


帰ってきたはるゆきくんに再会できた時は、


「お疲れ様でした」


と声をかけに行きたいです。


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