日本共産党「カクサン部!」のポーケン師匠じゃ。 日本共産党の立党の精神は、「国民の苦難軽減」じゃ。創立92年、日本の政党のなかでいちばん長い歴史をもっておるのじゃよ。 党員は、全国に約30万5千人。国会議員は衆議院8人、参議院11人じゃ。地方議員が約2700人おる。共産党が発行する「しんぶん赤旗」(日刊紙・日曜版)読者が約124万1千人じゃ。 |
小林多喜二と小説『蟹工船』 |
日本共産党は1922年7月15日、8人でスタートしたのじゃ。
日本共産党は、侵略戦争に反対をつらぬいた唯一の政党じゃ。そして天皇絶対の世の中で、堂々と国民主権をかかげたのじゃ。こうした主張のために「治安維持法」で大弾圧をうけることになった。
弾圧のなかで、少なくない党員が命をおとした。小説『蟹工船』の作者、小林多喜二も、節をまげず命をかけてたたかいぬいた共産党員の一人じゃ。多喜二は、スパイの手引きで逮捕され、特高警察に虐殺された。29歳じゃった。
戦後、大政翼賛会に合流し戦争を推進した政党が、名前を変えて出発するなか、侵略戦争に反対をつらぬいた「日本共産党」は名前を変えずに堂々と活動を再開したのじゃ。
先輩たちが命がけでかかげつづけた国民主権は、いまの憲法に結実しておる。
日本共産党は、職場や地域、学園に「支部」をつくって、「国民の苦難軽減」「世の中をよくしたい」と活動しておるのじゃ。全国に2万の支部がある。草の根で国民としっかりむすびついておるのじゃ。
子どもの医療費無料化や地域の経済対策からカーブミラー設置まで、地方議員と党支部が住民の方々と協力して実現しておる。
東日本大震災では、草の根のネットワークを生かしてボランティア活動をしておる。支援物資を集めたり、被災地での無料市の開催など、継続的に支援をおこなっておるのじゃ。
「共産党」というと、中国や崩壊した旧ソ連の共産党と一緒じゃと思っておる人もおると思う。
実は、日本共産党は、ソ連からは「ソ連の手先になれ」、中国の毛沢東派からは「中国と同じ方法で革命をおこせ」など、不当な干渉をうけたことがあるのじゃよ。それをはねのけてきたのが日本共産党じゃ。
結局、旧ソ連の横暴とは30年にわたって対決しておった。ソ連が崩壊したときに「歴史の進歩を妨げてきた巨悪が崩壊した」「もろ手を挙げて歓迎する」と、声明を発表したんじゃよ。
どんなに大きな国だろうと「おかしいことはおかしい!」とはねのけて、いいなりにならない。他の国をモデルにするのではなく、自分たちで考えて活動する。日本共産党は、自主独立の党なのじゃ。
日本共産党の財政を支えておるのは、党員の党費、個人からの寄付、「しんぶん赤旗」の購読料じゃ。政党助成金はうけとっておらん。
だいたい政党助成金は、国民の税金なんじゃ。収入の9割以上を政党助成金に依存しておる政党もあるが、これでは「国営政党」ではないか。
日本共産党は、企業・団体献金もうけとっておらん。草の根で国民とむすびついた「浄財」で活動しておるから、国民の立場に立った方針をつらぬくことができるのじゃ。
各地で宣伝行動
憲法記念日に宣伝 戦争する国づくりストップ 新潟市中央区鳥屋野支部
安倍政権の集団的自衛権行使容認など戦争をする国づくりをストップさせようと、憲法記念日の3日、新潟市中央区の鳥屋野(とやの)支部は地域でハンドマイク宣伝を行いました。 続きを見る→
各地で「集い」を開いています
岩手宮古市 市議選勝利へ「集い」3人入党 「自共対決」を実感した
「〝自共対決〟の情勢を実感する場となりました」と、岩手県宮古地区委員長の田中尚(たかし)宮古市議候補は語ります。4月の市議選勝利へ大きな節にしようと21日に地区が開いた「早春のつどい」で、参加者3人が入党を決意しました。 続きを見る→
党員はこんなことをしています
・ 党員は、職場、地域、学園などいずれかの支部に所属し、その一員として活動します。
・ 支部は、それぞれの職場、地域、学園などで党を代表して活動します。まわりの人びとの利益のためにどんな活動をしていくのか、どんな党をつくるのか――支部の党員がみんなで相談し、方針や計画をもち、分担して活動します。
・ 党員はつぎの四つのことを大切にして活動します(「四つの大切」)。
○ 「しんぶん赤旗」(日刊紙・日曜版)を読む
○ 支部会議に参加する
○ 学習につとめ活動に参加する
○ 党費(実収入の一パーセント)をきちんと納める
旧ソ連、中国と同じ? | |
旧ソ連の日本の運動への干渉や、他国への侵略などとたたかい続け、中国指導部に対して、将来の政治制度の問題について、率直に意見を伝えてきました。旧ソ連型の政治体制は絶対にとらないことを綱領で宣言しています。 |
党創立91周年記念講演から テキストはこちら
党名を変えないわけは? | |
ぶれない、筋を通すということの象徴――「反戦平和」「国民主権」の旗を命がけで守り抜いてきた不屈の歴史と未来を展望する名前です。 |
党創立91周年記念講演から テキストはこちら