年度末です。
別れと出会いの季節ですが、学年が上がるとクラスが変わる。
もしくは新一年生とかになると、環境がガラッと変わる。
楽しみにしている子も不安を抱いている子もいるでしょう。
我が家の次女は、
「お腹が痛い」
と、よく言います。
これは別に彼女が胃腸が弱いとかではなく、甘えたいときの言葉です。
私は子供の頃から胃腸があまり強くないので分かります。
お腹が痛いときは、体を伸ばすことができません。
横になっていても、足をまっすぐにして寝ているなんて無理です。
でも彼女はそれが平気でできるのです。
だから本当に痛いわけではないんだな、と思っています。
私にはあまり記憶がないのですが、多分彼女がもっと小さかったとき、お腹が痛くなったときに、ずっとお腹を擦ってあげたことがあったのだと思います。
自分がお腹が痛いときにそうやってやり過ごしてきたので、子供にもそう教えているし、次女はまだ小さいので私がそうしてあげたはずです。
次女は上の二人に比べると、三倍も四倍も甘えん坊なのですが、それに見合うように甘えさせてやっているかと聞かれたら、ちょっと私もあまり自信のある返事はできません。
それでも彼女は彼女なりに頑張って、我慢するところは我慢してくれていると思うのですが、それがちょっと大きくなってくると、
『お腹が痛い』
ということになるのでしょう。
そうなると、私は彼女のそばにずっとついてお腹を擦ってあげるからです。
下痢もしないし、嘔吐もしない。
普通にご飯も食べるし、擦ってあげれば笑顔も見せる。
きょうだいの中で一番甘えん坊の彼女の、寂しいのサインなんだなァ、と思います。
これが本当の病気にならないように、子供のサインを見つけていくようにしないとなァ、と思います。