首都圏反原発連合(反原連)は13日、首相官邸前抗議を行いました。この冬一番の冷え込みのなか、参加者は「原発やめろ」「安倍はやめろ」「再稼働反対」とコールしました。
初めて参加した東京都多摩市の男性(24)=飲食店アルバイト=は「最近メディアで原発を扱っていないなと思ってきた。原発ゼロのとき電気は間に合っていたし、原発は危ないので、もう必要ないと思う。これだけ反対している人がいるのだから、政府 . . . 本文を読む
新潟県の米山隆一知事は5日、就任後初めて東京電力の数土(すど)文夫会長、広瀬直己社長と会談しました。米山知事は、知事選で公約した通り、柏崎刈羽(かしわざきかりわ)原発再稼働について改めて、認められないと力説しました。
米山知事は、福島原発事故の原因、健康や生活への影響、安全な避難方法の三つについて徹底検証が終わるまで、「県民の命と暮らしを守ることが最優先の責務である知事として、再稼働の議論は . . . 本文を読む
極めて強い放射線を出す使用済み核燃料や高レベル放射性廃棄物を扱う日本原子力研究開発機構の東海再処理施設(茨城県東海村)を日本共産党の国会議員団らが26日、視察しました。梅村さえこ、塩川鉄也、畑野君枝の各衆院議員、大内くみ子・党県副委員長(衆院比例・茨城1区予定候補)、党県議、東海村議、那珂市議らが参加しました。
同施設は2014年に廃止を決定。しかし、2年経過しても具体的な計画が示されず、漏 . . . 本文を読む
政府は21日、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の廃炉を正式に決定しました。一方で、使用済み核燃料の再利用を目指す核燃料サイクル政策は維持し、もんじゅに代わる高速炉の開発を続けることも原子力関係閣僚会議で決定しました。
もんじゅは1994年に初臨界を達成したものの、95年にナトリウム漏れ事故を起こすなどトラブルが相次ぎ、運転はわずか250日。これまで1兆円が投じら . . . 本文を読む
政府は20日、東京電力福島第1原発の廃炉や損害賠償・除染など21・5兆円ともされる膨大な事故費用をめぐって、電気料金の値上げや税金投入で国民に負担を転嫁する方針を決めました。東電と原発の救済・延命をはかるもので、国民の批判は必至です。
従来想定より増えた賠償費用2・4兆円について、原発を持たない新電力も含めて、利用者の電気料金(大手電力会社の送配電網の使用料=託送料金)に上乗せして回収するな . . . 本文を読む
米海兵隊垂直離着陸機MV22オスプレイが沖縄県名護市の浅瀬に墜落した事故に抗議する緊急集会が17日、米軍オスプレイパッド(着陸帯)建設が進む東村高江と、辺野古新基地建設工事の再開が狙われる米軍キャンプ・シュワブゲート前で開かれました。
(写真)オスプレイ墜落事故に抗議し、着陸帯工事中止を求める人たち=17日、沖縄県東村
オール沖縄でオスプレイ配備撤回を求 . . . 本文を読む
東京電力など大手の電力会社が原子力発電所や石炭火力発電所などで発電した電力を、原発などを持たない「新電力」に売り渡す「ベースロード電源市場」創設の動きが本格化しています。経済産業省が検討してきたもので、「新電力」に電力を供給することを口実に、原発を温存し、同時に「新電力」にも原発事故の処理費用を分担させる狙いです。東京電力福島第1原発事故に伴う廃炉や除染、賠償などの負担は巨額に上ると見積もられて . . . 本文を読む
東京電力福島第1原発事故の賠償や除染、廃炉などの費用をどう賄うか検討してきた経済産業省が、国の支援を拡大するとともに、消費者の電気料金や原発を持ったことがない「新電力」にも負担を求める方針を打ち出しました。事故を起こした東電の責任はあいまいにして、なし崩しで国民の負担を拡大するのは許されません。経産省は事故処理の費用を全体で約21・5兆円ともくろんでいますがそれだけで済まない可能性もあり、安易な . . . 本文を読む
電力会社の労働組合である電力総連が「原発再稼働の促進」「もんじゅ活用」「原子力規制行政の刷新」などを求める署名を全国の加盟単組の組合員に呼びかけていることが10日までに、赤旗紙の調べで分かりました。労働者らからは「電力総連が原発推進署名を集めるなんて聞いたことがない」「異常だ」と批判があがっています
(写真)原発再稼働促進などを求めた集会=1日、都内
署 . . . 本文を読む
東京電力福島第1原発3号機原子炉で溶けた核燃料(デブリ)を冷却するための注水が5日午前10時すぎから約1時間にわたって停止しました。別の注水ポンプで注水を再開しました。東電が同日、発表しました。
東電は、注水停止からしばらく事態を把握できず、自治体などに通報が必要な重大事態だと判断したのは約30分後でした。
原因について東電は、4号機タービン建屋で点検中の作業員がよろめき、注水ポンプのス . . . 本文を読む