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武力衝突あってはならぬ 北朝鮮問題 韓国大統領が施政方針演説

2017-11-02 | 戦争のない平和な世界を

韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は1日、北朝鮮の核問題について米軍による一方的な軍事攻撃に反対し、平和的な解決に全力を尽くす考えを改めて表明しました。ソウルの国会で行われた施政方針演説で明らかにしました。

 文氏は、平和を守ることが「憲法が大統領に付与した責務だ」と述べ、朝鮮半島の平和のための五つの原則を列挙しました。第1の原則「平和定着」の中で、「いかなる場合にも朝鮮半島で武力衝突はあってはならない。朝鮮半島では韓国の事前同意のない軍事的行動はあり得ない」と力説。米国のトランプ大統領の韓国訪問を前に、一方的な軍事行動には同意しない立場を改めて示しました。

 文氏はまた、韓国と北朝鮮が署名した朝鮮半島の非核化宣言(1991年)に言及し、「北朝鮮の核保有国としての地位は容認も認定もできない」と明言し、北朝鮮による挑発に対しては「断固として対応する」として米韓同盟の重要性にも触れました。

 北朝鮮問題の「平和的解決」を強調し、「制裁と圧力は北朝鮮を正しい選択と対話の場に引き出すための手段だ」と語りました。

 文氏はこの問題の最後に、「国民を保護し、平和な朝鮮半島を実現するために、なし得るあらゆることに全力を尽くす」と決意を述べるとともに、国会に対して「超党派的な協調」を呼び掛けました。


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